六日の水曜日、お仕事の最中に、ふと夕刊に目が止まりました。
「しあわせ運べるように」作者-臼井さん退職へ」
臼井先生は、阪神大震災で被災され、当時勤務されていた吾妻小学校で避難生活をされているときに、今も歌い継がれる「しあわせ運べるように」を、作られたそうです。
先生が御蔵小学校に転任されてきたとき、娘は小学二年生になったところで、音楽を通じて臼井先生から沢山のことを学んだと、今でもたまに小学生の時代の話になると、音楽の時間を思い出すそうで、学校から近隣の介護施設等に「しあわせ運ぶ天使の歌声合唱団」としてクラス全員で歌を歌いに行ったことや、リズム感を養うためにダンスみたいなフリを取り入れたり、授業参観でも先生自ら躍りながら楽しそうに音楽を教える姿を今でも覚えています😀
そんな先生も、定年を迎えられ退職されるのですね。。
先生がこの世に産み出した「しあわせ運べるように」は、これからもずっと後世に歌い継がれていくでしょう。
被災して、どうすることもできない現実を目の当たりにして、言葉にできない悲しみと不安に苛まれていた時に、学校の講堂で子供達の歌声を聴かせていただいたとき、何故か涙が溢れて止まらなかったことを覚えています。
臼井先生、お疲れさまでした💐
先生が被災した神戸の街に幸せという灯りをを歌とともに運んでくれました。
これからもその灯りを絶やさないように、後世に歌い継がれますように。。