アレクサンダーテクニーク ヨガ講座:第187回目「内臓の袋:腹膜の圧縮でエネルギーアップ その2」12月5日
前回に引き続き腹膜の圧縮です。今回はクラニオセイクラルの基本コンセプトにある、体の全域にある膨張と収縮、リズミックな動きを使っておこないます。
本来ののクラニオセイクラルセラピーは、施術者がクライアントに軽いタッチで触れる静かなワークですが、ここでは体の動きを自発的に作っておこないます。システマチックなアクションを繰り返すと有機的な動きが表れて、体が浮上すると同時に腹膜を強烈に圧縮することができるのです。そのとき丹田は高密度のエネルギーを発します。
尚、1月に東京で開催するクラニオ3日間集中コースは、セラピー重視ですので、静かな感覚的なワークを専門におこないます。丹田圧縮のエネルギーアップにご興味のある方は、通常のレッスンにお越しください。
1)まず基本姿勢
2)左脚の大腿部の内側を左肘に乗せます。この位置関係が体を浮上させるカギです。
3)そうしたらここでクラニオのリズムを引き出すために膨張と収縮のアクションをおこないましょう。
まず収縮です。つま先を床の上で滑らせて両足を引っ込めるとお尻が持ち上がります。次に膨張です。右脚を後方に、左足を左方向にそれぞれ伸ばします。この動きを5、6回繰り返しましょう。うまく床を滑らすためにソックスをはいてやります。
4)最後に膨張で広がると、体はブワーッと浮上し始めます。これがアレクサンダーテクニークのプライマリーコントロールです。
5)浮上したら左右の脚を全開で伸ばしましょう。腹膜には強烈な圧縮が起こります。
●スパイラル呼吸法™とパワーヨガ/クラニオセイクラル/アレクサンダーテクニーク/東京門前仲町レッスン
http://spiralb.com/
070-5594-6328
headneckup★gmail.com(星を@に変えてね)
吉田篤司