アレクサンダーテクニーク ヨガ講座:
第155回目「ハンサアサナは低空飛行で飛ぼう」11月16日
ハンサアサナは白鳥のポーズで、孔雀のマユーラと双璧をなすアサナです。
でも難易度は白鳥のハンサの方がはるかに高いです。
手の向きを前方に向けるので手首にかなりの負担がかかるからです。
でも慣れてくると、孔雀同様にアレクサンダーテクニークのプライマリーコントロールが働きます。
頭頂からつま先に連続性が表れて、体の中心に爆発的なエネルギーの高まりを生じます。
これをうまくやるには、いきなり高く舞い上がろうとしないで、
顔が床とスレスレの低空飛行をして安定感を身に着けていきます。
1)手の向きを前方にしてスタンバイ。左右の肘の位置はお腹のやや外側にくるようにします。
2)頭がリードして前にいくと、前腕は傾斜します。
3)すると体は浮上します。この低空飛行をしばらく続けてください。
しばらくといってもなかなかたいへんなので7秒もやれば十分です。
たかが7秒、されども7秒、忍耐がいります。
4)忍耐が限界まできたら、高く舞い上がりましょう。
●スパイラル呼吸法™とパワーヨガ/クラニオセイクラル/アレクサンダーテクニーク/東京門前仲町レッスン
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吉田篤司
アレクサンダーテクニーク ヨガ講座:
第154回目「丹田圧縮の最強アサナ:カウンディンニャⅢ」11月16日
昨日は京都でのワークショップでは、参加者の方が浮上系ポーズに大奮闘してくれました。
骨盤上昇から始まり最後には、丹田力によるオーラを背中から放っていました。
今後もぜひとも各自でワークを続けていってほしいです。
それで私も東京に戻りましたが、長時間の乗り物での旅はやっぱり疲れるものですね。
中でも飛行機や車はシートベルトで身動きできない上に、振動や揺れが加わるので、
あまり嬉しくない変なマッサージ効果があるんです。
アレクサンダーテクニークでは正しい車の乗り方とか、まあそれなりのアドヴァイスはできますが、
それにしたって長旅ではやっぱり疲れるもんです。
そういうときにはヨガの浮上系ポーズをやるとアドレナリンの作用で即効元気になるのです。
自宅に着いたらソファーに向かう前に、浮上ポーズを1回でもやればことが済みます。
中でも最強アサナが賢者カウンディンニャⅢです。
たいへん難しいアサナなので、まずは横足鶴を練習しましょう。
横足鶴の延長線上にあるのが、カウンディンニャⅢです。
1)基本姿勢から右に移動
2)右足を後方にグーッと伸ばしてストレッチしましょう。
3)そして両足を揃えて並べます。
初心者の人でもここまでは練習して体に馴染ませると、だいたいできます。
そしてエネルギーアップと丹田圧縮の効果もかなりあります。
楽しみながら頑張ってやりましょう。
4)両手をマットに押しつけて頭を持ち上げます。
両脚を伸ばしてやるのがカウンディンニャⅢ、両膝を曲げてやるのが横足鶴です。
横足鶴は先日の京都レッスンでも、初めてなのにできてしまう人もいますね。
本人も驚いていたようですが、それがアドレナリンの作用なのです。
5)顔を上げてポーズ完成。
ロケットブースターをONにしたかのように、元気でたくましくなります!
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吉田篤司