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野鳥・140~ヤマガラ3

 長沼公園“霧降の道”に顔を見せた「ヤマガラ(山雀)」。シジュウカラ科ヤマガラ属の留鳥で体長は14センチほど。日本全国の山地に生息し冬季になると低地に移動してくる。頭部は黒く額から後頸部に掛けて白い。胸部は黒く腹部はオレンジ色。背中や翼の上面は青み掛かった灰色になる。人懐っこくこちらがじっとしていると近づいてくることがある。
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野鳥・139~ジョウビタキ雄3

 大田川“遊歩道”の柵に止まっている「ジョウビタキ(尉鶲)」。ヒタキ科ジョウビタキ属の冬鳥で中国東北部やバイカル湖周辺で繁殖し越冬地の日本では積雪の無い平地から低山などで見られる。体長は15センチほどでオスは頭が銀白色で顔は黒く腹は橙色。翼は黒褐色で中ほどに白い斑がある。非繁殖期はオス、メスともに単独行動を行い縄張りを作って同種を排除する。以前、湯殿川でオス同士の戦いを目撃したことがある。
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サルトリイバラ・5~冬芽3

 小山内裏公園“内裏池”付近の林縁に生えている「サルトリイバラ(猿捕茨)」。シオデ科(←ユリ科)シオデ属のつる性落葉木本で春に目立たない花を咲かせ果実は秋に赤く稔る。果実が褐色に萎んでからはその冬芽が見頃になる。いつもは顔の中に目が無いが、これはしっかりと両目が見えた。両手を挙げて手招きしているようだ。
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オオバベニガシワ・6~雌花序

 トウダイグサ科アミガサギリ属の「オオバベニガシワ(大葉紅柏)」。中国原産の落葉低木で若葉が赤くなり庭木として植栽されている。雌雄同株で花期は4~5月だがここでは早くも雌花の赤い柱頭が伸びていた。花には花弁が無く苞と萼片があり柱頭は3本ある。
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野鳥・138~シジュウカラ3

 長池公園“雑木橋トレイル”で樹の枝をチョコチョコ動き回っている「シジュウカラ(四十雀)」。シジュウカラ科シジュウカラ属の留鳥で体長は14~15センチ。全国の平地から山地の林内に生息するが住宅地でも見掛けることがある。『ツツピー、ツツピー』というさえずりや『ジュクジュクジュク』という地鳴きがわかり易い。
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野鳥・137~シメ2

 湯殿川“住吉橋”付近の桜の枝に止まっている「シメ(鴲)」。アトリ科シメ属の冬鳥で体長は18センチほど。モズと同じような大きさなので見た時はモズかと思ったが、横顔を見ると異常に大きな嘴が見えたのでこれはシメだと確信した。モズやスズメなどは身体の大きさと嘴の大きさのバランスはそれなりに合っているが、このシメやイカルなどは嘴が体長に比べて大きくやや不格好に見える。
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クロチク・3~開花

 昭和記念公園で見つけた「クロチク(黒竹)」。イネ科マダケ属のタケで稈は成長するとともに黒くなる。マダケやハチクと同様に120年に一度開花しその後は枯死する一稔性(一回結実性)植物。多摩ニュータウンでは4~5年前から各所でハチクの開花を確認しており、その後、その竹林は枯れてしまった
 この日は昭和記念公園である針葉樹の撮影目的で公園スタッフの協力を得て探索したが結局見つからず、諦めて帰る際に横の竹林をふと見るとクロチクの花がたくさん咲いていた。雄蕊の葯は萎びているものも多くおそらく昨年秋頃から咲いていたのだろう。公園スタッフも開花を認識していなかったようでまさに偶然の発見だった。花はイネと同じで花穂が複数集まった形で付き一つの花穂から3つの雄蕊が垂れ下がる。雌蕊は穎の中に隠れていて外からは見えない。
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ツルウメモドキ・14~多摩丘陵バス停

 京王相模原線南大沢駅とJR八王子駅南口を結ぶバス路線があるが、その中ほどに“多摩丘陵”というバス停がある。多摩を代表するような何とも大層な名前だが、小高い丘の途中にある小さな停留所で周りには戸建て住宅やマンションなどがあるごく普通の場所。その近くの落葉樹に「ツルウメモドキ(蔓梅擬)」が蔓を絡ませていた。ニシキギ科ツルウメモドキ属のつる性落葉木本で朱色の種子はほとんど落ちていたが記録のために撮っておいた。すぐ近くのバス停の真上でも別の株が蔓を伸ばしていた。
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野鳥・136~カワウ4

 小山町の境川に生息している「カワウ(河鵜・川鵜)」。ウ科ウ属の留鳥で本州~九州に分布している。体長は80センチほどで前身はほぼ黒いが、繁殖期になると頭部と腰部に白い繁殖毛が生じる。繁殖に時期は地域によって異なるようだ。
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野鳥・135~ツグミ4

 大田川遊歩道脇の桜の枝に止まった「ツグミ(鶫)」。ヒタキ科ツグミ属の冬鳥で10月頃にシベリアから日本に渡来し積雪の無い地方の農耕地や野原などで越冬する。3月頃にシベリア地方に戻り夏季に繁殖する。体長は24~25センチで地面にいる虫を捕食する。
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