クラニオセイクラルセラピーのお勉強を始めると、
多くの人はそのあまりにも繊細な動きを捉えることができないという、難関に出くわします。
クラニオの施術では、体に生じている3種類のリズミックな波の動きを手で捉えます。
1)CRI:1サイクル3~4秒程度
2)ミッドタイド:1サイクル30秒程度
3)ロングタイド:1サイクル90秒程度
このうちCRIは肉体レベルなので、慎重に観察すると割と手でも感じられるものですが、
ミッドタイドになると、多くの人はまったくわけがわからなくなってしまいます。
ロングタイドまでいっちゃうと、もう完全に次元の違う話でお手上げです。
ところが少数なのですが、わかる人もいて、そういう人には当たり前のように見えて感じてしまうのです。
いったいどこが違うのかというと感覚の問題もあることでしょう。
例えばモスキート音といって、子供には聞こえるが大人には聞こえないといったものです。
モーツァルトなどは倍音の高周波が聴こえて作曲したとも言われています。
まるでコウモリなみの聴覚ですね。
こういうのを素質とか才能とか言ってしまうと、
せっかくのクラニオセイクラルセラピーは特殊能力のある人だけが、可能ということになってしまいます。
でもミッドタイドやロングタイドがわからないのは、案外、見るべきところを見ていないのです。
いつもの普通の物の見方ではなくて、ちょっと目の焦点や視界を変えてみるんです。
すると見えないものが見えてきます。怖い世界ですねえ。それとも神秘的でしょうか。
どんな風に見るのかというと、下の絵を見てください。
この中には文字が書かれています。
何が書かれているのか見えた人は、良いセンスで物の見方を知っている人です。FBIになれるかもしれませんよ。
どうしても見えないという人のためにヒントです。アルファベット4文字の単語です。
クラニオセイクラルセラピーの施術をするときには、
クライアントをこういう風に見ると、ミッドタイドやロングタイドは見えてきますよ。
そして一度、見えてしまうともう二度と見ないでいることはできなくなってしまいます。
エッ?そんなことなら見えなかった方が良かったって?
ご安心ください。幽霊が見えるわけではありません。
もっとも訓練次第では見えるようになるかもしれませんけどね。
ちなみに空海の真言宗では「阿字」を見る瞑想があります。こちらはアルファベットは見えません。もっと抽象的な世界で見る者によって、見えるものが違ってきます。
特殊な環境でやると、こんなものも見えてきますよ。
●スパイラル呼吸法™とパワーヨガ/クラニオセイクラル/アレクサンダーテクニーク/東京門前仲町レッスン
http://spiralb.com/
070-5594-6328
headneckup★gmail.com(星を@に変えてね)
吉田篤司