11/19(火)に総務建設常任委員会が行われました。
当局から報告があったのは以下のとおりです。
教育委員会
なし
市長室
なし
企画管理部
①旧市民病院の煙突内のアスベスト除去について
②病院事業の平成25年度決算について
市民ふれあい部
③いじめアンケート調査結果について
まちづくり部
④三木市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部改正について
①旧市民病院の煙突内のアスベスト除去について
旧市民病院の解体にあたり、建物内の煙突にアスベストを含む断熱材を使用しており、それを除去する。
工事期間は11/27(水)~12/27(金)にかけて行います。
現状は、旧病棟の東西2箇所に煙突があり、その内部にアスベストを含む断熱材がります。その断熱材は硬く安定しているので飛散することはない。
除去方法として、内部を水圧等で削る工法で煙突の上下を密閉します。
委員の質問でわかったことは、追加費用として1千万円程度の追加費用が必要となり、随意契約の形で特殊な部分のみ下請けという形をとるようになります。
私からは、地元への説明についてお聞きしました。9月28日に近隣3地区に解体撤去に関する説明を行い、この度、11月16日・18日にアスベスト除去についての説明を行ったことの説明がありました。
私が、事前に地元に人からお聞きした内容から、もう少し丁寧な説明を求めました。
②病院事業の平成25年度決算について
4月から9月までの6ヶ月の決算で5400万円の黒字となり、H21年度から取り組んだ経営改善の結果、累計改善が目標を上回りました。また、H26年3月議会で決算認定議案を提出する予定です。
③いじめアンケート調査結果について
調査結果の概要として小中学校の児童生徒と保護者12,424名を対象にアンケートを実施して回答者が4,597名、回答率37.0%。
「いじめを受けた」と回答したのが126件、いじめ防止センターへの相談を希望したのが11件、「いじめ」事案と判断したのが3件、重大事案と判断したのが0件という結果でした。
委員からはこの3つの数字が何を意味するのかという点について質問・意見が集中しました。また、不登校の児童生徒についてアンケートの調査依頼はしているが、アンケートに回答しているかどうかはわからないとのことでした。
私からは、何のためにこのアンケートを行ったのかについて質問をしました。学校のアンケートでは子どもが正直に書かない人がいる。そういう中で市長部局が家で記入してもらうことで、正直な思いを書いてもらうことが出来た。との答弁でした。
アンケートでの保護者の要望等を受けて、子どもいじめ防止センターでは未然防止に向けた取組をすすめます。
①「子どもいじめ防止センター便り」の発行
学期ごとの年3回の発行で12月にはアンケート調査の結果を掲載。学校を通じて保護者へと、各自治会を通じて回覧。
②「いじめから子どもを守ろう!出前mini講座」の実施
PTAや事業所へ出向いて30分程度の講座
③いじめ防止教育のカリキュラムの開発。
学校の事業で道徳・特別活動の時に実施予定。
④学校訪問
防止センターの職員が学校を訪問し、様子を知る。また、学校からの相談をうける。
いじめアンケートについて私が思うに、
今回市長部局が行い、家に持ち帰って記入することで子どもが素直な気持ちで書くことが出来た生徒児童がいないとはいいませんが、それが大半だったと判断するのは早計だと思います。
私もアンケートに答えた生徒児童に直接聞いていないので、必ずしも正しいと言い切れませんが、子どもにとって、市長部局、教育委員会の違いについて理解できているのか。今回のアンケートを総括する前に子ども自身にアンケートがどうだったのか聞く必要があると思うのです。
回答率37%は一般のアンケートの回答率より高いという当局の答弁もありましたが、アンケート慣れした大人に対してのものであれば多いと言えても、子どもに向けたアンケートも同じように回答率37%が高いと言えるのかどうかも疑問です。
また、それ以外の63%がいじめられていないと判断するのも早計だと思います。この点についても当局の答弁者によってニュアンスは異なったものの上記判断している節があります。
あと、「引き続き、学校、教育委員会及び防止センターの間で、一層の連携強化を図り、いじめ事案に適切に対応してまいります。」と調査結果をまとめた全体総括にあります。
連携することは必要ですが、教育委員会と防止センターの役割の違いは何なのか。連携しつつも教育委員会の領域、防止センターの領域があるはずです。
そもそも、防止センターは大津市等のように教育委員会の隠蔽体質に対してチェック出来る機関が必要だというのが一番の存在意義でしょう。そして、学校の先生など教育委員会しか子どもや保護者が相談できなかった窓口をそれ以外に作ったことが大きな意味を持つと思います。
しかし、それが日常的にあるわけでもない。となると未然防止活動が中心となってくる。現在では4つの未然防止活動が挙げられています。実際の業務中では教育委員会の領域、防止センターの領域を明確に分けていなければ現場でのトラブルにもなりかねなとも思います。
形を求めるのではなく、子どもたちや保護者、現場教師にとって求める防止センターであって欲しいと切望します。
さて、最後に、まちづくり部所管から「三木市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部改正について」です。
これは「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律」(※略して配暴法、通称DV防止法)の法改正があり配偶者から暴力を受けた者から「生活の本拠を共にする交際相手からの暴力及びその被害者」についても、配偶者からの暴力及びその被害者に準じて、法の適用対象とされることとなります。つまり、同棲相手についても適応されるというもです。
そのことにより、市営住宅の優先入居の対象として同棲相手も対象にするというものです。
12月議会で上程される予定です。
当局から報告があったのは以下のとおりです。
教育委員会
なし
市長室
なし
企画管理部
①旧市民病院の煙突内のアスベスト除去について
②病院事業の平成25年度決算について
市民ふれあい部
③いじめアンケート調査結果について
まちづくり部
④三木市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部改正について
①旧市民病院の煙突内のアスベスト除去について
旧市民病院の解体にあたり、建物内の煙突にアスベストを含む断熱材を使用しており、それを除去する。
工事期間は11/27(水)~12/27(金)にかけて行います。
現状は、旧病棟の東西2箇所に煙突があり、その内部にアスベストを含む断熱材がります。その断熱材は硬く安定しているので飛散することはない。
除去方法として、内部を水圧等で削る工法で煙突の上下を密閉します。
委員の質問でわかったことは、追加費用として1千万円程度の追加費用が必要となり、随意契約の形で特殊な部分のみ下請けという形をとるようになります。
私からは、地元への説明についてお聞きしました。9月28日に近隣3地区に解体撤去に関する説明を行い、この度、11月16日・18日にアスベスト除去についての説明を行ったことの説明がありました。
私が、事前に地元に人からお聞きした内容から、もう少し丁寧な説明を求めました。
②病院事業の平成25年度決算について
4月から9月までの6ヶ月の決算で5400万円の黒字となり、H21年度から取り組んだ経営改善の結果、累計改善が目標を上回りました。また、H26年3月議会で決算認定議案を提出する予定です。
③いじめアンケート調査結果について
調査結果の概要として小中学校の児童生徒と保護者12,424名を対象にアンケートを実施して回答者が4,597名、回答率37.0%。
「いじめを受けた」と回答したのが126件、いじめ防止センターへの相談を希望したのが11件、「いじめ」事案と判断したのが3件、重大事案と判断したのが0件という結果でした。
委員からはこの3つの数字が何を意味するのかという点について質問・意見が集中しました。また、不登校の児童生徒についてアンケートの調査依頼はしているが、アンケートに回答しているかどうかはわからないとのことでした。
私からは、何のためにこのアンケートを行ったのかについて質問をしました。学校のアンケートでは子どもが正直に書かない人がいる。そういう中で市長部局が家で記入してもらうことで、正直な思いを書いてもらうことが出来た。との答弁でした。
アンケートでの保護者の要望等を受けて、子どもいじめ防止センターでは未然防止に向けた取組をすすめます。
①「子どもいじめ防止センター便り」の発行
学期ごとの年3回の発行で12月にはアンケート調査の結果を掲載。学校を通じて保護者へと、各自治会を通じて回覧。
②「いじめから子どもを守ろう!出前mini講座」の実施
PTAや事業所へ出向いて30分程度の講座
③いじめ防止教育のカリキュラムの開発。
学校の事業で道徳・特別活動の時に実施予定。
④学校訪問
防止センターの職員が学校を訪問し、様子を知る。また、学校からの相談をうける。
いじめアンケートについて私が思うに、
今回市長部局が行い、家に持ち帰って記入することで子どもが素直な気持ちで書くことが出来た生徒児童がいないとはいいませんが、それが大半だったと判断するのは早計だと思います。
私もアンケートに答えた生徒児童に直接聞いていないので、必ずしも正しいと言い切れませんが、子どもにとって、市長部局、教育委員会の違いについて理解できているのか。今回のアンケートを総括する前に子ども自身にアンケートがどうだったのか聞く必要があると思うのです。
回答率37%は一般のアンケートの回答率より高いという当局の答弁もありましたが、アンケート慣れした大人に対してのものであれば多いと言えても、子どもに向けたアンケートも同じように回答率37%が高いと言えるのかどうかも疑問です。
また、それ以外の63%がいじめられていないと判断するのも早計だと思います。この点についても当局の答弁者によってニュアンスは異なったものの上記判断している節があります。
あと、「引き続き、学校、教育委員会及び防止センターの間で、一層の連携強化を図り、いじめ事案に適切に対応してまいります。」と調査結果をまとめた全体総括にあります。
連携することは必要ですが、教育委員会と防止センターの役割の違いは何なのか。連携しつつも教育委員会の領域、防止センターの領域があるはずです。
そもそも、防止センターは大津市等のように教育委員会の隠蔽体質に対してチェック出来る機関が必要だというのが一番の存在意義でしょう。そして、学校の先生など教育委員会しか子どもや保護者が相談できなかった窓口をそれ以外に作ったことが大きな意味を持つと思います。
しかし、それが日常的にあるわけでもない。となると未然防止活動が中心となってくる。現在では4つの未然防止活動が挙げられています。実際の業務中では教育委員会の領域、防止センターの領域を明確に分けていなければ現場でのトラブルにもなりかねなとも思います。
形を求めるのではなく、子どもたちや保護者、現場教師にとって求める防止センターであって欲しいと切望します。
さて、最後に、まちづくり部所管から「三木市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部改正について」です。
これは「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律」(※略して配暴法、通称DV防止法)の法改正があり配偶者から暴力を受けた者から「生活の本拠を共にする交際相手からの暴力及びその被害者」についても、配偶者からの暴力及びその被害者に準じて、法の適用対象とされることとなります。つまり、同棲相手についても適応されるというもです。
そのことにより、市営住宅の優先入居の対象として同棲相手も対象にするというものです。
12月議会で上程される予定です。