吉田篤司:アレクサンダーテクニークとパワーヨガ

アレクサンダーテクニークとパワーヨガ、特殊呼吸法で全身躍動!脳が目覚める革新BODYワーク!

アレクサンダーテクニーク ヨガ講座:第190回目「上級アサナの片足鶴、空中に舞い上がろう!」

2019-12-06 14:37:31 | 美容と健康

アレクサンダーテクニーク ヨガ講座:第190回目「上級アサナの片足鶴、空中に舞い上がろう!」12月6日

前回は、初心者でも練習できるように片足鶴のポーズを壁を使ってやりましたが、ヨガ好きの人ならやがては壁なしでできるようになりたいと思うことでしょう。丹田力のエネルギーレベルが断トツで違いますからね。チャレンジしようと思う人なら、やがてできるようになります。失敗を何度も繰り返しますが、脳はちゃんと学習しているんです。オートマチックで自動的に筋肉の使用度やバランス調整をやってくれます。

1)壁を使っての片足鶴が簡単にできるくらいになると、フワッと舞い上がる上昇感もだいたい身についているはずです。基本姿勢から足を浮かび上がらせてスタンバイになります。

2)左ひざを左上腕に乗せて、右足を上げましょう。ここでちょっとしたアドバイスがあります。これからの季節、空気が乾燥するとパンツのキジにもよりますが、肘から滑ってうまく乗っからないんです。そこで濡れた手でパンツのひざの部分をわずかに湿らせておくとしっくり貼りつきます。

3)そして自分は背中に羽の生えている鶴だと思って、フワーッと身軽に舞い上がるんです。腕力だけでは苦しいですが、自由に空を飛ぶ鳥をイメージするとうまくいきます。

4)そしてポーズ完成です。アドレナリンとドーパミンが吹き出して、幸せいっぱいの勝ち誇った自分になります。

●スパイラル呼吸法™とパワーヨガ/クラニオセイクラル/アレクサンダーテクニーク/東京門前仲町レッスン
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吉田篤司


アレクサンダーテクニーク ヨガ講座:第189回目「本番前の緊張症を治す簡単ヨガ その2」

2019-12-06 14:10:37 | 美容と健康

アレクサンダーテクニーク ヨガ講座:第189回目「本番前の緊張症を治す簡単ヨガ その2」12月6日

それでは前回からの引き続きで片足鶴をやりましょう。壁を使ってやるので、初心者も安全、楽しくできます。ここらで丹田強化して緊張症とおさらばしましょう。本番直前でもたじろがない、たくましい自分になってください。

1)まず基本姿勢です。指先を前にして、両手を頭をマットにつけます。頭と左右の手の位置関係はとても重要です。三角形を作るように置きましょう。

2)そうしたら右足を壁につけます。まるっきり簡単です。でもちょっとここでポイントがあります。頭の置き場所と足と壁の距離間です。みなさん背の高さが違いますから、自分に見合った距離になるよう、ポジションを変えて見つけてください。

3)適格な距離が見つかると、さらに左ひざを左上腕に乗せることができちゃいます。これを見ると初心者の人は尻込みするのですが、やってみると本当に簡単です。高齢者の人でもできるくらいです。物事は見かけとは違うのです。できないとしたら、壁との距離がうまく合っていないからです。

まずこのバランスに慣れてください。脳が学習して体がオートマチックでバランス調整をし出します。うまくバランスをとれるようになると、不要な緊張は一切なくなります。とても気持ち良くなります。

4)バランスが安定して簡単にできるようになったら、次は両手でマットを押して頭を持ち上げようと頑張ってください。息を吸ってお腹でグッと力をこめます。クンバカといいます。

頭は持ち上がらなくてもかまいません。こうした不安定の状態で頑張ると冷静さが身に着くのです。それが本番前の緊張症を治すのです。そして毎日やっていると、これも脳の学習効果で頭は少しづつ持ち上がるようになります。

5)そしてある日、高く舞い上がることができます。これができる頃には緊張症は消えてなくなっていることでしょう。いつでもどこでも平静で本来の自分らしくいられます。

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アレクサンダーテクニーク ヨガ講座:第188回目「本番前の緊張症を治す簡単ヨガ その1」

2019-12-06 13:39:56 | 美容と健康

アレクサンダーテクニーク ヨガ講座:第188回目「本番前の緊張症を治す簡単ヨガ その1」12月6日

・人前でスピーチすると手足が震えて声が出ない。

・普段はスラスラ自由自在に楽器を弾けるのに、ステージ直前になると緊張して全身コチコチの演奏になる。

・重要な選択を迫られると、ついつい撤回ボタンを押してしまい、せっかくの成功をみすみすを逃してしまう。

・今まで順調に事が運んでいたのに、ゴール直前になると必ず予期しない不運に見舞われて失敗してしまう。

こんなふうにいざという時に、なぜか体が緊張して苦しい思いをする人が案外、多いのです。私自身も若いころそのタイプで、会社の上司から「ちょっとヨシダ君!」などと後ろから言われると、ドキッと体が固まっていたもんです。

人に相談すると「深呼吸して肩の力抜けよ。君はマジメすぎんだよ。ハハハ」となり、しまいには「ひょっとして何か変なモノが憑りついているんじゃないのか?お祓いしてこいよ。エンガチョーン」とまで言われてしまいます。

この回避策としては、ヨガのシャバアサナだとか、アレクサンダーテクニークのセミスパインのように、仰向けになってリラックスして、一時的に対処できることもあります。でもこういうのはゴマカシに過ぎないので、結局、緊張症からは依然として逃れることはできません。

多くの人は緊張している肩や胸部の締めつけをもがいてリラックスしようとしますが、いくらやっても解決にはなりません。なぜかというと緊張の原因は、本来、力が入っているべき部分がスカスカで、エネルギーが必要もないところに過剰に分散してしまっているからです。

そこで毒は毒をもって制すように、緊張には緊張で制するのです。緊張には良い緊張と悪い緊張があります。良い緊張は研ぎ澄まされた感覚で機敏な動作をするものです。そうした能力を身に着けるには不安定なバランス状態で、力を込める練習をします。そこでヨガの片足鶴(エーカパーダバカアサナ)をやるわけです。すると「片足鶴のポーズって上級中の中でも最も難しいアサナでしょう?そんなのできるわけねーじゃん」という人がいます。

私もそんな無茶はいうつもりはありません。片足鶴をを使ってやるんです。見た目は初心者の人にとっては、絶対不可能に思えてしまいますが、実際にやってみると、まったく簡単なんです。よほど体に問題がなければ、誰でもできてしまいます。ちなみにレッスンで、できなかった人、見たことありません。できないできないと言いながらも、やった本人自身が一番びっくりするみたいです。

それを毎日ちょこちょこ繰り返していると、だんだん体の中心にエネルギーが集まって、肩や胸部の緊張は消え去ります。しかも副作用で美容と健康、若返りの効果もあるんです。それをこれからやるわけですが、説明が長くなってしまったので、実践方法は次回にやります。

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吉田篤司