ぶうちん村、風わたる。

風の吹くまま、気の向くままなんて、なかなかできませんが、楽しみを見つけながら過ごしたいものです。

国鉄・宮之城線の今  185

2010年01月19日 23時34分11秒 | Weblog
 消防倉庫を過ぎると、久富木川にかかっていた鉄橋まではすぐです。

 けっこう、しっかりと見えるのが久富木川北岸の橋台です。
 ここは、晩秋になってから、地元の方々でしょうか、私の腰の丈を超えていた雑草を全て除草していました。

 私のような人間にとっては大歓迎、とてもうれしい限りです。


 はるか後方には藺牟田池外輪山も見えますね。
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国鉄・宮之城線の今  184

2010年01月19日 23時28分18秒 | Weblog
 腕木式信号機のある場所から道路に沿って進むと正面に現れるのが、消防の倉庫です。
 
 これは、かつてはありませんでした。


 ただ、残念なのが、盛り土がかなり削り取られていることです。
ここは巨大な築堤のカーブが見渡せるポイントだったからです。今では想像するしかありません。(ToT)
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国鉄・宮之城線の今  183

2010年01月19日 23時20分20秒 | Weblog
 これが腕木式信号機の最接近画像です。

 駅構内への進入に当たって、赤なら待て、青なら入れということを表しているようです。
 もちろんこれは駅舎からの手動によって操作されます。

 以前もここは美しい景色だと申しましたが、左へのカーブは半径402mという巨大なものです。
 さらに、現在では削り取られているものの、大きな築堤があり、カーブによる水平の美、築堤による上下の美を兼ね備えていました。

 
 私は「銀河鉄道999」を見て育った世代ですが、999が主人公・鉄郎の乗っている車両から先頭車両を眺めるシーンに美を感じたものです。それが、ここにはあります。
 
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国鉄・宮之城線の今  182

2010年01月19日 22時46分23秒 | Weblog
 唐突に開放的な空間へ飛び出した道路の写真が181でしたが、今回はその道路のちょっと先にある交差点に近寄ってみました。
 
 す、すると、181の写真にも写ってはいたのですが、鉄道遺構ともいうべき物がしっかりと写っています。
 そうです、腕木式信号機です。

 
 川内駅を出発して以来、ルート上に残されている腕木式信号機としては、楠元駅以来です。ただし、楠元駅もでしたが、ここもまた移設されたもののようです。
 というのも、そもそも、この腕木式信号機は駅の構内の前後にあるものだからです。薩摩山崎駅まではずいぶんと距離があります。

 腕木式信号機は1956(昭和31)年の参宮線六軒事故をきっかけに色灯式信号機への置き換えが進められます。薩摩山崎駅の信号機がいつまで現役として使用されたのかは分かりませんが、置き換えの理由が、列車の本数の多さなどによることを考えれば、もしかすると、廃線当時まで使われていたのかもしれません。
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