いよいよ、任期最後の議会が始まります。
市議団ニュースを発行しました。
皆様のご感想をお待ちしております。
昨日、議員総会があり3月議会の議案と予算の概要説明がありました。
今日、総務文教常任委員会があり、補正予算の事前審査を行ないました。
本来であれば、委員会は本会議で委員会付託の後、委員会で審議しますが、慣例で3月議会は補正予算のみ本会議前に事前審査を行い、15日(月)に質疑並びに一般質問終了後、表決が行なわれます。
今日は総務文教常任委員会がありました。
全体的な感想として、国が地方創生だと言って予算をつけていますが、末端自治体としては上から降りてきた補助金をどれだけ活用出来るかという点に終始して、本当にその施策が地方創生に結びつくかの検証がなされないまま見切り発車している感が大きいと言わざるえません。
教育委員会関連では外国人英語指導助手業務委託料(1500万円)について、現在小5・6年生が既に英語教育が始まっているがそれを小1から実施するものですが、5・6年生から英語教育を実施することで中学生以降の学力の向上が一定の評価が出来ているのか?一般的に英語を小さい頃から英語に触れることで中学・高校でネイティブな発音が出来ると言われているが、実際に5・6年生の英語教育を進める中での効果の検証について具体的な効果が示せない段階で小1まで開始年齢を下げることについては、もう少し色々な人の意見を聴く中で導入すべきでないか、少し時期尚早ではないかと指摘しました。
確かに保護者の中では本場の英語を早い段階で聞かせることで英語に慣れ親しむことが必要だと感じる人は多いと思います。しかし、小学校から英語に慣れ親しめば英語の語学力が身につくと本当に言えるのか?実際の経験者の意見では実際に英語によるコミュニケーションを必要とする環境に1年間いてその気になれば1年間でネイティブな発音は習得できるし、幼少期から英語に慣れ親しめば英語が出来るようになるというのは一種の幻想である場合もあることを指摘しました。
先日フェイスブックのやり取りの中で、最近の駅頭宣伝での傾向として「若い人がビラを取るようになった」ことを話題にすると、「若者の政治離れと言われているなかで、そういう人もいるんですね」というコメントを頂きました。
そう言われればそうだなと思い私なりに考えてみました。
若い人の政治離れが言われます。ただ、若者の政治離れは今始まったことではないように思います。
社会情勢や労働組合の加入率の低下などの原因で、若者が政治に関わる機会が減っているのだと思います。
これは自然的なものでなく、権力を握る立場のあるものがそう仕向けてきたと私は理解しています。
しかし、一方で権力を持たない者は地域ユニオンなど新たな労働組合を組織したり、これまで権力側にいた人も巻き込みながら抵抗をしてきたのだと思います。
広報力も含めた総合力では権力を握る側の思惑が今までのところ勝っていると言えるでしょう。
そういう中で、若い人にとって政治と普段の生活に密接な関係がわからないので関心のない方が多いのだと思います。
しかし、消費税の増税やブラック企業問題、幼保一体化計画など自分の生活と政治のかかわりを感じると関心ごとに変わっているのではないでしょうか。
幼保一体化計画の問題で知り合ったお母さん方は、「1年前までは市の発行する広報など読んだことなかったけど、最近は隅から隅まで読むようになった」と言われていました。
また、政治に関心のない方の中には、「関心を持っても政治は変わらない」と言われます。しかし、関心を持たなくても、自分たちの生活にもその悪い影響が及びます。
そこでやはり政治に関心を持たざるをえないのか、それでも無関心でいられるのかだと思います。
権力を持つ人や多くのマスコミは自己責任論で、政治ではなく努力しない人の個人の問題だと本質をすり替え政治への関心をそらそうとしています。
多くの人が「個人の問題」だと一定の洗脳を受けながらも、それでもなんかおかしいと葛藤されています。
一部のマスコミやインターネットの中で、なんかおかしいと思う人がしっくりくる報道や記事、日常会話に出会う機会が増えることで関心も高まります。
私たちの活動は「なんかおかしい」と思う人を増やし、「なんかおかしい」と思っている人に今の政治の間違いを気づいてもらうこと。そして、「政治は変わる」と確信を持ってもらうことが大事だと思うこの頃です。
日本共産党三木市議会議員団は2014年10月から12月にかけて市民アンケートを実施しました。現在745通の方から回答を頂いています。
返信頂いた一枚一枚が皆さんのアンケートに対して真剣にご記入いただいていることが良く分かります。貴重なご意見がちりばめられています。
これまでアンケートを集計した概要版を日本共産党議員団ニュースとしてご報告させていただいています。今回、記述頂いた意見をまとめさていただきました。
出来る限り記入頂いた内容をそのまま載せるように努めましたが、一部要約させていただいている部分もあります。集約漏れもあるかもしれません。又誹謗、中傷に類するものも除外させていただきました。
今後の政策の作成や議会対策等に活用させていただきます。ご協力頂いた皆様本当に有難うございます。