昨日、第84号議案「控訴の提起」についてが上程さて即日議決することになりました。
日本共産党議員団として大変悩みましたが、反対することにしました。
以下反対討論の質問原稿です。
反対の討論を行います。
今回の訴訟において、最大の争点は、体育教諭が生徒を1人にせず保健室に連れて
行き、養護教諭に引き渡す注意義務があったかどうかではないかと思います。
三木市として注意義務を果たしているという理由として、「大丈夫か」と体育教諭が問
うたのに対して「大丈夫」と言ったことや、体育教諭や保健教諭に行くかも知れないと
声をかけていることからも十分な注意を行ったということと思います。
今回のような稀なケースにおいて、当時これ以上に注意を求められるのは酷であると
いうのも理解します。
しかし、一方で、原告からすると、保健教諭に声をかけるまでしているなら、なぜ保健
室まで連れて行ってくれなかったのかという点で、納得ができないのは当然のことで
あると思います。
事件が起こって8年が経過しています。控訴すればさらに、時間を要することになりま
す。
これらのことから、控訴すべきでないと考え反対するものです。
小学生なら保健室まで連れて行くべきですが思春期の中学生にそこまで必要でしょうか?