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シャクジョウソウ・1~開花

 大塚西公園の林縁で咲き始めた「シャクジョウソウ(錫杖草)」。ツツジ科(←ギンリョウソウ科・イチヤクソウ科)シャクジョウソウ属の多年性菌従属栄養植物で草丈は5~6センチ。咲き初めは下向きだが次第に横向きになり黄色い柱頭が見えてくる。
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イガホオズキ・1~蕾

 ナス科イガホオズキ属の「イガホオズキ(毬酸漿)」。草丈は50~60センチで北海道から九州の山地に生育する。花期は6~8月で萼片に多数の突起があるために名付けられている。写真は蕾で直径は6~7ミリ。表面には毛が密生している。これは奥高尾”一丁平”付近のもの。
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ツレサギソウ・1~奥高尾

 ラン科ツレサギソウ属の「ツレサギソウ(連鷺草)」。草丈は30~40センチで初夏に長さ2~3センチの白い花を花序あたり10~20個付ける。背萼片と側花弁の長さは8~9ミリで距は3~4センチある。この姿を鷺が連なって飛ぶ様子に見立てて名付けられたが、天使が羽を拡げているようにも見える。これは奥高尾“もみじ台南巻き道”のもの。
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オオフサモ・1~雌花

 万松寺谷戸の水田脇に繁茂している「オオフサモ(大房藻)」。アリノトウグサ科フサモ属の多年草でアマゾン地方原産。アクアリウムなどの観賞用として日本に持ち込まれたが各地で逸出し“日本の侵略的外来種ワースト100”に指定されている。雌雄異株で日本には雌株しかないようだ。5~6月に葉腋に白い柱頭の小さな花を咲かせるが結実しない。
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ウメガサソウ・1~開花

 大塚東公園の林内で見られる「ウメガサソウ(梅笠草)」。ツツジ科(←イチヤクソウ科)イチヤクソウ属の常緑低木で薄暗い林床に生育している。背丈はわずか6~7センチで草本のように見えるが茎は木質化し真冬でも常緑の葉が見られる。
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サイハイラン・3~こうせん塚

 五反田谷戸から“こうせん塚”に向かう山道で見掛けた「サイハイラン(采配蘭)」。ラン科サイハイラン属の多年草で草丈は50~60センチ。このすぐ近くにも2株開花している。5~6月に総状花序を付けひとつの花の長さは3~4センチになる。通常は1株に1枚の葉があり冬でも残っている
 ちなみにこの塚には東京都による案内板があり、それには
『スダジイの大木の根元にある塚は“こうせん婆さん”と呼ばれており、小さな石祠には“文政10年(1827年)10月施主天野勘左衛門”と刻まれている。昔、麦こがし(=香煎)にむせて死んだ老婆を祀ったもので、咳の病が治るように茶碗や封筒に茶を入れて奉納し祈願するようになった。小野路城の関門があって“通せん場”と呼ばれたのが“関の神”から“咳の神”と変じたという説や、落城の折、ここで交戦があり死者を祀った墳墓が“交戦場”と称せられ、その後“こうせん婆”と変じたとする説もある。』
とある。今は通る人もほとんど無い緑多き森である。
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イトツメクサ・3~種子

 ナデシコ科ツメクサ属の「イトツメクサ(糸詰草)」。既に花期が過ぎ茎や葉は褐色に変化している。写真は果実が熟し中に長さ0.3~0.4ミリの種子が見える。これは長池公園“見附橋”のもの。
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キクムグラ

 蓮生寺公園の石垣に生えている「キクムグラ(菊葎)」。アカネ科ヤエムグラ属の多年草で山地の林縁などで見られる。葉はヨツバムグラに似て4輪生で草丈は20センチほど。枝先や葉腋に直径2~3ミリの小さな花を1~3個付ける。花序の基部には小さな苞葉がある。
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マダケ・2~筍

 イネ科マダケ属の「マダケ(真竹)」。日本原産とも中国原産とも考えられているタケで本州以南で普通に見られる。「ニガタケ(苦竹)」とも呼ばれ、筍には苦みがあり市場にはあまり出回らない。その皮は無毛で表面には黒褐色の模様があるので昔から食べ物の包みとして利用されてきた。写真は背丈が1メートルほどの筍の先端部分だが、根元の太さは直径8~9センチでモウソウチクの筍よりずいぶん細い。
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ハチク・4~筍

 別所中学校付近の林縁に生育する「ハチク(淡竹)」。イネ科マダケ属で背丈はまだ10センチほど。今まで筍を食べる時はそれが何なのか考えたことがなかったが、おそらく我が家で購入しているものはモウソウチク(孟宗竹)だろう。できればハチクと食べ比べをしてみたいもの。掘り出したばかりのハチクの筍はクセが無く“刺し身”でも食べられるという。表面は薄茶色で産毛が無くツルっとしている。
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