退院五日目です。
退院以来夜は介護ベッドの横に寝ています。
良く眠れてはいるのですけど、眠りが浅くなったとき 母がちゃんと息をしているか気になり聞き耳を立てています。
口から飲食しないで1日点滴1本だけなのでおしっこの量は少なく、オムツ交換は訪問看護、入浴介助看護師さん、ヘルパーさんが来たときに一緒に交換して後は交換しないで大丈夫なようです。
痰はやはり時々絡むので吸引を行っています。
鼻からカテーテルを入れてやっていますが、嫌がるのでちょっとかわいそうです。
昨日は看護師さんと着替えさせましたが動いていないので足や腕を曲げると痛がって、終わった後急に運動したときのように吐き気をもようしたようで痰も吸引しようと思ったのですけどできないで落ち着くまで少し時間がかかりました。
熱が高いので座薬の解熱剤を使用しています。
頭も冷やしていますがちょっときつそうです。
夕方のヘルパーさんの時間15分前にヘルパーさんが来てくれました。
ケアマネさんが息子さんが疲れていると看護師さんから報告があったとの事なので早めに来ましたとの事。
在宅ケアチームの連携はすごいですね。 感謝。
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夜何度か目が覚めてちゃんと呼吸しているか、熱はあるか、酸素は足りているかなどをチェックしました。
熱は相変わらずでした。
頭を冷やし3時半には起きました。
今日は朝ヘルパーさん、夕方は看護師さんです。
その間バイタルチェック、痰の吸引、点滴の交換、貼り薬の貼り換え、オムツ交換、その他やることは山積み。
在宅で看取るには家族の覚悟がいります。
でも、終末期を住み慣れた自宅で枯れるようにおくることは私は人として自然だし幸せな人生ではないかと思うのです。
みんなその状況は違いますけど、その方針で行くことに決めたら急変しても救急車を呼ばない。
そのためには訪問の看護師さんと往診医さんは必須です。
意識レベルは低いのですけど、うなづいたり、呼びかけるとこっちを向くこともあり、耳は遅くまで聞こえていると言うので、昨日は母に耳元で 生んでくれてありがとうね、また次も生んでね と言いました。
介護している時に 生まれなきゃ良かった などと何度か言ったので。
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さて、今日は午後1件仕事が入ってしまったので1時間弱家を開けなければならないのが気がかりですけど、近くなのでなるべく早く終わらせようと思っています。
そして終日看護、看護の一日になります。
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