先日、
パククネおばさんの弾劾が可決されたというニュースが流れました。
ですが、その後に流されたご本人の談話のニュースを見ると、パククネさん、一体何を思って何を考えているのか、さっぱりわかりませんでした。
にこやかに微笑みながら閣僚たちに着席を促し、その後の演説も、表情も変えず淡々といつものように原稿を読み上げるだけ。韓国発の女性大統領だというのにこんな結末になってしまったことをどう思っているのか、弾劾可決という事実にどう考えているのか、その本心は全くうかがい知ることができません。
セウォル号の時にも感じた違和感。
それは、大勢の若い命が失われてしまった事に対して、心から悔やむという気持ちが、その表情、態度から全く感じられなかったのです。現地に視察に行って遺族の方々と話をされているにもかかわらず、そこにもパククネさんの心からのお悔やみというものを全く感じられませんでした。
ただパフォーマンスしているだけというふうに写りました。
今回の一連の流れの中でも、全く本心が見えませんし、自分の責任に対しても、馬耳東風的な演説、態度でした。
韓国の歴代の大統領も多かれ少なかれ、パククネさんと同じような感じだと思っていました。
要するに、本心が全くわからない。人間性に溢れた喜怒哀楽というものを感ずる事が全くできません。その中でも、パククネさんは最悪だとも感じられます。
ロボットパククネ、と呼んでも良いくらい。
とここまで書いて解った事が、パククネさん、
自分が悪いとは全く思っていないみたいです。でも、世間が騒いでいるからという事で、退陣を受け入れるという事らしいです。
自分ではっきりと辞任する、とは言っていないので、韓国の皆さんもじりじりしているのではないでしょうか。
今回の事でよくわからない事が一つ。
それは弾劾可決となっても、パククネさんはまだ大統領で居られるという事。たとえ職務停止となっても大統領なので、その恩恵は受けられるようです。
全く持って、よくわかりません。
今後、裁判とかになるようですが、長期になる予想が。その間、国としての運営はどうするの?オリンピックは?
すっきりと退陣してすっきりとした国にして新しい未来を、と思うのですが、今のような状態では国としての体をなしていないと思います。
韓国のこのような、国としての運営を見ていると、慰安婦問題への取り組みとも似たような雰囲気を感じます。
慰安婦問題では日本からお金をもらったから、さあ、未来へ、とはなりませんでした。相手がとことん落ちてしまうまで戦う状況。今回もパククネさんが落ちるところまで行ったら満足されるのかも知れません。いっその事、殺されてしまえ、と思っているかもしれません。
でも、危機はすぐそこに。慰安婦問題では日本はおとなしくしていて戦争にもなりませんが、大統領がいてもいなくてもおなじような状態のなかで
北朝鮮に攻められたら、一体どうするのか?
危機意識が本当にあるのかないのか。。。
それにしても、人の国の国会中継を生中継する日本って、どうなんでしょう。