元サラリーマンの植物ウォッチング第7弾。写真はクリックすると大きくなります
多摩ニュータウン植物記Part7
ナニワイバラ
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私は大学卒業まで横浜で過ごしたハマっ子だが、就職と同時に大阪勤務を命ぜられ独身寮に放り込まれて結局9年間関西で生活した。当初は言葉遣いや食生活などでずいぶん戸惑ったが2~3ヶ月もすると自然に大阪弁を話すようになり関西文化に順応していった。
当時良くわからなかったのが地名表記やその読み方。大阪を“なにわ”というのは知っていたが、その漢字表記は“難波”“浪速”“浪花”とさまざま。“難波”は地下鉄駅では『なんば』であり、『なみはやく』と読んだ浪速区は『なにわく』だった。子供の頃テレビで見ていたオロナイン軟膏のCMは浪花千栄子(なにわちえこ)さんの印象が強くやはり浪花が一番しっくりきた。
また十三(じゅうそう)は“てなもんや三度笠”の藤田まことさんが『♪♪十三のねえちゃん~』と歌っていたので知っていたが、放出(はなてん)、門真(かどま)、松屋町(まっちゃまち)、道修町(どしょうまち)などは正しく読めなかった。もうほぼ半世紀前の思い出だ。
写真はバラ科バラ属の「ナニワイバラ(浪花茨)」。中国、台湾原産のつる性常緑木本で江戸時代に大阪商人によって持ち込まれたので名付けられている。4~6月に直径7~8センチの花を咲かせ果実は秋に熟す。果実は長さ3~4センチの偽果でオレンジ色になり表面には長い毛が密生している。果実にはビタミンCが豊富に含まれ美容や薬用に利用されている。
当時良くわからなかったのが地名表記やその読み方。大阪を“なにわ”というのは知っていたが、その漢字表記は“難波”“浪速”“浪花”とさまざま。“難波”は地下鉄駅では『なんば』であり、『なみはやく』と読んだ浪速区は『なにわく』だった。子供の頃テレビで見ていたオロナイン軟膏のCMは浪花千栄子(なにわちえこ)さんの印象が強くやはり浪花が一番しっくりきた。
また十三(じゅうそう)は“てなもんや三度笠”の藤田まことさんが『♪♪十三のねえちゃん~』と歌っていたので知っていたが、放出(はなてん)、門真(かどま)、松屋町(まっちゃまち)、道修町(どしょうまち)などは正しく読めなかった。もうほぼ半世紀前の思い出だ。
写真はバラ科バラ属の「ナニワイバラ(浪花茨)」。中国、台湾原産のつる性常緑木本で江戸時代に大阪商人によって持ち込まれたので名付けられている。4~6月に直径7~8センチの花を咲かせ果実は秋に熟す。果実は長さ3~4センチの偽果でオレンジ色になり表面には長い毛が密生している。果実にはビタミンCが豊富に含まれ美容や薬用に利用されている。
コメント ( 16 ) | Trackback ( )
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まるでイチゴですが同じバラ科だから当然と言えば当然か。
大阪と言うか難波の地名はとても読めないのがありますね。
花はよく見ていますが、果実は初めてです。
地方によっては色々読み方が違って戸惑いますね。
私には馴染みがなくて…お手上げで~す。
「ナニワバラ」の果実は初見ですが…
オレンジ色で素敵ですネ。
⇒果実にはビタミンCが豊富に含まれ
美容や薬用に利用されている。とは…
イメージがピッタリですね。(⌒∇⌒)
奥多摩にもむつかしい地名多いです。
笛吹(うずしき)、甘里(とどり)、人里(へんぼり)、南街(だんまち)など。
読めないですね。
私もハマッ子、社会人になりたての頃までは関西弁が怖かったです。入社2年目に大阪支社管轄の営業所に配属になったときは、大阪の人たちと仕事することが恐怖でした。実際とても良い方たちばかりで、関西弁も親しみを持つことが出来ました。この記事を読んでそんなことを思い出しました。
おもしろいですね
どこかで見たような姿と思ってたら、
軽井沢植物園で見た
サンショウバラの果実と似てました・・
トゲトゲが(笑)