










ヘルパーさんが母にお線香を上げに来てくださいました。
おはようございます。
実家に帰省中に、介護をしてくださったヘルパーさんが
母にお線香を上げに来てくださいました。
それぞれの車でいらして、庭に1台入り、
2台、3台と続いてびっくりしました。
お世話になったヘルパーさんたちの姿を見たら
いきなり、涙が溢れてしまいました。
母もきっと、感謝をしていることでしょう。
長い年月、ありがとうございました。
母が1回目の大腿骨転子部骨折をしたのは、10年ほど前です。
その頃から関わってくださっているヘルパーさんです。
食事介助、トイレまでの誘導などをお世話していただきました。
2回目の大腿骨転子部骨折が大きく、生活の質を低下させてしまいました。
手術も大変時間がかかり、予後も改善が見られません。
リハビリも功を奏しませんでした。
自宅での生活を切に希望していた母。
母の希望に沿って、寝たきり状態に近い状態で
4年間の自宅介護がスタートしました。
2年半前に嚥下困難で救急車で運ばれ、しゃべることができなくなり
胃ろうの増設手術を行いました。
意思疎通ができない中での介護は辛かったです。
そんなことを思い出した日です。
母も左右の大腿骨にボルトが入り、手足も動かせず
胃ろうからの栄養剤の食事、しゃべることもできない状態でよく
2年半も頑張ってくれました。
重い肉体を脱ぎ捨てて、さぞ、軽くなったことでしょう。
母の旅立ちは、肉体の苦しみからの旅立ちです。
皆さん、よい一日をお過ごしください。
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