久しぶりに映画「チアダン」を見てしまった。
この年で、封切り時には映画館にも見に行ってしまった、この映画。天海祐希さんも出演していたからですが、まあ、よくあるお話ですが、明るくて元気な内容で、私にとっては好きな映画の一つです。
が、covid-19が世界中を席巻しているときにこの映画を見てしまうと、思わず涙が出てきてしまいます。それに、インターハイ、春の甲子園に続き、夏の甲子園が中止と発表されたばかりでのチアダン放映。
特に最後、字幕で全国の高校生を鼓舞するような文面が出ていましたが、あれでもうダメ。
もうこういう世の中には戻れないのか、こんな高校生活は送れないのか、とつくづく悲しくなってしまいました。
今の高校生、自粛が解除になっても部活動なんてできるんでしょうか❓
チアダンの映画で描かれているような高校生活は送れるのでしょうか❓
室内で行う部活動、特に、吹奏楽とか合唱なんてこれからは全く不可能にも思えてしまう。体育系の部活動だって、体育館では難しいのでは❓相撲、レスリング、柔道は論外。
本来なら、インターハイはじめ様々な大会がこれからは目白押しで、その大会を目指すはずがcovid-19のせいで不可能。ということは、今年の高校生は高校時代でしか味わえないみんなとの一体感や達成感を全く味わうことすら出来ない現状になってしまっています。そしてそれがいつまで続くのかわからない状況。
こんな状況では、高校生たちの心に希望などという言葉がなくなってしまい、そんな精神状態のままで大人になってしまう社会が恐ろしくも思えてしまう。
今の現状で、はっきり言って来年になってもいつも通りの社会生活が送れるかどうかはわからないと思います。高校野球だって吹奏楽のコンクールだってまたまた中止になってしまうかもしれません。
そこに、ソーシャルディスタンスで他人とに距離を保たなければいけない現状が続くでしょう。
こんな社会では一体未来はどうなるのか。そんな悲観論しか考えが浮かばない今日この頃です。
「神は乗り越えられる困難しか与えない」
とかDr.Jin は言っていたと思いますが、神は人類をどうしたいのか。そこまで考えてしまっています。今の世界の現状にはどこか間違っているところがあるのでしょう。何か神の意思に沿わないところがあるから、人類に何かを気づいて欲しいから、こうなったのか❓
14世紀のペストは30年ぐらい続いたそうですが、その後では社会構造まで変わって行ったそうですが、今回のcovid-19は今の社会を根本から変えるために現れたのか。
が、ここで悲しくなったり将来の社会を批判的に思ったら、covid-19の策略に引っかかってしまうかも。広瀬すずさんのように明るく元気で物事に立ち向かって行ってみた方が正解かもしれません。
願わくば、ソーシャルディスタンスが必要なく、みんなで喜びを分かち合えるそういう温かい社会生活が戻ってくる事を願わずにはいられません。