ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

クリスマス関連は素通り

2022-12-25 15:04:30 | 草花
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クリスマスイヴの朝は雪の降りこぼしによって、少しの時間「ホワイトクリスマス」となったが、雪は一時間も持たずに消えてしまった。
その後は今日(25日)まで、ケーキを食べることもなく、クリスマスとは全く無縁に過ごして来た。
夫婦ともクリスチャンではないので、小さい子供がいない限りはそうなるのが我が家の当たり前かもしれない。

夕方に、新月から初めて見える月として、今年最後となる三日月が西の空に見える筈であったが、生憎西空には雲があり、細い月が見えることはなかった。

年が押し迫り、大概のことは「今年最後の」という言葉を付けて表せることが出来るようになった。
”今年最後の日曜日”の記事を送り出す。

イヴの雀 ↓

雀にクリスマスプレゼントをするとしたら・・・・、小生の場合は、この日だけ餌やりの回数を増やすということのほかに思いつかなかった。



本日(12/25)の山望 ↓

頭上に素晴らしい青空があったので、いつもの高楼に出掛けて遠くを眺めると、山には生憎の雲が掛かり、百名山が一つも見えてはいなかった。



外階段 ↓

14階建ての最上階までは外階段で昇っていく。数えて212段あり、これの上下も良い運動になりそう。



ナンテンの紅葉 ↓

ナンテンの葉が空に伸びている。見事な紅葉。
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花ももみじも

2022-12-23 04:29:35 | 草花
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♪見渡せど花ももみじも無かりけり、俺らのお庭の冬の気まぐれ♪  もじり兄(あに)駄

年の瀬となり、ここに来てやっとクリスマスの気配が仄見えて来たが、小さい子供のいない我が家では静かなもの。
気まぐれに庭に出ても、これもあきれるほどに素っ気ない眺めとなっていて、上掲の三夕の歌もどきとなり果てた。

21日早朝の月 ↓

21日朝5時頃の月で、随分細くなっている。  月齢は26.9。
22日はこれよりもっと細くなっているはずであったが、あいにくの雨空で確認できなかった。
本日(12/23)は新月であるので、月は見えない。



ツメレンゲの花仕舞い。

根元から咲き上がっていた花も天頂に達して花仕舞いとなる。



アメリカフウの実 ↓

街路に落ちていたアメリカフウの実を一つ拾ってきた。種はカラとなっていた。



ナデシコ ↓



庭の中でこの花だけがまだ頑張っている。洋花は強い。

画像払底につき、しばらくblogの記事更新が止まると思います。悪しからず。
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冬至

2022-12-22 04:53:41 | 草花
今日12月22日は冬至
〇一年で一番日の短い日(夜が最も長く=昼が最も短い)
〇今年最後の節気(来年の節気はじめは小寒で、1月6日から1月19日)
〇北半球では太陽が一番低いところで南中する。
〇北極圏では極夜(日中でも薄明か、太陽が沈んだ状態)、南極圏では白夜(真夜中でも薄明か、太陽が沈んでも暗くならない)

ここで大いに脱線する。すべてがwikipediaからの受け売りであることを白状(”はくじょう”であって”びゃくじょう”ではない)する。
「白夜」という表現と読み方
「はくや」と「びゃくや」
「白夜」の読みは本来「はくや」であったが、昭和40年代に『知床旅情』(森繁久彌作詞・作曲)が流行したことによって歌詞にある「びゃくや」という読み方が世間一般に広まり、「びゃくや」の方が一般的な読み方として定着したと推測されている。
なお、『知床旅情』の発表以前に「びゃくや」という読みがまったくなかったわけではなく、1958年の映画広告で“白夜”に「びゃくや」という読みがふられている例が存在する。
『知床旅情』は1960年に森繁久彌が自ら歌って発表した曲であるが、この時には大きなヒットとはならなかった。その後、1970年に加藤登紀子がリリースしてヒットした。

「白」を「びゃく」と読むのは呉音で、「はく」と読むのは(呉音よりも新しく伝わった)漢音である。
呉音「びゃく」は古くから日本語に入った語や仏教用語(「黒白」(こくびゃく)や、「白衣観音」の「びゃくえ」など)に使われるのに対して、より新しい語には漢音「はく」が使われる。
このため、新しい語である「白夜」は「はくや」が「本来の読み方」と考えられる。
国語辞典では、『広辞苑 第6版』(岩波書店)、『日本国語大辞典 第2版』(小学館)で「はくや」を標準見出し語としている。

2000年時点で、NHKは「白夜」という語について「びゃくや」を標準読みとし、場合によって「はくや」と読んでもよい、という基準を示している。
1980年にNHKが行った有識者アンケートにおいて、9割以上の回答者が「白夜」の読み方を「びゃくや」と答えたため、それまで「はくや」しか認めていなかったNHKは「びゃくや」を認容することとなった。(その後、さらに標準読みを改めた)。
NHK放送文化研究所は、「白夜」の「本来の読み方」は「はくや」であるが、「新しい読み方」である「びゃくや」が断然優勢となり「ことばとしての市民権」を得たとしている。

国文学者の池田彌三郎は、『知床旅情』が発表された頃、森繁に「白夜」は「はくや」であると直接苦言を呈して応酬になったといい、のちにエッセイで「歌の流行につれて、とうとう、『白夜』をビャクヤなどと発声したいやなことばが全国的になった。
あれはハクヤである。ビャクという呉音に、文学味芸術味を感じ、正しい言い方を犠牲にしてしまったのである」と批判的に述べている。

また、大正時代に鉱山技師としてシベリアに滞在してこの現象を体験した俳人の山口青邨は1975年のエッセイで「私は最初からはくやと言って来た」「はくでよいのをびゃくと読み、高級になる気がしたのであろう」と記している。
・・・・・・・・
閑話休題、いつものblogに戻す。

冬のダイアモンドの構成員を見ていく。:
アルデバラン(おうし座) ↓


カペラ(ぎょしゃ座) ↓


ポルックス(ふたご座) ↓


プロキオン(こいぬ座) ↓


シリウス(おおいぬ座) ↓

この五つの星にオリオン座のリゲルを入れて六つの星を線で結ぶと大まかな六角形となる。

冬のダイアモンド ↓



花梨の実 ↓

最後の一つが熟して落果した。



高砂百合の莢 ↓

日の光に透かされて、それなりに見応えがあった。
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月がとっても細いから

2022-12-21 04:21:52 | 草花
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月の出るのがどんどん遅くなり、三河地方では今朝の月の出時刻は午前4時頃となってしまった。
それとともに月の身もどんどん細り、昼間に見つけることが困難になっている。

12/20日朝10時頃にやっと見つけた月 ↓

月齢26.1のこの月は「眉月」・「有明の月」・「二十六夜の月」とも呼ばれるそうだが、眉月の”眉毛”も21日の明るい日の中で見つけることは困難となっていることだろう。



雀 ↓

今のところこの4羽だけが常連となっている模様。


以下は18日に撮った星たち:

木星 ↓

衛星が4つ見えている。
♪麗しや天の河といひ木星といひ ♪  京極杞陽 
木星を詠んだ句は少ない。

すばる座 ↓

♪寒昴迷ひし時は歩き出す♪   高平乃布子   荒野に向かう道より 他に見えるものが無ければ、蒼白い頬っぺたのままに進んで行くのみか?


火星 ↓

赤い星が明るく輝き、今の星空で存在感抜群。

カシオペア ↓

目を凝らすと北寄りの空で星座として見ることが出来ます。ただしここからは弱弱しい光量である。
♪大吉のやうに懸りしカシオペア♪   佐藤守
カシオペアの句作も極めて少ない。


冬の大三角 ↓

正三角形に近い、冬の定番の美しい眺め。
この形状を詠んだ句は皆無であった。そこで小生が「はじめの一歩」を
♪色三様冬の大三角人の世も♪  亭主駄句   (小生のカメラ技術ではとても星の色を活写できない。)

そして明日は冬至。
♪教はりて若妻の買ふ冬至柚子♪   阪口良子
「冬至には柚子湯に入るもんだ」と八百屋のおっさんに教わり、義理買いした駆け出しの若奥さん。


♪小さきを選び冬至のカボチャ買ふ♪   戸田冨美子
お子達がとうに巣立った、老夫婦だけの家庭であろうか。


♪かち割りて冬至南瓜の鬱金かな♪   小林京子
まさかり南瓜とか言うのかこの南瓜は身が甘そう。


♪回想の柚子を撫でおる冬至の湯♪  駄句亭主

暖かくしてお過ごしください。
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夜空が冴えわたる

2022-12-20 04:54:51 | 草花
18日の晩はとても気温が下がっていました。
こんな晩は月明かりに邪魔されなければ、絶好の星空が広がっているはずです。
ためしに、外に出てみると痛いほどの寒さですが、空は冴えわたっていて、星もきれいに見えています。
幸いなことに月の出て来るのは午前二時近くの筈で、しばらくの間は月明かりの邪魔の無い星空でした。
防寒を念入りにして、カメラと三脚を持って寒い中に出ます。

西三河の片田舎ですが、街の明かりが星空観察の邪魔をしていて、星座として確認できるのは、ほんのわずかでしかありません。

頭上近くで輝いているオリオン座から眺めていきます。

♪オリオンも齢も傾ぎ峡の冬♪   福田蓼汀

オリオン座の三つ星 ↓

この三つ星は、腰のベルト付近に位置しています。
♪オリオンの四ツ星冴えて三ツ星も♪   京極杞陽

オリオン大星雲 ↓

カメラの望遠側で覗くと大星雲が見えて来ます。
♪オリオンに向ふ家路や凍てる夜♪   神田典夫

星空を見始めると就寝時間が遅くなり、生活のリズムが乱れてしまうのが難点です。

19日午前7時半頃の月 ↓

星空観察の時には見えていませんが、一夜明けて朝の7時半頃にはほぼ南中の位置にありました。
これからしばらくは月が細くなり、太陽に追いつかれてきますので、日の明るさの為に月を見つけにくくなります。
早朝、太陽が昇る前なら見えるはずですが、夜型人間の小生はこの辺で月の追っかけを中断することになりそうです。
コメント (8)
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