アレクサンダーテクニーク ヨガ講座:第201回目「腸腰筋のストレッチ」12月19日
孔雀や賢者ポーズは腸腰筋を圧縮してエネルギー増幅をしますが、逆にストレッチで腸腰筋を伸ばすアサナもあります。柔軟系のポーズで「アルダ・マツイエンドラアサナ」というのが初心者でもチャレンジできます。
なんでもヨガの修行をしていた魚のポーズなのだそうです。「そんな魚いるのかよ?」と思うのですが、古代インドともなるとやっぱりいたんです。そのころはガンジス川もきっと五十鈴川のように清らかだったことでしょう。
それで腸腰筋というのは骨盤底にあるたいへん重要な筋肉グループで、一番大きいのが大腰筋です。胸椎12番から始まって股関節まで伸びています。これをストレッチしてみようというのが今回のテーマです。
1)まずアグラになってから、左足を右大腿部の向こう側に置きます。股関節が固い人は、この時点でもう難しいかもしれません。無理なら止めて他のアサナをやった方がよいです。柔軟系ポーズというのは、頑張ってやっても後々かえって筋肉を固めるので、そこそこほどほどにやりましょう。
2)次に右上腕を左ひざに引っ掛けます。これがなかなかややこしいのです。左腕と間違わないでください。
3)そして右ひざをつかみましょう。この時点ではお尻の大殿筋が強くストレッチします。
4)そこから目を先行させて頭を左に向けます。すると胴体がねじられて腸腰筋のストレッチができます。
5)余裕があったら右手で左足をつかみましょう。
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吉田篤司