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母がしゃべってくれません・・・
おはようございます。
いつだったか、とても豪華な旅館を予約しました。
15階建ての旅館で、本館、別館ととても入り組んでいます。
15092号室のカギを持っています。
スタッフの人に尋ねても、なかなか辿り着きません。
走り回っているのに、一向に自分の部屋が見つかりません。
あっ、母がいます。
「お母さん、どうしてここにいるの?」
「部屋に辿り着かないので、お母さんの部屋で休んでもいい?」
母は、しゃべってくれません。
「お母さんたら・・・どうしたの。娘だよ・・・」
とうとう自分の部屋には辿り着けませんでした。
すると、場面は変わり、そこには、黄色い蝶々が飛んでいます。
「もしかして、お母さんなの?」
蝶々は、「そう!」と返事をするかのように踊りながら飛んでいます。
私はやっと母に会えた喜びで涙があふれました。
夢から覚めた私は、身体が硬直していました。
少しの放心状態です。
何という、示唆に富んだ夢なのでしょうか。
母がしゃべってくれなかったのは、
「もう、お母さんは、この世にいないのよ。」
と伝えていたように思います。
「早く悲しみを乗り越えなさい!」
と伝えているようです。
蝶々は「おかあさんだったんだよね」
そうだよね。
だって、きちんと、嬉しそうに飛んでいたでしょ。
「お母さん、また、夢で会おうね」
「この世にはもういないって、分かったから、おしゃべりだけはしてね。
「お母さんが大好き。お母さんを愛してる」
「ずっと、ずっと、傍にいてね」
そんなことを願わずにはいられません。
神様、こんな私の願いを叶えてくださいね。
皆さん、よい一日をお過ごしください。
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