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番外編・1~アオノリュウゼツラン種子

 キジカクシ科(←リュウゼツラン科)リュウゼツラン属の「アオノリュウゼツラン(青の竜舌蘭)」。数十年に一度開花して果実を稔らせ(一稔性多年草)その後枯死する。昨年夏に開花して冬に長さ7~8センチの果実を多数稔らせていた。裂開した果実の中には幅1センチほどの半円形の薄っぺらい黒い種子が数十枚重なって入っていた。数十年に一度咲くアオノリュウゼツランの花を観察できたが、その果実、種子まではしっかり観察しておきたい。黒いものが種子で淡い色の種子は中身が無く粃のようだ。これは新宿御苑のもの。
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番外編・26~アオノリュウゼツラン発芽

 新宿御苑に植えられている「アオノリュウゼツラン(青の竜舌蘭)」。キジカクシ科(←リュウゼツラン科)リュウゼツラン属の常緑多年草で数十年に一度開花してその後枯死する。写真は開花株のすぐ横で見つけた若芽。親株が熟して多数の種子を散布しそのうちいくつかが発芽した。種子散布から5~6ヶ月で発芽するようだが、これは今年開花した株のものか或いは昨年開花した株のものかは不明だが、いずれにせよこうして命を繋いでいる。
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番外編・25~アオノリュウゼツラン果実4

 キジカクシ科(←リュウゼツラン科)リュウゼツラン属の「アオノリュウゼツラン(青の竜舌蘭)」。数十年に一度開花して果実を稔らせ(一稔性多年草)その後枯死する。果実は蒴果で長さ7~8センチの楕円球形。中には半円形の小さな種子が多数入っている。これは新宿御苑のもので種子が落下していないかと探してみたが根元は立入禁止で近づけなかった。
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番外編・24~アオノリュウゼツラン果実3

 新宿御苑で昨年夏に開花した「アオノリュウゼツラン(青の竜舌蘭)」の果実がこげ茶色に熟していた。株の背丈は8~9メートルで花茎の上部の花序に果実が稔っている。右側は一昨年の夏に開花した株で新宿御苑では2年連続の開花だったようだ。アオノリュウゼツランはキジカクシ科(←リュウゼツラン科)リュウゼツラン属の常緑多年草。数十年に一度開花しその後は枯死して一生を終える
 昨夏は日本各地でアオノリュウゼツランの開花が報告され私は日比谷公園で花を見たが、年末に訪れるとその株はすっかり無くなっていた。遊歩道のすぐ脇に生えていたので歩行者の安全を考慮して倒れる前に除去したのだろう。
 さてこのブログでは多摩ニュータウンにある我が家から徒歩や自転車で移動できる範囲(半径約20キロ)の植物などを対象にしている。そのため新宿御苑など遠隔地の植物は“番外編”として取り扱っている。
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番外編・23~八王子山城本丸跡

 高尾山ケーブル駅前のデッキから北方向を眺めると谷を挟んだ向こう側に小さな山が見える。これは戦国時代に北条氏照が築いた山城があった場所になる。ケーブル駅の標高は472メートルで2.4キロ先の本丸跡の標高は451メートルとほぼ同じ高さにある。谷の下に見える道路は中央自動車道と圏央道(首都圏中央連絡自動車道)が交差する八王子JTで圏央道の八王子城跡トンネルが見える。
 北条家は北条早雲-北条氏綱-北条氏康と続き氏照は氏康の三男になる。氏照はこの頃相模国界隈を支配していた大石家の娘を娶り養子縁組をして大石源三氏照と名乗り家督を譲られている。氏照は由井城や滝山城などに在城しており、小田原合戦の際には小田原城に籠城し開城後に切腹自害した。八王子城には重要家臣を置いて守らせたが、天正18年(1590年)前田利家・上杉景勝軍に攻められ落城した。
 多摩ニュータウン界隈には大石家の歴史を伝承する『大石やかた公園』『屋敷跡のサルスベリ』『由木城址』など大石家に所縁があるものがいくつか残っている。

♪♪中央フリーウェイ
  調布基地を追い越し 山に向かって行けば
  黄昏がフロント・グラスを染めて広がる
  中央フリーウェイ
  片手でハンドル 片手で肩を抱いて
  愛してるって 言ってもきこえない
  風が強くて
  町の灯が やがてまたたきだす
  二人して 流星になったみたい
  中央フリーウェイ
  右に見えるのは競馬場 左はビール工場
  この道はまるで滑走路 夜空に続く
(『中央フリーウェイ』作詞・作曲・歌:荒井由実 昭和51年)
(JASRAC許諾第J210129422号)
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番外編・22~相葉マナブ

 先日ご案内していた通り、12月8日(日)午後6時からテレビ朝日系列で『相葉マナブ』が放映された。番組では料理人の野永喜三夫さんが八王子市内の農場で相葉さんたちに採れたて野菜や地元の豚肉を使った鍋料理を指導していたが、その途中で、例の“Teen Angel”が紹介された。写真は野永さん、相葉雅紀さん、バイキング小峠さん、ハナコ岡部大さん、あばれる君が“Teen Angel”を聴いて大ウケしている様子。ちなみに野永さんと相葉さんの間の後方に片倉町の東京工科大学のキャンパス棟が見える。また野永さんの頭の後方辺りが片倉城跡公園になる。この後の自然薯掘りは隣の町田市の丘陵地で行われたが、いずれのロケ地も多摩ニュータウンにある我が家から6~7キロのところだった。
 余談だが今回の放映で多摩ニュータウンの住人としては3回目の”テレビ出演”となった。1回目はちょうど10年前にブタクサの花粉飛散の注意を促すニュース番組で取り上げられ、2回目は今年9月の首都圏ネットワークのクサカゲロウの幼虫をハウルの動く城と見立てた写真だった。
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番外編・21~アオノリュウゼツラン果実2

 千代田区の日比谷公園で7月に開花していた「アオノリュウゼツラン(青の竜舌蘭)」。キジカクシ科(←リュウゼツラン科)リュウゼツラン属の常緑多年草で“100年に一度咲く花”とも言われている。写真は果実の様子で上部の花序にたくさん稔っている。花は茎の下方から咲き始め最上部が開花する頃には下方の枝には果実が稔り始めていた。ところがこの日改めて観察に訪れると低い枝にあった果実はほとんど無くなっており上部の花序にかなりのたくさんの果実が見られた。果実は上部のものが長く残るようだ。花期には多くの人が見物していたがわざわざこの果実を見に来る人はいない。
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番外編・20~首都圏ネットワーク

 毎週月曜~金曜の夕方、首都圏で放映されている『首都圏ネットワーク』というローカルニュース番組がある。その中に“わたしのイチオシ”というコーナーがあり視聴者からの投稿写真を求めている。そこで7月にブログに掲載した“ハウルの動く城のミニチュアのようなクサカゲロウの幼虫”の写真を投稿したところ、一昨日(9/2)の放送で紹介された。“NHKプラス”に登録していれば後からでも見られる。
 ちょうど10年前に某大手民放からブタクサの花粉の飛散写真を番組で紹介したいという依頼がありテレビ初登場を果たしたが今回は私からの押し売りで2回目となった。また面白い写真が撮れれば投稿してみよう。
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番外編・19~入道雲

 朝から30℃超えになったこの日、少しでも涼を求めようと高尾山に向かった。いつものように午前中に山を歩き午後1時過ぎに1号路を下っていると、遠くから『ゴロゴロ』と雷鳴が聞こえ始めた。それまでカンカン照りだった空が見る見るうちに黒くなりケーブルカー高尾山駅辺りで雨がポツリと降ってきた。それならケーブルカーで早く下山しようと思ったが時既に遅く土砂降りの雨になりかなり近くでものすごい落雷が轟いた。頼みのケーブルカーは安全確保のためにしばし運休となり、止む無く駅前の店の中で雷雨をやり過ごすことにした。
 これまで“稲妻”を撮影したことが無かったのでカメラを構えたが結局“稲妻”の撮影は失敗した。雷雲は30分後に通り過ぎその後は嘘のような青空。私はケーブルカーの運転再開を待たずに1号路を歩いて降りてきた。
 写真の入道雲はその2時間前、奥高尾“一丁平”で撮った入道雲。遠くから見るのは力強くてとても良い形だが、この真下では大変な風雨になる。このブログは植物メインだが、虹や夕焼けなど自然現象も撮っている。今回は“稲妻”は撮れなかったが、その他、最近良く発生する“雨柱”なども撮ってみたい。
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番外編・18~アオノリュウゼツラン果実1

 日比谷公園で7月10日開花した「アオノリュウゼツラン(青の竜舌蘭)」。キジカクシ科(←リュウゼツラン科)リュウゼツラン属の常緑多年草でメキシコ原産。数十年に一度開花し結実した後は枯れてしまう。写真は若い果実で蒴果になり熟すと縦に割れて黒い種子を多数出す。普段は日比谷公園に来ることはないが機会があれば熟した果実や種子を見てみたい。
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