アレクサンダーテクニーク ヨガ講座:
第171回目「片足鶴はフワーッと舞い上がるイメージ力が秘訣」11月24日
難しい片足鶴も毎日やっていると、いろんなコツがつかめてきます。
頭と腕の方向性とか解剖学的なメカニズムも大切ですが、
アレクサンダーテクニークの基本 ”Think UP!” はとても重要です。
「上に行くことを思う」ということです。
思うだけじゃあ何にも起こらないよ、と思う人は甘いのです。
行動する前に「思う」か、何も考えないでがむしゃらにやるか、どちらが賢く有利になるかは明らかです。
そして「思うこと」はイメージすることでもあるんです。
「思う」と単純に言っても奥が深いのです。
文字で考えるか、絵で考えるか、音で考えるか、味で考えるか、ニオイで考えるか、皮膚感覚で考えるか、
はたまた無の境地で考えるか、いろいろあるのです。
今、あなたはどんな思い方をしていますか?
それで片足鶴のフワーッと舞い上がるイメージトレーニングをやりましょう。
思うだけでなく体を使ってやります。
◆Think UPのやり方
1)背中にハンガーが入っていて自分がぶら下がってると思います。
指で背中のシャツを上に引っ張ってつま先立ちになると、そんな感じになりますね。
2)クレーン車で運ばれる荷物のように、指の操作で体を移動させます。
パントマイムですね。うまくやれば足取りが水の上を歩くかのように、フワッとします。
こんな風にして、上に行く、舞い上がるイメージを体感するんです。
◆片足鶴をやる
1)イメージをしっかり体感したら、基本姿勢からフワーッと足を浮上させて、左ひざを左上腕に乗っけます。
2)フワーッと右足を高く上げます。
3)クレーンで背中を吊り上げてもらいましょう。
4)フワーット頭が前に上に行って、ポーズ完成。
●スパイラル呼吸法™とパワーヨガ/クラニオセイクラル/アレクサンダーテクニーク/東京門前仲町レッスン
http://spiralb.com/
070-5594-6328
headneckup★gmail.com(星を@に変えてね)
吉田篤司
アレクサンダーテクニーク ヨガ講座:
第170回目「カウンディンニャⅡオープンレッグ」11月24日
カウンディンニャⅡでは、クラニオの膨張・収縮のプライマリーブリージングを扱います。
1サイクル約3~4秒でリズミックに繰り返しています。
本来は細胞レベルの目に見えない繊細な動きですが、
可塑性(かそせい)と言って、外からの動きで内部に点火させることができます。
足が床をスムースに滑るように、ソックスをはいてやりましょう。とっても楽しい動きです。
1)基本姿勢で左ひざを左肘に乗っけます。
2)そして膨張します。右脚を後方、左足を左側に伸ばしてください。
このとき左ひざは左肘に乗せたままやります。
3)限界まで膨張したら、今度は限界まで収縮しましょう。
多くの人は膨張ではうまく広がりますが、収縮はなぜかそこそこで終わらせてしまうようです。
本当は収縮の方が丹田の圧縮効果を高めるので大切なのです。手を抜かないようにご注意ください。
4)膨張と収縮を5、6回繰り返したら、最後に膨張で広がりながら、頭と足を床から持ち上げます。
5)ここでプライマリーコントロールが働くと、ダイナミックに垂直浮上します。
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吉田篤司