元サラリーマンの植物ウォッチング第6弾。写真はクリックすると大きくなります。
多摩ニュータウン植物記Part6
野鳥・85~キクイタダキ1
キクイタダキ科キクイタダキ属の「キクイタダキ(菊戴)」。日本では北海道や本州の高山帯で繁殖し冬は平地に降りてくる漂鳥で体長は10センチ程度。頭のてっぺんに鮮やかな黄色い部分があり菊の花びらを貼り付けたように見えることから名付けられている。
そもそも私は名前を聞いたことが無い野鳥だが片倉城跡公園を訪れると4~5名のバードウォッチャーが杉林の中で大砲レンズを上に向けている。素人が邪魔をしてはならないので少し後ろから望遠レンズを向けてチョコチョコ動き回る姿をやっと見つけてカメラで追い掛けた。全てピンボケで頭の黄色が写っていないものばかりだったがとりあえず見たという証拠写真。
そもそも私は名前を聞いたことが無い野鳥だが片倉城跡公園を訪れると4~5名のバードウォッチャーが杉林の中で大砲レンズを上に向けている。素人が邪魔をしてはならないので少し後ろから望遠レンズを向けてチョコチョコ動き回る姿をやっと見つけてカメラで追い掛けた。全てピンボケで頭の黄色が写っていないものばかりだったがとりあえず見たという証拠写真。
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野鳥・84~シロハラ2
昭和記念公園サイクリングロード横の落葉樹に止まっている野鳥。きっとヒヨドリだろうと思って逆光ながら1枚だけ撮ったが帰宅してから画像を見ているとどうもヒヨドリではない。これはおそらく「シロハラ(白腹)」だろう。中国東北部やロシア沿岸地域に分布し日本や朝鮮半島で越冬する冬鳥(渡り鳥)で低山や都市部の緑地などで見られる。体長は25センチほどで当地では長池公園や片倉城跡公園で見られるが警戒心が強く見つけてもすぐに隠れてしまうのでなかなか上手く撮れない。これがシロハラだと気付いていればもう少し追い掛けていた。
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野鳥・83~キンクロハジロ
長池公園“長池”に一羽だけ浮かんでいる「キンクロハジロ(金黒羽白)」。カモ科ハジロ属の冬鳥でシベリアなどで繁殖し日本では九州以北に飛来し越冬する。体長は40~50センチで頭部と胸部と背中が黒く腹部が白い。黄色い目の虹彩を金色として三つの色が入る名前になっている。食性は雑食で水面を動き回って獲物を探し、時々潜水して魚やカエルを捕獲する。見ていると潜水時間は10~15秒あった。どうやら3メートルくらい潜るらしい。
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野鳥・82~ルリビタキ雄1
ヒタキ科ルリビタキ属の「ルリビタキ(瑠璃鶲)」。日本では北海道や本州~四国の高山帯で繁殖し、冬には関東地方以南の平地や低山に降りてくる漂鳥で当地では数ヶ所の公園の雑木林で見られる。とは言うものの私はこれまでルリビタキのオスの成鳥を見たことが無く、何とかこの冬には見たいと思っていくつかの雑木林で植物観察の合い間に探していた。
ルリビタキは体長約14センチでオスの幼鳥の羽色はメスの成鳥とそっくりだが、オスの成鳥は頭部から背中と尾に掛けて鮮やかな青色をしており、腹部は白く脇腹はオレンジ色をしている。このような色になるまで2年以上掛かるようだ。
私は“俄かバードウォッチャー”なので野鳥の鳴き声で何の種類かがわからない。そこで事前にネット検索でルリビタキの鳴き声を予習しておいたら、この日は藪の中から『ガガガッ』というカエルのような地鳴きが聞こえそこでしばらく待っていたら美しい姿を見せてくれた。
♪♪青い鳥を見つけたよ 美しい島で
幸福はこぶ小さな鳥を
だけど君はあの空へ飛んでいくのだろう
僕がこんなに愛していても
小さな幸福を
僕の手にのせたのに
青い鳥 青い鳥 行かないで
君がそばにいるだけで
僕は嬉しいのさ
そのまま僕を見つめておくれ
(『青い鳥』
作詞・作曲:森本太郎 歌:ザ・タイガース 昭和43年)
(JASRAC許諾第J210129422号)
ルリビタキは体長約14センチでオスの幼鳥の羽色はメスの成鳥とそっくりだが、オスの成鳥は頭部から背中と尾に掛けて鮮やかな青色をしており、腹部は白く脇腹はオレンジ色をしている。このような色になるまで2年以上掛かるようだ。
私は“俄かバードウォッチャー”なので野鳥の鳴き声で何の種類かがわからない。そこで事前にネット検索でルリビタキの鳴き声を予習しておいたら、この日は藪の中から『ガガガッ』というカエルのような地鳴きが聞こえそこでしばらく待っていたら美しい姿を見せてくれた。
♪♪青い鳥を見つけたよ 美しい島で
幸福はこぶ小さな鳥を
だけど君はあの空へ飛んでいくのだろう
僕がこんなに愛していても
小さな幸福を
僕の手にのせたのに
青い鳥 青い鳥 行かないで
君がそばにいるだけで
僕は嬉しいのさ
そのまま僕を見つめておくれ
(『青い鳥』
作詞・作曲:森本太郎 歌:ザ・タイガース 昭和43年)
(JASRAC許諾第J210129422号)
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野鳥・81~モズ雄2
長池公園“自然館”前を縄張りにしている「モズ(百舌鳥・鵙)」。モズ科モズ属の留鳥で平地や低山の林縁や河川に生息している。体長は20センチほどで嘴はタカのように鋭いカギ型をしており、昆虫やカエルの他に小鳥なども捕らえる。写真はオスの個体で黒い過眼線は長く後頭部まで続いている。
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野鳥・80~ジョウビタキ雄2
ヒタキ科ジョウビタキ属の「ジョウビタキ(尉鶲)」。冬に大陸から日本各地に飛来する冬鳥(渡り鳥)で平地や低山の明るい林に生息している。警戒心はさほど強くなくゆっくり近づけば撮影に応じてくれるので“俄かバードウォッチャー”としては有り難い。これは片倉城跡公園“本丸広場”の林縁のもの。
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野鳥・78~シメ
昭和記念公園"花木園”の落葉樹に止まっている「シメ(しめ※)」。初めはモズが獲物を狙っていると思いとりあえず1枚撮って良く見ると嘴が猛禽類の形ではなかった。シメはアトリ科シメ属の漂鳥で体長は18~20センチ。ユーラシア大陸に広く分布し北方で繁殖して冬季には日本の本州に飛来する。ムクノキやエノキなどの種子を主に餌としているが頑丈な嘴は硬い殻でもバリバリと噛み砕くことができる。 シメの学名"Coccothraustes coccothraustes”は『穀物を粉砕するもの』という意味のギリシア語に由来している。オスの翅色は暗褐色や青黒色などはっきりとした色合いだがメスは全体的に色が淡く、写真はおそらくメスだろう。
※しめの漢字は旨へんに鳥
※しめの漢字は旨へんに鳥
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野鳥・77~コゲラ3
長池公園"長池”畔の樹を突いている「コゲラ(小啄木鳥)」。キツツキ科アカゲラ属の留鳥で体長は15センチほど。日本に棲息するキツツキの中では一番小さい。樹皮や小枝につかまりながら細かく移動して昆虫などを捕食している。同属のアオゲラは雑木林の中で『コツコツ』と樹を突く音が聞こえるがコゲラが樹を突く音はかなり小さい。
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野鳥・76~ジョウビタキ雌3
大田川"川幡橋”付近の遊歩道で見掛けた「ジョウビタキ(尉鶲)」のメス。ヒタキ科ジョウビタキ属の冬鳥で中国東北部やバイカル湖周辺で繁殖し越冬地の日本では積雪の無い平地から低山などで見られる。越冬地では縄張りを持ち同性であろうが異性であろうが排斥して単独で行動する。メスはルリビタキのメスに似ているが腰から尾羽の一部に掛けてオレンジ色をしている。
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