The Queen’s Gambit
『クイーンズ・ギャンビット』予告編 - Netflix
昨秋、Netflix で配信開始されたオリジナルドラマです。
Stay home が効果あったのか、全世界でトップ1を飾った話題のドラマ。(日本の場合、トップ10はほぼアニメと韓流に独占されていて、こういうドラマが見られるってことを最近まで知りませんでした。)
ストーリーのテンポの速さと構成のうまさと個性的な役者さんたちの演技と、それに、その時代を現しているファッションやら建物や車やらから目が離せません。一気に見てしまいました。
数字で言うと、99%の満足度かな。
残りの1%は、チェスのルールがわからないので、ラストの展開がイマイチわからなかった事です。
結論としては、ロシアのワールドチャンピオンに勝つのですが、その前に、主人公に仲間達が、こういう手もあると色々アドバイスするのですが、結局はあっと驚くような手を使ったらしい、って、ここのところが全然わからなかったのですが、どうやって勝ったの❓と言っても、チェスがさっぱりわからないので、勝ったあ❗️と素直に喜べない。
と、そこを除けば、とっても満足した作品です。チェスのルールがわからなくても大丈夫です。
さてここで、リアル世界の事。
今回は架空の世界で若き女性が世界チャンピオンになったのですが、本当にそういう人はいるのだろうか、という事に興味を持ちました。
チェスの世界では女性も男性と同じように戦っているようです。しかしトップ1になっている人はいないようです。
女性として最高のレベルに行ったのはハンガリーの人。でも。世界ランク8位だそう。チャンピオンに勝った事はないと言う事です。
では、日本の将棋の世界は、と調べてみたら、四段昇段を果たしてプロ棋士となった女性はまだいないということです。
女性は男性と分けているのかな、と勝手に解釈して男女不平等なんて思っていたのですが、実はそうではないようです。女性も男性と一緒になって昇段試験に挑戦してみていいのだそう。
なぜ、女性棋士にプロ棋士はいないのか、それは羽生善治九段によると、圧倒的に女性の将棋の人口が少ないからだということです。でも、小学生大会だと、女の子の方が優勝しているということ。そんな子達に頑張ってもらいたいようですが、男性でも厳しい将棋の世界。なかなか女性がずっと将棋の世界、というのは難しいようです。
或いは、今の世界、将棋のオンライン対決ということもあるので、そこでメキメキと実力をつけてきている女性の方はいないのでしょうか❓
将棋の世界にも早く女性プロ棋士が誕生すると面白くなりそうですね。
が、男女平等ではないですが、女性というのは、チェスやら将棋のよう陣地の取り合いのようなゲームに興味が持てないのかもしれません。男の子は大好きですが。