元サラリーマンの植物ウォッチング第6弾。写真はクリックすると大きくなります。
多摩ニュータウン植物記Part6
野鳥・37~スズメ
市街地で普通に見られる「スズメ(雀)」。スズメ科スズメ属の留鳥で体長は14~15センチ。成鳥は頭部が赤茶色でに黒い斑があり目から喉に掛けても黒い。身近な小鳥だが意外と警戒心は強い。捕まると“焼き鳥”にされると思っているかも知れない。独身時代に焼き鳥専門店でスズメを食べたことがあるが、羽のあたりが骨っぽくてあまり好みではなかった。最近はスズメを提供する店が少なくなっていると聞く。もちろん道端にいるスズメを捕まえて焼き鳥にするのは鳥獣保護法違反。食用するには狩猟許可を受けたものでなければならず、通常は輸入品が多いようだ。私は普通の焼き鳥ではやはり塩焼きの皮に七味をかけて温めの燗が良い。締めは鳥茶漬けだ。
カラスと同じようにスズメウリ、スズメノエンドウ、スズメノカタビラ、スズメノヒエなど植物にはスズメの名を付けられたものが多い。
カラスと同じようにスズメウリ、スズメノエンドウ、スズメノカタビラ、スズメノヒエなど植物にはスズメの名を付けられたものが多い。
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野鳥・36~ジョウビタキ雌1
松木公園の桜の枝に止まっていた「ジョウビタキ(尉鶲)」。ヒタキ科ジョウビタキ属の渡り鳥で冬に大陸から日本各地に渡来する。平地や低山の明るい林に生息し警戒心は薄い。体長は14~15センチで写真はメス。ルリビタキのメスと似ているが、ルリビタキは尾羽が水色をしているのに対し、ジョウビタキのメスはオスのように腰から尾羽の一部にかけてオレンジ色をしている。できればルリビタキも見てみたい。
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ヤドリギ・4~寄生
南浅川のサクラに寄生している「ヤドリギ(宿り木)」。ビャクダン科(←マツグミ科)ヤドリギ属の半寄生常緑低木で雌雄異株。エノキ、クリ、アカシデ、サクラなどが宿主になる。花期は3~4月で果実は秋に稔る。果実は直径8~9ミリの液果で表面には褐色の斑点がある。この果実はヒレンジャクなどの野鳥の好物になるが私はまだヒレンジャクを見たことが無い。
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野鳥・35~カワラバト
街中や公園で普通に見られる「カワラバト(河原鳩)」。ハト科ハト属の留鳥で私は昔から「ドバト(土鳩)」の名前で覚えている。小学生の頃、近所で屋根に鳩小屋を設置して何十羽かの鳩を飼育していた家があり時々そこを見学させてもらった。おそらく伝書鳩だったと思うが生まれたばかりのヒナの細い脚に“足環”を付けるのを手伝った。足環は成鳥では指が大きくなるのでヒナの時にしか嵌められないものだった。朝、鳩小屋の扉を全開すると元気良く飛び出し数時間後に戻ってくるのが何とも面白かった。そもそも伝書鳩は地中海沿岸から中東に生息していた原種のカワラバトを通信用などに飼育改良したもの。それらが野生化してドバトと呼ばれている。品種改良されているため羽色は多彩だが上嘴の基部に白い鼻コブがあるのが特徴でキジバトにはこれが見られない。
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キジョラン・8~芯
キョウチクトウ科(←ガガイモ科)キジョラン属の「キジョラン(鬼女蘭)」。花期は8~11月で短い柄に散形花序を出し直径4ミリほどの小花を咲かせる。果実は稀に稔り長さ10~15センチの袋果になる。果実が熟すと裂開して中から種髪の付いた種子を飛ばす。写真は種子が全て飛び去った後の袋果で中心にあった芯が見える。
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野鳥・34~キジバト
小山内裏公園の遊歩道を歩いている「キジバト(雉鳩)」。ハト科キジバト属の留鳥で平地から山地の明るい林に生息し都市部でも普通に見られる。翼に黒と赤褐色の鱗状の模様があり、これがキジの雌に似ていることから名付けられている。カワラバト(ドバト)に対して「ヤマバト(山鳩)」とも呼ばれる。首の部分の青と白の縞模様も特徴になる。
小学生高学年か中学生の頃の国語の教科書で“逃避距離”という言葉を習った。これは人間がどれだけ近づくと動物が逃げるかという言葉で、例えばスズメは約5メートル、カラスは約3メートルとされている。写真のキジバトは2メートルだった。寺院の庭などで餌を与えられているハトの“逃避距離”は0メートルになる。
小学生高学年か中学生の頃の国語の教科書で“逃避距離”という言葉を習った。これは人間がどれだけ近づくと動物が逃げるかという言葉で、例えばスズメは約5メートル、カラスは約3メートルとされている。写真のキジバトは2メートルだった。寺院の庭などで餌を与えられているハトの“逃避距離”は0メートルになる。
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ジュウモンジシダ・1~名前
高尾山系で多く見られる「ジュウモンジシダ(十文字羊歯)」。オシダ科イノデ属の常緑性シダ植物で葉身は30~40センチ。大きいものは60センチほどになる。葉身は長い頂羽片の基部から左右に短い側羽片があり基部の茎と合わせて十文字に見えることから名付けられている。大きな株は根茎から複数の葉身を出して全体が輪を作るように成長する。学名にある“tripteron”は3つの翼があるという意味。
さて今日は以前の会社の同期の連中との歩く会。年3回の開催で10キロほど歩いて風呂に入り一杯飲んで明るいうちに帰るというコンセプトでもう15年続いている。今回はJR中央線日野駅をスタートし日野宿本陣、新選組資料館、高幡不動尊などを巡って最後は多摩川沿いのスーパー銭湯で小宴会。昨日は最強寒波で雪がちらついたが今日は朝から晴れて良いウォーキング日和になった。彼らとはもう45年の付き合いになる。血気盛んだった連中が穏やかな好々爺になった。
さて今日は以前の会社の同期の連中との歩く会。年3回の開催で10キロほど歩いて風呂に入り一杯飲んで明るいうちに帰るというコンセプトでもう15年続いている。今回はJR中央線日野駅をスタートし日野宿本陣、新選組資料館、高幡不動尊などを巡って最後は多摩川沿いのスーパー銭湯で小宴会。昨日は最強寒波で雪がちらついたが今日は朝から晴れて良いウォーキング日和になった。彼らとはもう45年の付き合いになる。血気盛んだった連中が穏やかな好々爺になった。
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野鳥・33~モズ雄1
南大沢3丁目の都有地で高木の枝から獲物を狙っている「モズ(百舌鳥・鵙)」。モズ科モズ属の留鳥で平地から低山の林縁や河川などに生育している。2〜3週間前にこの場所で一度見掛けていたがその時はカメラを準備しているうちに飛び去ってしまった。この日は少し遠くから高い枝を探すと期待通り止まっている。そこで望遠レンズを装着してそっと近づき何とか撮ることができた。過眼線は黒くがお腹のうろこ状の模様がはっきり見えないのでこれはオス。昨春にメスを見ていたのでこれで雌雄が揃った。この都有地は数年前まで雑木林で時々キジも見られたが、給食センターが建設されかなりの樹が伐採されてしまった。残念ながらここではもうキジは見られない。
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オオバウマノスズクサ・6~冬芽
ウマノスズクサ科ウマノスズクサ属の「オオバウマノスズクサ(大葉馬の鈴草)」。5~6月にサクスフォンのような面白い形の花を咲かせ果実は秋に熟す。写真は冬芽の様子ですぐ下には馬蹄形の葉痕がある。これは奥高尾“もみじ台南巻き道”のもの。
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