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オオカモメヅル・1~竜ヶ峰公園

竜ヶ峰公園の薮に絡んでいる「オオカモメヅル(大鴎蔓)」。キョウチクトウ科(←ガガイモ科)オオカモメヅル属のつる性多年草で花径はわずか5~6ミリ。名前に“大”が付くが花はコバノカモメヅルなどよりはるかに小さく、その理由はよくわからない。
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セイヨウニンジンボク

 シソ科(←クマツヅラ科)ハマゴウ属の「セイヨウニンジンボク(西洋人参木)」。南ヨーロッパや中央アジア原産の落葉低木で西洋では婦人病の民間薬として利用されており、日本には明治時代に渡来した。セイヨウニンジンボクの葉が全縁になるのに対してニンジンボクの葉にはギザギザとした鋸歯が見られる。またニンジンボクは小葉が3枚から5枚集まる拳状複葉を作るのに対してセイヨウニンジンボクは小葉が5枚から7枚と多い。これは堀之内寺沢里山公園のもの。
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カラスザンショウ・2~雌花序

 ミカン科サンショウ属の「カラスザンショウ(烏山椒)」。山地や河原や伐採地など最初に生えてくる先駆植物で樹高は10メートル以上にもなる落葉高木。雌雄異株で当地で見られる樹は枝が高く、特に雌花序は間近で見たことが無かった。去年、長池公園外周で果実を見つけていたが花序は地上4メートルの頭上にある。とりあえず望遠レンズで撮ってトリミングしたがやはりピンボケ感は免れない。そこで一旦戻ってゴルフボールに長さ5~6メートルの梱包用ビニール紐を貼り付けて出直し。枝が幹から斜めに伸びているのでその枝の上にゴルフボールを投げて枝に紐を掛けて下から引っ張った。そして片手で紐と枝を引き寄せ、片手に持ったカメラで撮ったのがこの写真。カラスザンショウの花期は7~8月で枝先に散房花序を出し直径5~6ミリの小さな花を多数咲かせる。花弁は5枚で子房は3個あり柱頭は扁平になる。果実は秋に熟し3分果になる
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ハラン・4~果実

 上柚木陸上競技場付近の道端で見られる「ハラン(葉蘭)」。キジカクシ科(←スズラン科・ユリ科)ハラン属の多年草で常緑の大きな葉を和食のお皿代わりに利用されている。花期は3~5月で写真は果実。直径2センチほどでまるで小さなスダチのようにも見える。ちなみにスダチは直径4~5センチでゴルフボール程度。カボスは直径6~7センチでテニスボール程度になる。
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ハダカホオズキ・1~日影沢林道

 ナス科ハダカホオズキ属の「ハダカホオズキ(裸酸漿)」。7~8月に葉腋から花柄を伸ばし直径1センチほどの淡黄色の花を咲かせる。花冠は5裂し先端は反り返る。多年草だがナス科植物の“連作障害”の性質があり、同じ場所では長く育たないことがある。これは奥高尾“日影沢林道”のもの。
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カラスザンショウ・1~雄花序

 長池公園“里山口”付近の林縁に生育している「カラスザンショウ(烏山椒)」。ミカン科サンショウ属の落葉高木で雌雄異株。花期は7~8月で枝先に直径15~20センチの散房花序を出し直径5~6ミリの小さな花を多数咲かせる。写真は雄花で花弁は5枚。雄蕊は5本ある。
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ハエドクソウ・1~大垂水峠

 南高尾“大垂水峠”付近の登山道で見掛けた「ハエドクソウ(蠅毒草)」。ハエドクソウ科ハエドクソウ属の多年草で全国の山地の林内に生育している。通常は萼片の上部が紅色になるがこれは淡緑色をしている。同属のナガバハエドクソウは上唇の両サイドに“肩”が無くハエドクソウと区別できるが、写真のものははっきりとした“肩”ではなく両者の中間のような形だった。“シロバナハエドクソウ”と呼びたいがその品種は無い。
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フクロツチガキ

 小野路城址付近の林内で見つけた「フクロツチガキ(袋土柿)」。ヒメツチグリ科ヒメツチグリ属のキノコで直径は5~6センチ。頂孔の周辺に明確な円がある。この部分があまり明確でないものがシロツチガキで、またエリマキツチグリは球体と外皮の間に台座がある。
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バショウ

 多摩丘陵病院付近の道端で見掛けた「バショウ(芭蕉)」。バショウ科バショウ属の多年草。背丈は3~4メートルにもなり木本類のように思えるが、太い茎のようなものは葉鞘が何枚も重なった偽茎。地上部は冬には枯れて無くなる。偽茎が伸びると先端から苞の付いた花茎(果軸)が伸び、苞がめくれる毎に花が現れる。
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シャボンソウ・2~果実

 ナデシコ科シャボンソウ属の「シャボンソウ(石鹸草)」。ヨーロッパや西アジア原産の多年草で、葉を揉むと泡立ちかつては石鹸の代用とされていたことで名付けられている。果実は蒴果で長さは2~3センチ。熟すと上部が4裂し、中から長さ2ミリほどの黒い種子を散布する。
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