アレクサンダーパワーヨガ講座:第397回目「ピラミッドのポーズ」7月19日
先日からスパイラル・ルートの筋膜群と体各部の動きについて新たな法則性に気づいてから、アサナの取り組み方が大きく変わってしまいました。
つまり今までのやり方はもう通用しないということです。あのときは良くても今はダメなのです。PCソフトなんかもアップデートを繰り返していて、ある日、基本部分に間違いが見つかると脆弱性とか言って、新バージョンを買ってくれときますよね。古いのを使っているのは時代遅れですよ、というわけです。
だからヨガのやり方、アレクサンダーテクニークの学び方、これからも突然流れが変わるのも、まあ自然なことですね。だからこの講座も2020年7月16以前のはもうあんまり参考にしないでください。
ただしアレクサンダーテクニークの姿勢改善法その1~その8は大丈夫です。なぜならあそこからスパイラルの奥深さが現れたのですから。
https://blog.goo.ne.jp/brainfree/e/26c02297a8b13dd2a248640871dc1b17?fbclid=IwAR0Y2fg6RRGILaKehg90p-V2HVgrfzFR6Wq6JoQsqm1rEo3BnkC0lNxvPVk
というわけでピラミッドのプラサーリタ・パードッターナアサナです。
1)足を大きく開いて立ちます。そして上体を丸めながら下げて、手でお尻の皮を上に撫でながら背中の中心に寄せ集めます。ここが以前の方向性と変わった部分です。わずかな違いなのですが、結果は大きく変わります。
2)そして背中でナマステー
3)次につま先を指でつまみます。そして背中を反らせながら顔を上げます。このときお尻を後方に突き出します。つまり頭が前、お尻は後ろに向かうので背中が反り返りながら前後に伸びていきます。この部分もまた変わった部分です。
4)背中を丸めて手をマットについて頭もつけます。
5)再び背中でナマステー。背中が丸まった状態では手で背中の皮膚を中心に向かって方向づけてください。ここもまた新バージョンのダイレクションです。
6)最後に手をマットについて顔を上げて背中を反らせます。やはりお尻を後方、顔を前に向かわせて、背中は中心から前後に伸ばしてください。
背中が反り返っているときは、左右の肩甲骨は寄せ集まります。これは以前と同じです。体の方向性と流れは本当に複雑ですね。
こんな話を誰かがしていました。ムカデがたくさんの足を一つの狂いもなく調和させて動かしているのをアリが見ました。そして「そんなにたくさんの足をいったいどういう順番で動かしているの?」と聞きました。するとムカデは「それはね。ええと・・・」と言いかけると、そのまま考え込んで身動きできなくなってしまいましたとさ。
【アレクサンダーパワーヨガ Part-77】
●スパイラル呼吸法™とパワーヨガ/クラニオセイクラル/アレクサンダーテクニーク/東京門前仲町レッスン
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吉田篤司