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スギタケ

 長沼公園“長泉寺尾根”の枯れ木に生えていた「スギタケ(杉茸)」。モエギタケ科スギタケ属のキノコで夏~秋に広葉樹の倒木や切り株に発生する。子実体が束生し傘は円錐形から後に平たくなる。傘や柄にはささくれた鱗片が目立つ。以前は食用とされていたが現在は有毒であることがわかっており誤食すると腹痛や下痢を引き起こすようだ。
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スッポンタケ

 長沼公園“栃本尾根”の竹林に生えている「スッポンタケ(鼈茸)」。スッポンタケ科スッポンタケ属のキノコで梅雨~秋に竹林などに発生する。長さ10~15センチで先端に暗紫色の網目状の隆起があり悪臭を放つ。この臭いでハエなどを誘引し胞子を運ばせる。キノコ本体は一日で消滅する。中華料理では白い柄の部分や幼菌を食用に利用するらしい。
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エリマキツチグリ

 下柚木の雑木林に発生した「エリマキツチグリ(襟巻土栗)」。この日はこの雑木林を藪漕ぎしながらハクウンランを探しに来たが、ハクウンランより先にこれを見つけた。ハクウンランはなかなか見つからずこれを撮ったことで帰ろうかとも思ったが、改めて探し直し目的のハクウンランも見つけることができた。
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フクロツチガキ・2~長沼公園

 長沼公園“西長泉寺尾根”のやや湿った林内で見つけた「フクロツチガキ(袋土柿)」。ヒメツチグリ科ヒメツチグリ属のキノコで直径は5~6センチ。頂孔の周辺に明確な円があるがこの部分があまり明確でないものがシロツチガキになる。エリマキツチグリに似ているがエリマキツチグリは内層にエリマキのような台座がある。
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シロオニタケ・3~成菌

 長沼公園“長泉寺尾根”で見掛けた「シロオニタケ(白鬼茸)」。テングタケ科テングタケ属のキノコで夏から秋に掛けて広葉樹林や針葉樹林の林床に発生する。傘の直径は8~9センチ。成長すると20センチほどになるようだ。表面のイボが特徴だが、このイボは触ると落ち易い。写真の個体の表面でイボが少しない部分があるが、サイズを測ろうとして手で触れた部分のイボが取れてしまった。
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シロオニタケ・2~幼菌

 長沼公園“長泉寺尾根”で見つけた「シロオニタケ(白鬼茸)」。テングタケ科テングタケ属で写真は傘を広げる前の幼菌の姿。背丈は4~5センチで表面にはゴツゴツとした突起が多数ある。純白で綺麗なキノコだが誤食すると下痢や嘔吐を引き起こす。
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タマゴタケ・2~長沼公園

 長沼公園“長泉寺尾根”に出現した「タマゴタケ(卵茸)」。テングタケ科テングタケ属のキノコで夏~秋に広葉樹や針葉樹の林床に発生する。幼菌の時は白い卵状だが成長すると袋を破って赤い傘が伸びて来る。写真は地表から約4センチほどでこの後15センチほどに伸びて傘を広げる。毒々しい色だが食用になりシャキシャキとした食感が良い。
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キヌガサタケ・7~臭い(におい)

 大戸緑地で見られる「キヌガサタケ(衣笠茸)」。スッポンタケ科スッポンタケ属のキノコで竹林に発生することが多い。写真の個体は斜面に出現したため無残に倒れていた。そこで枯れ枝で支え立たせてあげた。その際にキノコを何度も触ったが、悪臭が漂い往生した。これまであまり臭いを感じたことが無かったが、レース状の付属器官が拡がり終えて萎縮が始まり臭いを発散させたようだ。臭いの表現が難しいがかなり臭い(くさい)。
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キヌガサタケ・6~終期

 スッポンタケ科スッポンタケ属の「キヌガサタケ(衣笠茸)」。梅雨時期や秋に主に竹林に発生するキノコで、初めは直径4~5センチの球体が地面に現れる。その後、早朝に先端が10~15センチ伸びその後レース状の付属器官が拡がっていく。午前10時頃にはレースが地表に到達するが、午後には委縮し始めて倒れる。写真は前日にレースを拡げた個体で根元からポッキリ折れ“女王”の面影は無い。
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キヌガサタケ・5~キノコの女王

 白いレースのドレスを纏ったような姿から“キノコの女王”と称されている「キヌガサタケ(衣笠茸)」。スッポンタケ科スッポンタケ属のキノコで竹林に発生することが多く6~7月の早朝に成熟菌蕾の膜を破って子実体が伸びレース状の菌網を拡げる。悪臭があるというが鼻を近づけて嗅いでみたがあまり臭わなかった。菌網が出始めてから地上付近まで拡がるのはわずか2~3時間で午後には委縮して倒れてしまう。これは大戸緑地のもの。
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