ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

梅雨の時期に咲く花 :自転車で付近を一回り、12kmの道のりで見た花など

2018-06-14 07:07:06 | 草花
梅雨の合間に、花を求めて、付近を自転車でひと漕ぎしてきました。
日差しが来ていなかったので、比較的涼しく漕ぎ進めましたが、やはり途中からは汗ばんでしまいました。
そして、帰り道ではこの季節らしく、御約束の雨に降られてしまいました。

先ずは拙庭から見ていきます。
トウチクラン(唐竹蘭) ↓

これは、恐らくホウチャクソウの仲間でしょうね。



カリン ↓

我家のカリンは今年たくさん花をつけ、細かく実をつけて、そしてたくさん落果させています。



ナンテン ↓

蕾の時季が長かったものでしたが、今やっと花が咲いていました。



ハナショウブ ↓

庭の片隅で、ひっそりと、少ない株で咲いています。



ガクアジサイ ↓

折角梅雨に入ったのに、この花は峠を越え始めたようです。



ミヤコワスレ ↓

ミヤコワスレとして貰ってきた花のようですが、葉がごわごわするのが気になります。



スイカ ↓

山の神様の素人菜園ですが、今年は5玉が大きさを競っています。



ナツツバキ ↓



ネットのお友達の記事に触発されて、付近の公園まで出掛けました。木の下には花びらが少しだけ落ちていて、今が花の真っ盛りといった勢いでした。



マートル ↓

これは確かフェイジョアの仲間で、フトモモ科という聞きなれない科になっています。
古くから親しまれているハーブだそうですが、日本人にはあまりなじみがないのではないでしょうか。
ギンバイカ(銀梅花)という名前も広く使われているようです。



麦秋 ↓



JRの線路沿いの畑では麦の取入れが行われていました。



ヒルガオ ↓

別の公園の縁で、ヒルガオの花を一輪だけ見ました。



キンシバイ(金糸梅) ↓

これも同じ公園の縁で見ました。中国原産だそうですね。



ソシンロウバイの実

この日4つ目の公園で見たもので、今年は、花の付き方が多くはありませんでしたが、実は何とか見ることができました。



シナサワグルミ ↓

これも公園内で、大木化しています。



ヤマモモ ↓

歩道上に実が落ちて、道が汚れています。ヤマモモの実が落ちていたのでした。
木に近づくと、ムクドリが3羽ほど飛んで逃げて来ました。この実は彼らにもご馳走なのでしょうね。



大きなネギ坊主 ↓



団地の花壇に人の背丈くらいの、この大きなネギ坊主が立っていました。
アリウム・ギガンチウムという種類のようです。

家に着く直前に、雨に降られて、身体の上半分が濡れてしまいました。
コメント (2)
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6/4日 岩古谷・平山明神・大鈴・鹿島の4山周回 その8(最終記事):街道歩きで、カヤの木に着生したセッコクを見て、車に戻る。 

2018-06-13 07:07:35 | 草花
このシリーズの最終記事になりました。写真をたくさん撮ったのでシリーズも長引きました。
今回は、幸いなことに、雨に出遭うことなく、山を歩いてこられました。
東海自然歩道を使って鹿島山から下りてきて、一番始めの民家が見えて来ました。
これから先は、細いながらも簡易舗装された道を下って行きます。
未だ山深いところなんですが、人の住む場所まで下りて来たので、安心感に包まれます。
これから、朝に車を置いた場所まで、およそ4km弱を歩くことになります。

人家 ↓

山中から抜け出ると、最初の人家に行きつきます。



車道に交わる ↓

簡易舗装の細い道を下り切ると、車道(といっても車の往来は殆んどない。)に突き当たります。



ヤマユリ ↓

細い道が車道に突き当たる手前に、ヤマユリの株が見えました。まだ蕾が小さいので、7月頃の開花となるのでしょうか。



柿の木に着く ↓

車道歩きに入ってすぐのことです。民家の庭先に柿の木があり、それにセッコクがついていて固まって花を咲かせています。



ヤマツツジ ↓


ウド ↓

ウドが道端にありましたが、見るだけに留めます。



テンナンショウ属 ↓


ウバユリ ↓

ウバユリはこれだけでもすでに大株ですが、これからもっと大きく育つようです。



伐採地 ↓

立ち木を切って日が浅いようで、まだ、次世代の苗木は植えられていません。



街道歩き ↓

今までの車道よりは一段と広い道に出ました。これは国道473号で、この道を使って戻って行きます。



岩古谷山 ↓

歩く正面には、朝登った、岩古谷山が聳えます。こうしてみると峻険な岩山には見えないところが面白いですね。



鞍掛山 ↓

右手には今回は歩かなかった鞍掛山が見えます。



スイカズラ ↓

道の脇にスイカズラが新旧の花をつけて、”金銀花”という別名を持つにふさわしい姿を見せています。



平山明神までの稜線 ↓

朝に歩いた、凹凸のある稜線も見えています。



新しい道の岩古谷トンネル ↓

今から3年前にバイパスが完成して、そのバイパスと旧道との分岐点が近づいています。
その手前あたりから、新しくできたバイパスの先に、新しい岩古谷トンネルが見えています。
朝はあのトンネルではなくて、旧道の堤石トンネル(素掘り)の横から山道に取付いたのでした。



出発地点が見えた ↓

500mほど先になるのでしょうか。車を置いた場所が遠くに小さく見えて来ました。このすぐ先で、バイパスと旧道との分岐点になります。
車を置いたのは、旧道わきの駐車場でしたので、旧道歩きになります。



鹿島山 ↓

やや振り返るような位置に、先ほどまで歩いていた鹿島山も見えています。



大カヤの木 ↓

旧道歩きの途中で、目の前にカヤの木の大きなものが出てきました。幹や枝に白いものがついています。
道なりに近づいて行きます。




枝にセッコク ↓





幹や枝に着いたのはセッコクでした。白い花がたくさんついていて、大げさな表現をすると、大木が花で飾られているような印象を受けました。



出発地点に帰着 ↓

山を下りてから4km弱でしたが、街道歩きが終わり、出発地園に戻ってきました。
膝の状態が良くなくて、下りの時に歩行スピードが著しく遅くなり、その上に写真撮影枚数が増えて、随分時間が掛かってしまいました。
車で帰る道は交通渋滞の時間帯になっていますので、ここで荷物の整理やら、ストレッチをして、走り出す時間を遅らせておきます。自宅にはその旨を電話しておきます。


歩行数 ↓

疲れた割には歩行数が伸びていないと感じましたが、これは前の山行の疲れが抜けきっていなかったからなのでしょうか。もう10日も経つというのに、歳を食べると、疲れの抜け切るのに時間がかかるものですね。 
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6/4日 岩古谷山から平山明神山など4山周回 その7:鹿島山から池葉守護神社を経て東海自然歩道で下る。 番外で希少ラン

2018-06-12 07:04:47 | 草花
記事の冒頭、番外になりますが、希少ランのことについて記します。
先日、キンセイランの花の進み具合を確認しに行きました。花芽が上がり蕾が大きくはなっていましたが、まだ開花してはいませんでした。
ところがそのすぐそばで、キンセイランが掘り返されて、裸の状態で放り出されていました。
びっくりしてすぐ埋め戻しておきましたが、これは生々しい盗掘乱掘の現場でしたね。
どうしてこういうことをする気になるのか全く理解できないことですが、こういう希少ランについては盗掘行為がある限りは退避して保護措置が必要になっていると感じました。
「番外」
キンセイラン ↓


蕾 ↓


掘りだして放置された株 ↓




コアツモリソウ ↓

4月28日に見た時はまだ小さな蕾でしたが、今回は花には遅い時季となっていました。



ここから記事本編:

鹿島山から下って行きます。始めは杉の植林帯の中を比較的急勾配の下りが続き、それは池葉守護神社で終わりを告げます。
神社からは今回初めて歩く道になりますが、車が通れる林道を歩いて、山麓の知人宅目指して下ります。

ヤマヒルについての注意書き ↓

鹿島山の山頂のすぐそばにこの看板が立っていました。
ヒルに取付かれないための注意や、取り付かれた時の手当て、そのヒルの退治方法などを丁寧に教えてくれています。



杉林の激下り ↓

こんな斜面をどんどん下って行きます。(小生は亀さんスピードです。)



炭焼き窯跡 ↓

もともとは雑木林だったのでしょうね。伐採した後は杉を植えて、炭焼はできなくなります。



フタリシズカ ↓

山を登るときに見た花がまた出てきます。



コクサギ ↓

コクサギの花の時季は終わっていますので、実がついていないかと探しましたが、見つけられませんでした。



ガクウツギ ↓

ここでやっと、花の残っているガクウツギの株を見つけました。



池葉守護神社 ↓




御神木 ↓




本殿の鰹木 ↓

鰹木の偶数は女の神様で、奇数は男の神様と聞きます。



トチバニンジン ↓

神社の石段の脇でこれを見ました。



林道 ↓

神社から山麓まで続く、車が通れる道を今回初めて歩きます。



ヤブムラサキ ↓

ヤブムラサキは葉を触るとビロードのようなふかふかした手触りです。



マタタビ ↓

ここでもマタタビは未だ蕾でした。



ウツギ ↓

歩き始めに見た花が、フィルムを巻き戻すように続々と出てきます。



林道と舗装道路との交点 ↓

ここで林間の一般道と合流します。



車道歩き ↓

しばらくその車道を歩きますが、その間、車には一度も出会いません。



ウリノキ ↓

ウリノキの花が葉の下に垂れ下がっています。



東海自然歩道 ↓

車道から離れて、東海自然歩道の下り勾配を下りて行きます。



カキノハグサ ↓

山の稜線歩きでは見なかった花が、山の斜面に、また出てきました。 
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6/4日 岩古谷山から平山明神山など4山周回 その6:平山明神山から戻り、大鈴山と鹿島山を訪問

2018-06-11 07:03:09 | 草花
平山明神山の山頂に来ましたが、そこでは眺望が得られませんので、すぐに来た道を戻ることになります。
リュックをデポした小明神山まで戻り、日陰のそこで少し休みを入れてから、大鈴山、鹿島山を目指して歩きます。
それから先の道では危険個所はありませんが、時々痩せた尾根道を歩いたり、急勾配の下り坂がありますので、そういう時の配慮は怠りなくしなければなりません。
これから先の道中では全く人に出会うことがありませんでした。
静かな山の中、鳥の声や山の緑を楽しみながら進んでいきます。

時折ブナの大木 ↓

ブナの木は樹肌が滑らかで、爽やかな感じがしますね。


馬の背岩を登る ↓

馬の背岩に差し掛かりました、今度は登り勾配ですので、気楽に歩けます。



馬の背岩から二つの明神山 ↓

馬の背岩の上から、二つの明神山を眺めます。左手前の緑の塊が平山明神山で、奥の中央が三ツ瀬明神山です。



モチツツジ ↓


小明神山で休憩 ↓

ここでデポして置いたリュックと再会し、休憩を取ります。



明神・大鈴の稜線と岩古谷から来る稜線の交点 ↓

岩古谷山から来る稜線との交点のところに戻ってきました。今度は道を真っ直ぐ進んで、大鈴山を目指します。



この尾根でも時折ブナ ↓

ブナの木は連続してはいませんが、時々姿を現します。



凹凸あり ↓

この稜線上でも、上ったり下ったりを繰り返します。



グミンタ峠 ↓

木の杭にグミンタ峠と記されていました。この峠の名前の由来は未だに不明です。
「組の田」が山麓にあったのかなと推測しますが、これも全くの想像です。



灌木帯 ↓

グミンタ峠からは、灌木帯を抜けてから、比較的長い登り勾配が続きます。あとから調べると25分位ありました。



キッコウハグマ ↓

キッコウハグマが出て来ましたが、花は秋遅くになります。



大鈴山と鹿島山の稜線交点 ↓

比較的長く続いた登り道が、この地点で終わりとなります。
「山頂入口」と書かれた木の板が置かれていて、大鈴山の山頂方面を指しています。



大鈴山まで残りわずか ↓

山頂まではあとわずかとなっています。



大鈴山山頂 ↓

行く手に木の開けた空間が見えます。あそこが大鈴山の山頂です。



三角点 ↓

山頂には二等三角点があります。標高は、本日唯一の1000メートル超えの1,012メートル。



日本ヶ塚山方面 ↓

日本ヶ塚山方面への眺望があります。背後に薄く南アルプス南部の峰が霞んでいます。



青空 ↓

青空に雲・・・・夏の空らしくなってきました。



ガマズミ ↓

頂上の一角でガマズミの花を見ます。



ワラビ ↓

千メートルの山頂でワラビが出ています。



山頂を後にして、鹿島山を目指します。



鹿島山まで向かう稜線 ↓

始めのうちは、明るい広葉樹林の中を進みますが、やがて針葉樹が現れてきます。



ここでもブナの木 ↓

ここでも時折ブナの木が姿を見せます。



鹿島山を目指す ↓



大鈴山からの歩き始めは、明るい稜線でしたが、だんだん針葉樹が混じってきて、やがて鬱蒼とした感じになってきます。



ウマノスズクサ ↓

ウマノスズクサは大きく育っていなくて、花をつけた痕跡がありません。



鹿島山の山頂 ↓



鹿島山の山頂は杉の木立に囲まれていて、眺望は得られません。大きな石があるだけの静かな場所でした。
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6/4日 平山明神山など4山周回 その5:第四ピーク 稜線交点 小明神山 馬の背岩 西の覗き 平山明神山頂

2018-06-10 07:05:55 | 草花
この記事では、今山行の一番目玉となる部分のレポートとなります。

それは、
1.景色の良いところがあること
2.スリルのあるところを通ること  の二つの要素があるからなのです。

1の景色の方は、天気が梅雨空の一つ手前のかすんだものでしたので、多くは望めませんでしたが、それなりの爽快感は味わえました。
また、2のスリルについては馬の背岩という切り立った崖の狭い稜上を歩くのですが、歩く方向に下り坂になっていて、これが足の踏ん張りが利かない小生にとっては厄介な場所なのです。

第四ピークまでの道 ↓

第三ピークを越えてからは、林間の道となっていて、涼しく歩いていられます。



第四ピーク ↓

第四ピークまでは問題なく来られましたが・・・・・・



激下り ↓

それを過ぎてからが変なことになっていました。
道が見えなくなってしまい、しかも激下りをこなしていきます。



テンナンショウ属 ↓

激下りを済ませたあたりで、テンナンショウ属の花を見ました。



ギンリョウソウ ↓

土の状態がホコホコしているような場所で、ギンリョウソウも出てきました。



ロープ場 ↓

急傾斜の岩場に出くわすと、そこにはロープが掛けられています。



エンシュウハグマ ↓

エンシュウハグマの株も出てきました。花は秋になりますが・・・・



稜線の交点 ↓

今まで歩いて来た稜線と、これから歩く稜線の交点に来ました。ここから平山明神山の山頂まで、往復することになります。



馬の背岩までに大岩越え ↓

平山明神山の山頂に行くまでに、小明神山と馬の背岩を越えねばなりません。
しかし、その手前にもこのような大岩越えの課題もあります。



ドウダンツツジ ↓

花付きの悪い株ですが、一応付き合っていきます。
※編集後に追記:これをドウダンツツジとするのは無理がありそうです。
となると、これは「コアブラツツジ」あたりでしょうか。(愛知県豊川市にこの木の群生する山があるのですが・・・)



小明神山 ↓

小明神山の山頂に着きました。本日は人の気配が少ないので、ここに荷物をデポして、平山明神山の山頂まで空身で行ってくることに決めました。



まだあるアップダウン ↓

アップダウンはまだ出てきます。



松の股にヒカゲツツジ ↓

松の木の股に、ヒカゲツツジがちゃっかり育っています。



マルバウツギ ↓

岩の稜線からマルバウツギの花が見えています。



馬の背岩に掛かる ↓

この岩の向こう側に馬の背岩のナイフリッジが出てきます。
岩上では、先ほど休憩中に通過して行った男女二人連れが休憩していました。



岩上からの景観 ↓



大川入山 ↓

馬の背岩の上からは奥三河の山並みは見えていましたが、恵那山や南アルプスは、やはり見えませんでした。
恵那山の隣の大川入山がとても幽かに見えているだけでした。



馬の背岩 ↓

空身で両手にストックを持って歩くと、とてもバランスが良くて、馬の背岩を今まででは一番、安定して通ることができました。



”西の覗き”に行く案内 ↓

「西の覗き」という大峰山で聞いたような名前の付いた展望地があります。
そこには大岩があってそこからの眺めも抜群なのです。そこに行きます。



”西の覗き”からの景観 ↓






これから行くことになる大鈴山 ↓



天狗棚 ↓





”西の覗き”からの展望を楽しんだ後は、山頂を目指します。




平山明神山の山頂 ↓

平山明神山の山頂は、このように灌木に囲まれていて眺望はありませんから、”三河のジャンダルム”というのは名前負けですね。
やはり、遠くからの眺望は「釜伏せ山」が精々ではないでしょうか。
それでもこの山頂に到る道は、どこから来ても岩山だと感じさせるに十分なものがあります。
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