自閉症教育・支援で、学びに対するアプローチがあります。
少しわけて考えて方が良いのは、
学びそのものの工夫と
学ぶときの弊害になっている環境です。
なぜ「少し」ってあえてつけたか、
それは、そんなに遠からずな部分があるからです。
共通する視点は、
学び(及び学びの機会)そのものに注目できるような工夫であること。
学ぶ部分と同時に、学ぶ部分とは関係の無い他の部分を無視しながら、という状況をつくらないことが重要なんです。
しかし、世の中的には、「将来、様々な環境状況でも活動するんだから」という暗黙の理解で多くの自閉症、特に幼児期の方が
● 複雑な環境の中で学ばされている
● 学びべき機会を作ってもらっていない
という状況を目にします。
私が考える自閉症の幼児教育の方向性は、
「まず、学ぶ場面のスタートは、学ぶ部分そのものに注目できるようにし、その学んだことを様々な環境場面で活用する」
と考えています。
このプロセスは、
・学ぶ機会を作ること
・般化を支えること
・さらに注目するルーティン(習慣)が少しずつ身について、ある程度の環境の中でも注目できるようになります。
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