ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

11/10日 その5:萩太郎山山頂から 南と西の方角 奥三河と三河の山 鈴鹿の山 伊吹山など

2019-11-15 07:04:00 | 草花
萩太郎山の山頂には西側にアンテナ群が立っていて、視界を妨げてくれますが、それにめげずに覗き込む様にしてでも山岳景観に拘って行きます。
まず、真南に近い方向に三ツ瀬明神山があり、それから右に、(西に)カメラ目線を動かしていきます。
ただし、伊吹山はほぼ真西に近い位置にありますが、能郷白山は北西に近い位置となります。
三ツ瀬明神山 ↓

この位置ですと、この時間では未だシルエットに近い見え方です。



宇連山 ↓

目の前のアンテナが入りますが、宇連山は良く見えています。



大鈴山 ↓

こちらの山は両側をアンテナに邪魔されてしまいますが、こういう山ですので仕方ないことですね。右側の塔の上下のパラボラアンテナの間にある峰が大鈴山です。



古町高山 ↓

山名に違和感をお持ちの方があるかもしれませんので、案内しておきます。
愛知県北設楽郡設楽町津具の地内に「古町」という字名があって、そこで見える高い山というのが山名の由来になります。
標高1055メートルは低山ばかりの愛知県内では16番目の高さになります。



碁盤石山 ↓

これは1189メートルで、高さ比べでは愛知県で第6位にランクされます。
小生は雪の日に一度だけ頂を踏んだことがあり、そこに角ばった大岩があり、その岩を碁盤にして天狗様が囲碁を打ったという伝承があるそうで、それが山名の由来になっています。



天狗棚 ↓

上のパラボラアンテナのすぐ下、なだらかな山体ですが、愛知県と長野県の県境稜線が走ります。そこに天狗棚の山頂があります。
その標高は1240メートルですが、愛知県内では茶臼山、萩太郎山に次ぐ第3位の高さになります。



茶臼山高原 ↓

手前の左に紅葉した茶臼山、そしてその裾に茶臼山高原が広がり、やや右寄りの奥に蛇峠山が聳えます。
その蛇峠山の右肩には最奥に中央アルプスがあります。

カメラが飛びますが、南東の方角に

日本ヶ塚山 ↓

カメラをもっと右側に振ると、東南東の方角に、佐久間湖の西側に聳える日本ヶ塚山が見えていますが、佐久間湖の湖面は見えません。



能郷白山 ↓

再びカメラを北西方面に向け直して、能郷白山を確認します。
カメラはそれから左に(西に)向けていきます。



伊吹山 ↓

伊吹山は霞んではいますが、姿をしっかりと確認できます。



猿投山 ↓

真西の方角に鈴鹿山脈の藤原岳・御池岳があり、その手前には豊田市と瀬戸市の境の猿投山が見えています。



御在所岳 ↓

カメラをなおも左に回すと、真西の方角よりやや南寄りに、鈴鹿山脈の人気山地である鎌ヶ岳や御在所岳が薄ぼんやりと見えています。


これにて萩太郎山の山頂を下りて行きます。

リフト ↓

客の乗らないリフトが”雪待ち”しています。



落葉松の黄葉 ↓

日を浴びて見事に色付いた落葉松が、光って見送りをしてくれました。
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11/10日 その4:萩太郎山山頂からの眺め 北と東の方角 白山 八ヶ岳 北アの一部 南アルプス

2019-11-14 07:03:36 | 草花
萩太郎山の標高は1358.1メートルあって、これでも愛知県内では、茶臼山の1415.2メートルに次ぐ2番目の高さを有することになります。
近年になり、この山の山頂に望岳に好都合な立派な建物が建ち、今回のように眺望のすぐれた日には是非その上に立ちたいと希望してこの山域に入って来ています。

ゲレンデを登り終わると、建物の屋上展望台に立って、いよいよ山岳展望のお楽しみタイムが始まります。

蓼科山 ↓


カシバードで確認 ↓

八ヶ岳には北部と南部に二つの横岳がありますが、こちらでは北部の横岳が見えています。



仙丈ヶ岳 ↓


カシバードで ↓

今度こそは、画面の左端で、八ヶ岳の赤岳と阿弥陀岳を確認できます。



白根三山と塩見岳 ↓


カシバードで ↓

白根三山の冠雪は確認できますが、塩見岳は黒々として雪の確認はできません。
誰かが塩見岳を指して「漆黒の鉄兜」と形容していました。



中部の”重鎮”たち ↓


カシバードで ↓

三河からはこの部分が一番雄々しく見えます。
高く・大きく・・・・存在感は抜群です。



上河内岳から黒沢山まで ↓


カシバードで ↓

”重鎮”たちから南部に連なる山並みです。大無間山は大部分を雲に隠されています。



画像で風光明示 ↓

山座同定にはこの掲示は有り難いものです。



恵那山もちょっぴりと・・・ ↓


カシバードで確認 ↓

茶臼山の山の端の上に、ほんのちょっぴりと、恵那山の稜線も見えています。



白山 ↓


カシバードで ↓

白山は薄く見えています。カシバードの画では左端の三ノ峰が切れてしまいましたが、写真の方にはちゃんと写っています。
手前は大船山でしたか? 風力発電の施設が仰々しいですね。



中央アルプス ↓



蛇峠山の右肩に中央アルプスの峰々が固まって見えています。
よく見ると、蛇峠山の左側の稜線上に中央アルプス北部の峰が線状に見えてきています。
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11/10日 その3:茶臼山高原に着。まだ雪の無いスキーゲレンデを萩太郎山の頂き目指して歩く。

2019-11-13 07:03:12 | 草花
茶臼山高原道路の起点に着き、駐車場に車を置いて、萩太郎山の山頂まで歩いて行くことにします。
この山頂にはガラス張りの建物があり、その屋上からの景色が素晴らしいからです。
この時季はまだ雪がないので、スキーゲレンデ内の簡易舗装の作業用道路を歩いて登って行くことが出来ます。
しかし、いつ来てもこの登り勾配がなかなかきつくて、地図上で計測するとたかだか115mほどの高度差を登りきるのに、息を切らせてしまいます。
茶臼山高原着 ↓

道路わきの木々の紅葉が進んでいる茶臼山高原に着きました。ここの標高は1230mほどです。



高原駐車場 ↓

萩太郎山の山頂園地に芝桜の咲く時季には有料となりますが、今の時季は閑散としていて、無料開放されているこの場所に車を置いて、萩太郎山の頂を目指してスキーゲレンデを歩いて行きます。



スキーゲレンデ ↓

今の時季ならまだゲレンデには雪が来ていなくて、この脇の道を登って行きます。
前にこの道を夜歩いた時に、ゲレンデ内に光る眼玉がいくつも動いていて、一体何事か?・・・と驚きましたが、それはたくさんの鹿の群れでした。



登るに連れて ↓

登るに従って、相対的に高原内の諸施設が低くなってきます。背景に南アルプスの連嶺が見えています。



茶臼山 ↓

対面する紅葉した山は、愛知県内で最高峰の茶臼山です。



伊吹山 ↓

遠く西北の方角にうっすらと山が見えています。これは思いがけずに見る伊吹山です。



白山 ↓



さらに北に向けるとこれは驚きました。なんと!? 加賀の白山まで意外な大きさで見えているではありませんか。



西に目を向けると ↓

鈴鹿山脈北部の藤原岳・御池岳も見えています。手前の黒ずんだ低く見える山は三河の猿投山ですね。

カシバードで山名確認 ↓




能郷白山 ↓

能郷白山も見えてきています。

カシバードで確認 ↓




リフト ↓

この朝は未だ早くて、スキー場には人が居ませんでしたが、リフトは稼働していました。



最奥に小さく・・・・↓

これは北アルプスの山のあるはずの位置です。

カシバードで確認 ↓

どうやら常念岳の一部分が見えているようです。



蓼科山 ↓



蓼科山と北八ヶ岳の一部も見えていました。
コメント (8)
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11/10日 その2: 茶臼山高原道路上、標高1205mの南アルプス好展望地にて

2019-11-12 07:09:59 | 草花
茶臼山高原道路沿いの三河山間部の好展望地を過ぎてすぐのところに、今度は南アルプス方面に展望の開けた場所があります。
この場所の標高は1205mで、展望台は階段で山の斜面を10メートルほど登った場所にあります。
ここに立ち寄って、朝の南アルプス方面を眺めることにします。
駐車場 ↓

駐車スペースも確保されていますので、ここに車を駐めます。



飲み水 ↓

飲料水も湧き出していますので、ありがたいことです。



ゴマナ ↓

ゴマナが咲き残っています。



手摺付き ↓

足元に丸太製の樹脂を横に並べて階段を作ってありましたが、路面のメンテナンスがやや粗くて、雨で土を流されており、かなり歩きづらくなっていましたので、この手摺は姿勢を保つうえで助かりました。



南アルプス ↓



展望台からの南アルプスの眺めは抜群でした。北部の仙丈ヶ岳から南部の不動岳あたりまで、一つの連なりとして収まってしまいます。



仙丈ヶ岳 ↓



北部の仙丈ヶ岳を見ます。この場合は甲斐駒ヶ岳は仙丈ヶ岳の稜線に隠されるようです。
また左の稜線上に八ヶ岳の赤岳が顔を出しているようですが、あまりにも小さすぎて良く判りません。



白根三山と塩見岳 ↓



白根三山は、左から北岳・間ノ岳・農鳥岳を指します。この画の場合は遠近のために塩見岳が一番高く見えてしまいます。



中部の重鎮 ↓



ここから眺めて一番高く・大きく見えるのは荒川岳・赤石岳・聖岳の三座ですね。
堂々たる存在感ですので”重鎮”と呼んでも差し支えなさそうです。




それ以南 ↓



上の重鎮たちとは見劣りしますし、形も特徴的ではありませんので、覚えにくい部分ですが、上河内岳以南の山も不動岳あたりまでが見えています。
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11/10日 その1:茶臼山高原道路を走って

2019-11-11 13:44:03 | 草花
11月10日は天気が良いという予報が出ていましたので、奥三河の茶臼山高原道路に行ってきました。

この日は国事として「祝賀御列の儀」が行われることをつい忘れていましたので、あとで録画したものを見せてもらいました。
ハレの日に相応しい両陛下のおなりでしたね。

またこの日はWRCセントラルラリー愛知/岐阜2019が行われた当日でもあり、運の悪いことに
今回の行動部分がそのコースに掛かっていたために、通行制限に遭ってしまい、現地でやむなくコース変更せざるを得なくなりました。

運転免許証を返納した今は、今回の運転は全コースを息子がやりました。
位置図 ↓

愛知県最奥と言っても良い場所を走ってきました。



今回の目的地 ↓

今回は紅葉狩りと、山岳眺望を楽しむことを目的としてきましたので、茶臼山高原道路を走り、茶臼山と萩太郎山あたりを散策するつもりでやってきました。


茶臼山高原道路に入るのに、いつもは稲武から面の木峠を目指して山道を走りますが、その道がラリーのために通行止めされてしまい、仕方なく別の道から面の木峠にはいってきました。

やっとのことで茶臼山高原道路に入り、その道を茶臼山・萩太郎山目指して走ります。

富士山のほんの一部分 ↓



天狗棚トンネルを抜けた東側の道路沿いから富士山の一部分が見えるという情報を仕入れていますので、そこに着いて富士山を探しました。

茶臼山高原道路は全長14.2kmの有料道路でしたが、その当時は普通車で1460円も通行料金が取られましたが、2008年からは無料解放されていまに至ります。

道脇の紅葉 ↓

紅葉は大分進んでいました。



萩太郎山 ↓

正面に今回目指す萩太郎山が見えます。道はこの山を右側から回り込んでいきます。



カエデ類とブナの紅葉 ↓

高原道路の途中で愛知県側の山岳眺望の良い場所がありますので、そこに立ち寄ることにします。
駐車スペースのすぐ上にきれいに紅葉したカエデがあります。その左には黄葉したブナの木もありますが、ブナの木の方は葉をだいぶ落としています。



三ツ瀬明神山 ↓



展望台の上に登って行くと目の前に三ツ瀬明神山が見えています。



宇連山から大鈴山まで ↓



奥三河の代表的な山並みが連なっています。



富幕(とんまく)山 ↓



愛知県と静岡県の県境にある富幕山も遠くに見えています。



コメント (2)
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