元サラリーマンの植物ウォッチング第7弾。写真はクリックすると大きくなります
多摩ニュータウン植物記Part7
ギンヨウアカシア

大田川遊歩道に植栽されている「ギンヨウアカシア(銀葉あかしあ)」。マメ科アカシア属の常緑高木でオーストラリア原産。葉は白銀色を帯びておりその名がある。早春に直径7~8ミリのボンボンのような球状の花を総状に付ける。
これを“ミモザ(Mimosa)”とも呼ぶことがあるが“ミモザ”はオジギソウ属のことで誤用が一般的になってしまっている。この誤用の経緯はハリエンジュ(=ニセアカシア)を交えていささかややこしいので整理しておこう。
明治時代に渡来したハリエンジュを当時はアカシアと呼んでいた。一方、オーストラリアからヨーロッパに入った本物のアカシア(ギンヨウアカシアやフサアカシア)はその葉や花がオジギソウに似ていたためにミモザと誤用され、その後日本に入ってきた。
日本では今度はそれをアカシアと呼びまた誤用されていたミモザもそのまま使うようになった。そこでそれまでアカシアと呼ばれていたハリエンジュは偽物のアカシアということでニセアカシアになった。ハリエンジュにしてみれば、勝手にアカシアと呼ばれ、その後偽物扱いされることになってしまって可哀相ではある。
西田佐知子さんが歌ってヒットした『アカシアの雨がやむとき』のアカシアはギンヨウアカシアやフサアカシアではなくニセアカシアの花だと言われている。
♪♪アカシアの雨にうたれて
このまま死んでしまいたい
夜が明ける 日がのぼる
朝の光のその中で
冷たくなった私を見つけて
あのひとは
涙を流してくれるでしょうか
(『アカシアの雨がやむとき』
作詞:水木かおる 作曲:藤原秀行 歌:西田佐知子 昭和35年)
(JASRAC許諾第J210129422号)
これを“ミモザ(Mimosa)”とも呼ぶことがあるが“ミモザ”はオジギソウ属のことで誤用が一般的になってしまっている。この誤用の経緯はハリエンジュ(=ニセアカシア)を交えていささかややこしいので整理しておこう。
明治時代に渡来したハリエンジュを当時はアカシアと呼んでいた。一方、オーストラリアからヨーロッパに入った本物のアカシア(ギンヨウアカシアやフサアカシア)はその葉や花がオジギソウに似ていたためにミモザと誤用され、その後日本に入ってきた。
日本では今度はそれをアカシアと呼びまた誤用されていたミモザもそのまま使うようになった。そこでそれまでアカシアと呼ばれていたハリエンジュは偽物のアカシアということでニセアカシアになった。ハリエンジュにしてみれば、勝手にアカシアと呼ばれ、その後偽物扱いされることになってしまって可哀相ではある。
西田佐知子さんが歌ってヒットした『アカシアの雨がやむとき』のアカシアはギンヨウアカシアやフサアカシアではなくニセアカシアの花だと言われている。
♪♪アカシアの雨にうたれて
このまま死んでしまいたい
夜が明ける 日がのぼる
朝の光のその中で
冷たくなった私を見つけて
あのひとは
涙を流してくれるでしょうか
(『アカシアの雨がやむとき』
作詞:水木かおる 作曲:藤原秀行 歌:西田佐知子 昭和35年)
(JASRAC許諾第J210129422号)
コメント ( 3 ) | Trackback ( )
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茹で卵の黄身を粉状にして野菜に振りかける
サラダ(ミモザサラダ)に花が似ているからだと
聞いています。
確かにニセアカシアはかわいそうな名前です。
此処で西田佐知子さんの記事が見られるとは
アカシア、歌で知った名前でした。