ぶうちん村、風わたる。

風の吹くまま、気の向くままなんて、なかなかできませんが、楽しみを見つけながら過ごしたいものです。

台風一過・・・・・とびこんできたのは悲しい現実

2014年07月09日 21時02分58秒 | Weblog
 台風が過ぎ去った後の吹き返しはなく、以前として南西からの風が吹き続けた沖永良部島です。
 午前中は、時折激しい雨と雷が残りましたが、午後は少しずつ収まってきました。

 夕べから15時間半続いた停電からやっと解放されました。
 冷蔵庫の中の食品のダメージはなく、今夜はいつもの夜を過ごせています。



 さて、今週末は与和の浜でのウミガメの産卵観察会を楽しみにしていたのですが、産卵どころではないニュースが届きました。
 与和の浜のウミガメの卵がほぼ全滅とのこと。

 何が起こったのか訳が分からず、仕事が終わったら、夕方18時を過ぎて薄暗くなりつつあった時間帯でしたが、与和の浜へ向かいました。


 車を停めて、浜へ下ります。
 砂浜が一望できるポイントまで下りて、わが目を疑いました。

 まず、いつもの様子をみてください。
 

 ちょっと浜に出ます。
 


 ところが・・・・・
 

 砂浜に広がっていた鮮やかな緑は、ちぢれています。
 周囲の様子からここよりも高い所まで波が押し寄せたことがうかがえました。
 「ゴミのライン」ができています。

 そして、砂浜のボリュームもかなり落ちています。
 去年、観察会の時に産卵された辺りの砂はかなり低くなっています。
 大雨の時だけできる川が2mほど深い谷間を作っています。
 卵は流されてしまったのでしょう。

 そして、美しいリーフ内の海は赤茶けた色水になっていました。
 

 こんな状態の海を通って、産卵に上陸するのかどうか分かりませんが、自然現象とはいえ、残念でなりません。
コメント
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