普通は廃棄処分となる壊れた物を直すのはカイカ~~~ンなのです。
プラスチック製品で主要なところが折れたり割れたりした修理はお手の物です。
道具は 千枚通し、木綿糸、瞬間接着剤。
千枚通しを熱してぶつぶつ縫い穴をあけて木綿糸で縫って瞬間接着剤を割れ目に流し込むとともに糸を固めます。
すごく見栄えは悪いのですけど力のかかるところにも有効なのです。

もう一つの手段は 「 プラリペア 」 なるものを使います。
粉末を修理する部分に置いて液体を流すとアラ不思議、固まるとプラスチックになります。
欠けてしまったところの補修とか弱そうなところの補強に有効です。
プラ製品の補修はこの二種類の方法で修理しています。
特にプラリペアはフックを付けたりそのほか追加できるので最近よく使います。
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電気製品の場合、壊してしまうか直るかは 8分、2分 くらいです。
日曜日は母が愛用している低周波治療器がいきなり壊れたと騒ぎました。
本体は動いているようだし、テスターでコード、端子などをチェックしても解りません。
本体、コード別々ではなくてつけて接触を見ると、コネクター部分が少しぐらついている事に気がつきました。

分解してみると、コネクターの針の先ほどの端子が折れていました。
若い頃はこういうい小さな作業も大丈夫だったのですけど何しろ老眼も進み苦手になってきています。
直そうとして大抵は壊してしまいます。
先日も玄関のシーリングライトを掃除していて、これは落として割ってしまうなと思いながら落として粉々に割ったばかりです。

壊れて元々 と思って半田付けセットを出してきて作業しました。
折れた爪の代わりに銅線を半田付けすれば基盤の穴に通して固定できそうでしたので、メガネを2枚かけたうえに拡大鏡をくわえて作業。
拡大鏡は大型の虫眼鏡の玉に革で縁をつけて。その縁を口でくわえると細かい作業の時に便利なのです。
他にメガネのようにかけるタイプも持っているのですけど、つけたり外したりする時はこのくわえ方式が手軽なのです。
一度他の爪も半田を外して基盤から取り外し、折れたところに銅線を半田付けして基盤にもどして全ての接点をしっかりつけたのでした。
運よく上手く復活させたのでした。

その前に新しい物を注文し、駄目元で挑戦したのが成功に繋がったのです。
新しい物はスペアとして保存してもらう事にしました。
( かもめ : 買わんでも良かったやないの )