板東しょうごの「ふるさと三木に帰れる町に!」

一度三木から離れた若者が、ふるさとに帰ろうとしても、仕事がないから帰れない。若者がふるさと三木に帰ってこれる町にしたい!

議会報告会のご案内

2016-09-29 10:02:59 | 市政報告

 9月議会が9月27日に閉会しました。補正予算など市長が提案した議案は全て全会一致で可決されました。また幼保一体化計画に関する請願が3件審議され、上の丸保育所に関する請願だけが否決されました。これらの内容について大眉・板東両議員が解説します。

日時 10/7(金)19時~ 

場所 ホースランドパークエオの森
    研修室(小)

 

どなたでも、ご参加頂けます。

 

 

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幼保一体化計画に関する請願3件の賛成討論

2016-09-27 23:06:24 | 市政報告

今日、9月議会の最終日でした。補正予算等の市長より提案があった議案については全て全会一致で可決されました。

このたび唯一否決されたのが、請願18号、上の丸保育所園児募集停止延長についての請願でした。

この請願には私が賛成討論した以外に、よつ葉の会の穂積議員が反対討論を行いました。

殆どの会派が賛否の理由を示さない中で反対の理由を示したことには評価すべきだと思います。

ただし、反対した理由が上の丸保育所の耐震化工事が出来ない中で新たな園児を迎えることに対する疑問を反対の理由とされていました。

一方で、私は賛成討論の中で、耐震化工事できないとしてきた文化庁の指示について、実際文化庁に電話をして真意を確認したうえで耐震化できないのは文化庁の指示ではないことを明らかにしました。

今回は討論後すぐ採決があったわけですが、反対する理由としていたことが崩れた現在、反対する理由がなくなったわけです。

今すぐ、上の丸保育所の耐震化工事を行い、段階的募集停止をやめて園児の受け入れを再開すべきです。

 ※記事は神戸新聞9/26三木版の記事です。

 


以下、請願3件の賛成討論の原稿です。尚、実際の討論では多少違っているところがあることはご了承下さい。


 

請願第16号、第17号、18号の3件の賛成討論を行います。

 

 

 はじめに、請願第17号、来年度開園予定の認定緑が丘こども園についての請願についてです。

新しい認定こども園について運営事業者、市、地域、保護者の4者が話し合いをする場が4者の努力により実現しているとお聞きしています。

これからも様々な困難もあるかと思いますが、4者協議によりそれぞれの信頼関係を醸成(じょうせい)する場となることを期待するとともに、今後も4者協議が更に発展することを切に願い本請願に賛成します。

 

 

 次に、16号議案、市立三木幼稚園、三樹幼稚園、志染保育所存続に関する請願についてです。

 三樹幼稚園と志染保育所は6月議会以降、廃園の延期、募集停止時期の延期が行われようとしています。そのような中で、三木幼稚園だけがこれまでの計画通り、平成31年3月に閉園にしようとしています。ただし、総務環境常任委員会での当局の説明では今後1年間を目途に柔軟に対応するとの答弁もございました。

 

 保護者が行政に求めるものはあくまでも保育・教育の「質」の確保であります。それに対して行政が果たそうとしているのは待機児童を解消するための定員の、つまり「量」の確保であります。

 当局が「柔軟に考える」と言っているのは定数が不足すると判断した時に三木幼稚園も活用するという話ではないでしょうか。

総務環境常任委員会では、幼保一体化計画が保護者の理解が得られずに進んでおり、本来行政が果たすべき説明責任が果たせていないのではという質問に対しても、当局は保育料の完全無償化によって、就園予測が違っていたことは認めても、保護者への説明責任が果たせていないことについての言及(げんきゅう)はありませんでした。

保護者の皆さんに理解を得るために、今当局がすべきことは、幼稚園の良さを認定子ども園に引き継ぐのに時間がかかることを認めること。幼稚園の良さを認定子ども園に引き継ぐ努力を最大限にすること。保護者とじっくり話し合いをして廃園計画を強硬に進めないこと。この3点を当局が実行することが、幼保一体化計画を成功させることが出来るかどうかの瀬戸際だと思います。

三木幼稚園の廃園延期を求めて本請願に賛成をするものであります。

 

 

最後に請願18号、上の丸保育所園児募集停止延長についての請願についてです。待機児童対策として上の丸保育所の活用を求める内容であります。

当局は、段階的に募集を停止しないと、廃園時期に5歳に満たない園児の受け皿がないと言っておられますが、32年頃には園児の数が減少しているから閉園するわけで、受け皿がないのであれば32年以降も継続すべきという話になるのではないでしょうか。

そして、当局は、また5歳に満たない園児がいたまま廃園した場合、保護者の訴えがあれば裁判で負ける可能性があると言われています。請願第16号でも議論しましたが、保護者との信頼関係が築けないから裁判になるわけで、現時点で、裁判を理由とするのは保護者との信頼関係を築くつもりがあるのか疑問を感じるものであります。

次に、史跡指定のため耐震化が出来ない、そのことによって子どもの安全が確保出来ないという理由を当局は言われています。

仮に耐震化出来ないのであれば当局の説明からも子どもの安全が確保できないということになります。そして、今いる他の園児の安全はどのように考えるのかという問題が残ります。平成32年の4年後の受け皿が用意できないのに、今いる園児の受け皿が出来るはずがありません。

 

 

 

では、上の丸保育所を移設するのか。それとも耐震化を行うのか。教育長は上の丸保育所の耐震化は文化庁がペケだと言っていると言われました。

そこで私は文化庁に電話をしました。結論から言いますと、「一概にダメではない」「保育所の耐震化について配慮していく必要がある」「旧三木高校舎と次元が違う」と言われました。

「上の丸保育所は耐震化出来ないと文化庁が言っている」多くの保護者をはじめとした市民、議員、関係職員が教育委員会の発言を信用して来ました。 

 また一つ、教育委員会の信用を失うことになったのではないでしょうか。教育委員会には分かりやすい、納得できる説明を求めます。

 上の丸保育所はすみやかに耐震化を行い、段階的募集停止をやめることを求めて、本請願に賛成を行います。

 

議員各位におかれましては、請願第16号、請願第17号、請願18号に対して賛同いただきますことをお願いして私の討論を終わります。

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質問原稿

2016-09-13 17:25:25 | 市政報告

9月5日(月)に質疑並びに一般質問を行いました。質問原稿をアップします。


 

はじめに質疑です。

一般会計補正予算の幼保連携型認定こども園推進事業、補正予算の概要の「待機児童の解消に向けた新たな支援策」4818万円についてです。

 

待機児童をどのように解消するのかが三木市の命題であり、小規模保育の発想に至ったのだと思います。最大22名で、0歳児4名、1歳児6名、2歳児12名と想定した施設を5つ建てようとしています。一方で同じ園区にある三木幼稚園、広野幼稚園、上の丸保育所はH30年、H32年に廃園にしようとしています。今ある施設を最大限に有効に活用してそれでもあふれる場合小規模保育施設を新たにつくるにであればそれなりの道理はあると思いますが、一方をつぶして一方をつくるのは無駄ではないかと思います。

 午前中の同僚議員の質問の答弁からは、運営を民間事業者がするから公立施設は利用できないというものでした。

★ではなぜ、運営主体を民間と決めたのかお尋ねします。

 

また、上の丸保育所について「すみやかに撤去することが求められている」と説明されましたが、求めているのは教育委員会ではないですか。文化庁が上の丸保育所をすみやかにつぶして欲しいと言っているのかお尋ねします。

★上の丸保育所の園舎をつぶさないことによってどのような不都合があるのかお尋ねします。

 

次に、小規模保育施設と認定こども園では施設環境も保育する人の資格要件も違ってきます。三木市は誰もが同じような保育・教育を受けられる環境を整えると言われたと認識しています。

★小規模保育施設と認定こども園には保育の質の差が出ないのかお尋ねします。

 

予算の概要P4の4「保育無料化の見直しに伴う市としての支援策(0-2歳児)」のうち在家庭の児童に対し年間6万円支給で年間4200万円について、先日のみきっ子未来応援協議会の議論では資料をその場で頂いたので今日家に帰ってお風呂に入って考えないとすぐ判断できないと前置きしつつも、在家庭の児童に対する年間6万円支給について否定的な意見が多かったように思います。午前中の答弁では一時保育の充実と完全無償化を見送ることが圧倒的多数という表現をされました。

在家庭の児童に対する年間6万円支給については意見が多かったとは言えるかもしれませんが、一時保育の充実と完全無償化を見送ることまで圧倒的多数だったと言えるのかと感じています。あくまでも「資料をその場で頂いたので今日家に帰ってお風呂に入って考えないとすぐ判断できない」という前置きがあったと思います。

★協議会に判断を仰ぐうえで、事前に資料を配布するなどの配慮に欠けてるのではないかと思うのですが、当局に認識をお尋ねします。

 

0-2歳児の完全無償化を見送る方針のようですが、既に0歳児からの無償化は三木市の若者誘致施策の大きな目玉であり、三木市への移住を決めた人や、三木市から転出を留まった人からは詐欺ではないかという声も聞こえてきます。

★0歳児からの無償化に関してどのようなPRがされてきたのかお尋ねします。

 

 

次に、B型肝炎ワクチンを2歳児まで対象に接種する事業1892万円についてです。私は子宮頸がんワクチン接種による副反応被害に合われている保護者の方とお話をする機会をもちました。その中で、ワクチン接種についてすべてを否定するものではありませんが、もう少し自分も勉強していかなければならないと思うようになりました。現時点で私が思うことは、接種者やその保護者にとって的を得た情報が行き届いているのかということです。そして、無料化によって接種者やその保護者が理性的に考える機会を失わせているのではないかということです。

★B型肝炎ワクチンを2歳児まで対象に接種する事業1892万円の財源内訳についてお尋ねします。

 

B型肝炎ウイルス感染者が約100万人で100人に1人と推定されているとあります。そこで、2点質問します。

★100万人のうち5歳未満の感染者の数についてお尋ねします。

★ワクチン接種による効果の期間についてお尋ねします。

 

次にB型肝炎ワクチン接種のリスクについてです。HPなどを見ますと、軽微な副作用についてかかれていて、「重篤(じゅうとく)な副作用(アナフィラキシー等)は非常に稀です」とありました。

★そこで、B型肝炎ワクチン接種においてアレルギーに関する注意事項についてお尋ねします。

★また、接種者に対して周知はどうするのかお尋ねします。

 

 

一般質問に移ります。はじめに、子宮頸がんワクチン接種による被害者支援についての質問です。先ほどももうしあげましたが、この間、私は子宮頸がんワクチン接種による副反応被害に合われている保護者の方とお話をしました。

子宮頸がんワクチンを接種した後に娘がこれまでにない症状が出てきた。病院に行ったがワクチン接種によるものではない。と医者に言われて途方にくれたそうです。

そして保護者の方は、自分があの時ワクチン接種をさせなければという後悔の念に苛(さいな)まれるそうです。

私たち日本共産党も子宮頸がんワクチン接種について公費負担を求めてきました。これからも子宮頸がんの予防は引き続き重要と考えます。しかし、他のワクチンに比べて副作用の頻度が高いことも重視すべきだという立場からワクチン接種開始後の検証体制の確立や、ワクチンの副作用や効果について十分な理解を得て進めることを求めています。また、接種後に疼痛(とうつう)や運動障害などの副反応に苦しむ女性が出ている問題で、原因究明と医療支援などの救済を求めています。

★これまでの、三木市の子宮頸がんワクチン接種の対応についてお尋ねします。

★次に、子宮頸がんワクチン接種による副作用の認識についてお尋ねします。

★次に、副作用被害者に対する支援についてお尋ねします。

 

2番目の質問です。行政サービスの担い手についてです。ごみの民間委託化や、幼保一体化計画による公立施設の閉園など、これまで、行政職員、公務員が行ってきたものを、民間事業者が行うものが増えています。今後この流れがすすめば、公務員というものが、行政サービスの担い手から行政サービスを管理するものと変化するのではないかと思っています。

★薮本市政において、行政サービスの提供にあたって、アウトソーシング、指定管理、労働者派遣等、正規職員以外で担っていくのをどこまで進めようとしているのかお尋ねします。

★そして、委託化等をすすめることのメリットとデメリットの認識についてお尋ねします。

 

3番目の質問です。ごみ処理(一般廃棄物)の委託事業者の決定と一般廃棄物処理基本計画の策定についてです。7月広報ではごみ処理の委託業者が決定したことの記事がありました。市民感覚として、部分委託はまだしも、全面委託について納得されていない方も多くおられます。

 ★ごみ処理について民間事業者に委託することは行政として大きな転換事項であり、市民的合意が必要と考えますが当局の認識をお尋ねします。

 ★他市において焼却施設の爆発事故や汚染問題等がありますが、委託した場合の責任の所在はどうなるのかお尋ねします。

 ★現行の基本計画で現状と合わなくなっているのはどのようなところかお尋ねします。

 ★事業系ごみを減らす対策についてお尋ねします。

 

 4番目の質問です。三木市長等倫理条例についてです。

★市長の倫理が問われる審査会の委員全員を市長が委嘱することの問題についてお尋ねします。

★本来、審査会は常設設置すべきものではないのかお尋ねします。

 

5番目の質問です。別所ゆめ街道カフェテラス事業についてです。6月議会でも議論になりました。

★6月議会以降の変更点についてお尋ねします。

★プロポーザル募集についてお尋ねします。

 

以上一回目の質問を終わります。

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市議団ニュース2016年9月8日号発行

2016-09-08 00:47:46 | 市政報告

市議団ニュースを発行しました。

大眉、板東両議員の質問項目をお伝えしています。ています。

 

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質問通告の内容

2016-09-06 15:52:53 | 市政報告

9月1日から9月議会が始まっています。

昨日(6日)12時で質問の通告が締め切られました。

 

今日の議会運営委員会で質問の順番が決まりました。

12日(月)

①吉田(よつ葉の会)

②堀(三木新党)

③内藤(公明党)

④板東(日本共産党)

13日(火) 

①大眉(日本共産党)

②大西(志公)

③古田(走政クラブ)

④岸本(みき未来の会) 

 

 9月議会では、1件の請願の受付がありました。

上の丸保育所保護者有志の「上の丸保育所募集停止延長についての請願」が提出されています。

 

以下私の質問通告した内容です。

1 質疑

 

議案番号

大 項 目

小 項 目

答 弁 者

1

第42号議案

平成28年度一般会計補正予算(第2号)

待機児童の解消に向けた新たな支援策(4818万円)

(予算の概要P2-3)

教育企画部長

こども未来部長

2

B型肝炎ワクチンを2歳児まで対象に接種

(予算の概要P4)

健康福祉部長

2 一般質問  

質問番号

 

質 問 事 項

質 問 の 要 旨 (詳しく記入)

答 弁 者

子宮頸がんワクチン接種による健康被害者支援について

三木市の子宮頸がんワクチン接種の対応について

健康福祉部長

子宮頸がんワクチン接種による副作用の認識について

副作用被害者に対する支援について

質問番号

 

質 問 事 項

質 問 の 要 旨 (詳しく記入)

答 弁 者

行政サービスの担い手について

行政サービスの提供にあたって、アウトソーシング、指定管理、労働者派遣等、正規職員以外で担っていくのをどこまで進めようとしているのか。

市長

上記のメリットとデメリットの認識について

質問番号

 

質 問 事 項

質 問 の 要 旨 (詳しく記入)

答 弁 者

ごみ処理(一般廃棄物)の委託事業者の決定と一般廃棄物処理基本計画の策定について

ごみ処理について民間事業者に委託することは行政として大きな転換事項であり、市民的合意が必要と考えるが当局の認識を問う。

美しい環境部長

他市において焼却施設の爆発事故や汚染問題があるが、委託した場合の責任の所在はどうなるのか。

現行の基本計画で現状と合わなくなっているのはどのようなところか。

事業系ごみを減らす対策について

質問番号

 

質 問 事 項

質 問 の 要 旨 (詳しく記入)

答 弁 者

三木市長等倫理条例について

市長の倫理が問われる審査会の委員全員を市長が委嘱することの問題について

市長

本来、審査会は常設設置すべきものではないか

質問番号

 

質 問 事 項

質 問 の 要 旨 (詳しく記入)

答 弁 者

別所ゆめ街道カフェテラス事業について

6月議会以降の変更点について

豊かなくらし部長

プロポーザル募集について

 

 

 

 

 

 

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