ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

6/13日 中尾高原より焼岳を往復 その7:焼岳小屋から下る。 ツマトリソウ ムラサキヤシオツツジ コミヤマカタバミ クリンユキフデなど

2018-06-21 07:04:35 | 草花
中尾峠の北東にある小山から下り、焼岳小屋を目指しています。
これから先はもう登り勾配は無くて一本調子の下り道になります。
標高2,130mくらいのところから1,670mあたりまでのレポートとなります。

ツマトリソウ ↓ 

この山行ではこの一株、一輪だけを見ました。



ムラサキヤシオツツジ ↓

穂高・槍に続く稜線上で、このツツジを見ました。



ハイマツ ↓

この山の標高からすると、ハイマツが生育するかどうかの、ぎりぎりのところでしたが、ハイマツは少しだけ見ることができました。この分量では、ライチョウは棲みつけないでしょうね。



焼岳小屋の屋根 ↓

焼岳小屋の屋根が、すぐ近くに見えるようになりました。



長野県警 ↓

小屋の横で、長野県警の皆さんが休みを入れていましたので、断りを入れてから、被写体になって頂きました。



焼岳小屋から離れる ↓

焼岳小屋には立ち入らずに、それをかすめて離れていきます。



エンレイソウ ↓

エンレイソウはまだ、花をつけています。



ゴゼンタチバナ ↓

ゴゼンタチバナは、緑色の花びら(総苞)をつけています。これから白くなるのでしょうね。



分岐点に戻る ↓

朝方に、道を分けた、その地点に戻ってきました。これから先は来た道を戻ることになります。



残雪 ↓

雪を踏んだりして、下って行きます。




オガラバナ ↓

オガラバナという札が付いていましたが、花は未だついていませんでした。



秀綱岩神社 ↓

帰り道では、横目に見て通過します。



残雪 ↓

この雪は踏まずに進めました。



雨量観測所 ↓

雨量観測所で休みを入れるつもりでしたが、ここも通過することにしました。
膝の具合が悪くならないうちに、距離を稼いでおこうというつもりになっています。



テンナンショウ属 ↓

色が黒ずんでいますが、見方によっては洒落た感じの花だと思いました。


笠ヶ岳の山肌 ↓

笠ヶ岳の姿はこれが限度でした。



コミヤマカタバミ ↓



来るときに閉じていた花は、時間が経った今は、少しは開いてくれました。



ツクバネソウ ↓

横位置から撮ります。



オオバミゾホオズキ ↓

オオバミゾホオズキが、道の片側で群生しています。



クリンユキフデ ↓

来るときに見落としていた花です。



トチバニンジン ↓

これも見落としていた花でした。
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6/13日 中尾高原より焼岳を往復 その6:焼岳北峰に別れを告げて、中尾峠の東北に聳える小山に登る。

2018-06-20 07:02:36 | 草花
焼岳の北峰の片隅で休憩し、身づくろい、腹ごしらえをしてから、頂にいとまごいをします。
中尾峠まで来た道を下って行き、峠からは焼岳小屋を目指すことになりますが、その間に高さ40-50mほどの小山があり、まずはそこを目指すことになります。

山上の湖 ↓

北峰の片隅で、眼下にこの美しいカルデラ湖を見下ろして、食事をします。



噴気孔 ↓



少し左に目をやれば、噴気孔もあり、風の向きによって煙が動くために、孔が見え隠れします。



眼前に南峰 ↓

眼前にこの山の最高点を持つ南峰が聳えます。この山の取付き箇所で、上に行こうとしているように思えた登山者が二人いましたが、やがてあきらめたのか、道を戻ってしまいました。



北峰に暇乞い ↓

腹ごしらえと身づくろいを済ませて、山頂とお別れします。



上高地 ↓

雲の様子がこういうことですので、最後になるかもしれない景色を撮っておきます。



焼岳小屋方面 ↓

中央の緑色の屋根は焼岳小屋のもので、あそこを目指して中尾峠まで下りて行き、峠からは手前の小山を登り返します。



噴気孔 ↓

下りでは余裕を持ち、この噴気孔に近づき、噴気に手をかざしてみます。「アチッ!」と言えるほどの温度でした。



霞沢岳 ↓

昨年歩いた霞沢岳が見えて来ましたが、山頂部が隠されています。



上高地 ↓

山頂の時よりも少しだけ近づき、邪魔な雲もなくなり、良く見えています。



中尾峠 ↓

中尾峠まで下ってきました。直進するこれから先の道は、本日の未知の部分となります。



霞沢岳の右手 ↓

霞沢岳の右手(奥の方)に形の良い山が見えます。あの山をズームしてみます。



鉢盛山 ↓

それは鉢盛山(2446m)でした。カシバードで描画してみると、あの頂からも北アルプスの良い眺めがありそうです。



足元に ↓

峠から小山に取付いています。登山路の足元にリンドうの仲間でしょうか、まだ若い株が立っています。



霞沢岳 ↓

霞沢岳の山頂部までがちゃんと見えるようになってきました。上高地との位置関係はこうなります。



大正池 ↓

大正池も、より近く見えます。



ネジバナか? ↓

小山の頂上に着きました。
山頂の直近で咲いていたこの花は、平地で咲くのと同じネジバナなのかよくわかりません。
標高の上ではミヤマモジズリなんですが、どう見ても平地で咲くネジバナと同じように見えてしまいます。



小山の山頂 ↓

小山の山頂はこんなところですが、驚いたことに、ここでも噴気孔を4つほど見てしまいました。
焼岳の活火山としての実力は恐るべし!・・・・と感じさせられました。



噴気孔 ↓



上の噴気孔の周りではオトギリソウの仲間が花をつけています。
下の画の方では硫黄の黄色は見えませんが、確かに噴気があります。



焼岳小屋は近い ↓

小屋を目指して下って行きます。



笠ヶ岳方面 ↓

笠ヶ岳方面は山体が見ているものの、山頂は雲に隠されています。
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6/16日 蒲郡市郊外の相楽山(下の段 最終記事):ハチの巣 ヤマホタルブクロ ウツボグサ オカトラノオ ボダイジュ イワガラミなど

2018-06-19 09:29:19 | 草花
相楽山中腹の散策路を歩いています。 それが終わると小高いところに登り、そこで昼食タイムとしたいところですが、最近この山ではダニが蔓延り、おちおち腰を下ろせなくなってしまいました。
やむなく場所を移して、ダニの出そうもないところまで移動することになります。

相楽山の最終記事となります。

ノギラン ↓

ノギランはショウジョウバカマと同じ場所にありましたが、こちらは未だ蕾でした。



コアジサイ ↓

コアジサイの花は終わっています。



シライトソウ ↓

シライトソウは哀れな姿になっています。



サジガンクビソウ ↓

サジガンクビソウは花の蕾が見えてきています。



ハチの巣 ↓

物騒ですのであまり近づかないことにします。 これは、アシナガバチでしょうか。



ハナゾノツクバネウツギ ↓

また、園芸種が顔を見せました。これは造園上の植栽なんでしょうね。



ニシキギ ↓

これも植栽のようです。



テイカカズラ ↓

未だ花が残っていました。



ヤマホタルブクロ ↓

今年初めて見た”ホタルブクロ”です。



ウツボグサ ↓

これも今年の初見です。



ノアザミ ↓

惚れ惚れとするような端正な姿ですね。



オカトラノオ ↓

咲き始めの清新な姿を愛でます。



ネジバナ ↓

駐車場の芝草の中で見つけてしまいました。


車に戻り、場所を移して昼食を取ることにします。


ボダイジュ ↓



お寺さんの下で菩提樹の大木に花が来ていました。風の向きによって、良い香りが届きます。



観音堂 ↓

このお寺にお参りしてから、境内で昼食を取らせてもらいます。



椎の大木 ↓

立派な椎の木を見ながら食事をします。



石仏 ↓

お寺の本堂を挟んでミニ四十八か所巡りの石仏が並んでいますから、食後に仏様の一つ一つ(失礼)にご挨拶をしていきます。



石碑 ↓

こちらは霊神様で、御堂山の山頂に向かって参詣道があります。今回は登って行くのをパスします。


車に戻り、お寺から離れていきます。


イワガラミ ↓



途中でイワガラミの咲く場所があり、そこに立ち寄ります。



アカメガシワ ↓



アカメガシハは来る途中でも随分花を見ました。下の画のこちらは、雌花のようです。
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6/13日 中尾高原より焼岳を往復 その5:秀綱岩神社を経て焼岳北峰まで。 雨がやみ、咲き出した高山植物も輝く

2018-06-19 07:08:13 | 草花
雨が上がりつつあるようですが、道の両脇の笹の葉には雨露がたっぷりとついていますので、ポンチョを脱ぐことはしません。(このまま山頂まで、防寒着代わりにポンチョをつけて歩いていきます。)

この記事では、中尾峠に出て、そこは槍・穂高に続く稜線になりますが、その稜線上を槍・穂高とは逆方向に進み、焼岳の北峰山頂に至るまでのレポートとなります。
記事の始めでは標高は2000m手前くらいのところまで来ています。

秀綱岩神社 ↓



鳥居についた扁額には「秀綱神社」とありましたが、巌に守られた神坐には「秀綱岩神社」とありました。
ここでお詣りしてから道に戻ります。



ツルリンドウ ↓

秋に生る実が未だついています。野鳥はこれを食べないのでしょうか。
代わりに小生が食して、種をあたりにばらまいておきました。



タケシマラン ↓

道々でタケシマランの株を何度か見てきましたが、ここでやっと花付きのものを見つけました。



小屋と中尾峠の分岐点 ↓

小屋への分岐点に来ました。ここでは右に道を採り、先に中尾峠、焼岳山頂を踏んでから、焼岳小屋に回り、左の道で下りて来ることにします。



イワナシ ↓

イワナシの透明感のある美しいピンクの花を、これ以降何度か目にします。



雨は止んだが・・・↓

雨は上がりましたが、あたりにはまだガスが立ち込めています。
今回は山上にいる間は、残念ながら、ずっとこんな状態でした。
(山を下りた頃には、随分見晴しは良くなったように感じました。生憎なことですね。)



中尾峠 ↓

稜線に乗り上げました。そこにある中尾峠は通過点として、休みを入れることなくこれを右折して、歩き続けます。



山頂方面 ↓

山頂方面を見てもまだこんな状態です。すれ違った登山者に聞くと、山上ではもう少し見通しが利くということでしたので、それを楽しみにして歩きます。



大正池 ↓

稜線上から、上高地の大正池を望める場所があります。



コケモモ ↓

地面に高山植物が現れています。コケモモは花が咲き出して間がないようです。



イワカガミ ↓

イワカガミはかたまって派手に咲いています。



高山のヤナギ ↓

高山性のヤナギの木も花芽を持っています。



ツガザクラ ↓

ツガザクラも儚そうな淡い色で咲いています。



コメバツガザクラ ↓

恐らくこの花が一番先に咲き出すのでしょうか。花にやや古さが見られます。



イワヒゲ ↓

イワヒゲは咲き出したばかりのようです。



残雪 ↓

この残雪は踏むことなく、見るだけで済みました。



噴気孔 ↓

焼岳の現役火山の片鱗と、あたりに漂う硫黄臭をとっくりと味わいます。



北峰の山頂 ↓

急勾配を丁寧に詰めると、山頂に近づきます。



北峰頂上 ↓

北峰の山頂に着きました。上高地側から来た登山者が10人ほどいましたが、中尾温泉から登って来たのは小生一人だけのようです。



南峰を見る ↓

目の前に南峰があり、あちらの方が高いようですが、通行禁止となっているようですから、見るだけに留めます。



大正池 ↓

山頂から真東の方向に、大正池が見えています。



上高地 ↓

目を左に振ると、北東の方角に、上高地の河童橋の付近が見えているようですが、肝心の河童橋は木々の陰で見えていないようです。
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6/16日 蒲郡市郊外の相楽山(上の段):ニガナ ウスノキの実 ササユリ 赤いアジサイ ヤマボウシ ムラサキシキブなど

2018-06-18 07:48:13 | 草花
(本日3記事目の投稿となります。)

土曜日に山の神様と蒲郡市郊外の相楽山にまた行ってきました。 今度はササユリとイチヤクソウの花を見るために出かけたのですが、なんということか・・・・。花には遅すぎました。

それでも、この季節らしい花模様がありましたのでレポート致します。
ニガナ ↓

山の中腹の広場でこの花がぽつぽつとみられます。



これは? ↓

青い実を垂れ下げているこれは、何の木でしょうか? ヤマウルシになるのでしょうか。



ウスノキの実 ↓

小さくて赤く美しい実を見せているのは、ウスノキです。一粒試食すると、程よい甘味と酸味がありました。



ツクバネウツギ ↓

ツクバネウツギは花が散って、追羽根の形状が残っていました。



イチヤクソウ ↓

イチヤクソウは花が終わっていて、残り花を探しましたが、見当たりませんでした。



ササユリ ↓

ササユリも終わっていて、奇跡的に残っていた一輪をやっと見つけることができました。



睡蓮 ↓

池には睡蓮が咲いています。おそらくこれは、園芸種だと思います。



赤いアジサイ ↓

これも園芸種でしょうね。ここには草木がやたらに持ち込まれてきていて、見分けるのに頭が混乱します。



ヤシャブシ ↓

ヤシャブシが青い実をつけています。



ヤマボウシ ↓



ヤマボウシは実(上)も、花(下)も見ます。



センリョウ ↓

日陰でセンリョウが蕾をつけています。



キーウィー ↓

付近の民家からカラスが実をくすねてきて、ここで種を落とした様です。



ムラサキニガナ ↓

ムラサキニガナは大きななりの割には小さな花を控えめに付けますが、いま花が咲き始めたばかりです。



ムラサキシキブ ↓

こちらも同じように”ムラサキ”が付きますが、紫式部さんです。



海方向 ↓

展望台に来て一休みします。渥美半島の先端方向を見ますが靄っています。



蒲郡の湾内 ↓

場所を変えて、今度は蒲郡の湾内を見渡せるところに来ました。



ハナミョウガ ↓

花が終わって、若い実をつけ始めています。



ニガイチゴ ↓

ニガイチゴは実が出来ています。



コウゾの仲間 ↓

山の中腹の巡回路に入り、始めに見ました。コウゾの仲間で、不思議な形の実がついています。



エゴノキ ↓

エゴノキにも若い実が垂れ下がっていました。



ヤブコウジ ↓

ヤブコウジは未だ蕾でした。
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