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アカバナマンサク・2~開花2

 鑓水地区の遊歩道で見られる「アカバナマンサク(赤花満作)」。マンサク科マンサク属の落葉小高木で基本種のマンサクが黄色い花を咲かせるのに対して本種は花弁が赤くなる。マンサクには多くの園芸品種が作られており、本種は日本産と中国産のマンサクを掛け合わせて生み出されたものと思われる。この株にはシナマンサクのように枯れ葉が残っている。
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イカダカズラ・3~トゲ

 オシロイバナ科イカダカズラ属の「イカダカズラ(筏葛)」。南アメリカ原産の熱帯性つる性常緑木本で一般的には「ブーゲンビリア(Bougainvillea)」と呼ばれている。熱帯地方では蔓が他の樹木や岩などを10メートル以上よじ登るものもあるようだ。ここでは直径4~5センチの太い幹に成長している。その枝にはトゲがたくさん出ていた。蔓には葉が付きその脇に花芽が付くが、それが花に成長しなかったものがトゲになるようだ。トゲは1~1.5センチありかなり鋭い。
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野鳥・149~トビ3

 多摩川“稲城大橋”付近の高木に止まっている「トビ(鳶)」。タカ科トビ属の留鳥で海岸や河口のほか内陸や市街地でも見られる。体長は60~70センチで体色は褐色と白のまだら模様になる。動物や魚の死骸を食べるがカエルやトカゲなどの小動物も捕食する。海岸で飲食をしているとトビが襲いケガをすることもあるので要注意。
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ボダイジュ

 日野市平山の宗印禅寺の境内に植栽されている「ボダイジュ(菩提樹)」。アオイ科(←シナノキ科)シナノキ属の落葉高木で中国原産。日本へは臨済宗の開祖栄西が中国から持ち帰ったとされており日本各地の仏教寺院に多く植栽されている。お釈迦さまが菩提樹の下で悟りを開いたというのは有名だが、そちらはクワ科のインドボダイジュであり本種とは別物。またオーストリアの作曲家シューベルトの歌曲集『冬の旅』で歌われる菩提樹はセイヨウボダイジュ(=セイヨウシナノキ)でありそちらも別物になる。
 ボダイジュの花期は5~6月で葉腋から花序を出し淡黄色の花を咲かせる。花序には長さ5~8センチの舌状の総苞がある。写真は果実の様子で総苞が残っており枝から落ちる際に竹トンボのようにクルクル回りながら種子を散布している。
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野鳥・148~カワラヒワ3

 大田川沿いの遊歩道で見掛けた「カワラヒワ(河原鶸)」。アトリ科ヒワ属の留鳥で体長は14センチほど。スズメとほぼ同じ大きさになる。日本全土の低山に生息しているが北海道以北で繁殖するものが冬鳥として関東地方に飛来し当地では河川沿いで良く見られる。嘴は太く翼に黄色い羽が混じっている。
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コセリバオウレン・5~開花2

 キンポウゲ科オウレン属の「コセリバオウレン(小芹葉黄連)」。セリバオウレンの変種で本州の太平洋側に分布している多年草。花は両性花と雄花があり写真は雄花。花の一番外側の細長い裂片が5枚の萼片でその内側の10枚程度のヘラ状のものが花弁になる。花の中央には雄蕊が密生している。これは東京薬科大学薬草園のもの。
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ラクウショウ・6~果実

 ヒノキ科(←スギ科)ラクウショウ属(ヌマスギ属)の「ラクウショウ(落羽松)」。北アメリカ原産の落葉高木で3~4月に雌雄の花序を出し果実は秋に稔る。果実は直径2~3センチの球形で熟すと鱗片がバラバラになり種子はその鱗片に付いて散布される。
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野鳥・147~ホオジロ雄2

 長沼町“向河原公園”付近の浅川土手を走っていると前方の河川敷に微かに動くものが見えた。望遠レンズで覗くとこれは「ホオジロ(頬白)」だ。ホオジロ科ホオジロ属の留鳥で日本全土に分布している。過眼線が黒いのでこれはオスだろう。数日前に小宮公園の菜の花畑で数名の鳥屋さんが大砲レンズを構えていたので何事かと尋ねるとどうやらホオジロが潜んでいたらしい。この日は中央線鉄橋付近の河川敷でオスのキジを見掛けたがすぐに藪に隠れてしまった。
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シナマンサク・2~開花

 神子沢公園付近の遊歩道に植栽されている「シナマンサク(支那満作)」。マンサク科マンサク属の落葉小高木で中国原産。日本に自生するマンサクよりも早く開花する。開花期には枯れ葉が残っていることが多い。若枝には星状毛があり蕾には灰黄色の密毛がある。花弁は長さ1.5~2センチで4本あり蕾の時にはきちんと折り畳まれている。これが伸びる様子が面白い。
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野鳥・146~カシラダカ

 浅川の中央線鉄橋付近の河川敷で見掛けた「カシラダカ(頭高)」。ホオジロ科ホオジロ属の冬鳥でユーラシア大陸北部の森林地帯に広く分布し日本では中部地方以南で越冬する。農耕地や河原などで地上の種子などを採食する。ホオジロに良く似ているが興奮すると冠羽を立てるのでその名がある。
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