母を介護した経験から老いがどういったものか、介護が必要になると言うのはどういうことか解っています。
街でも老人が多く(私もその年齢ですけど)足が痛そうにヨボヨボ歩いている人、駅の階段などで手すりにすがってゆっくり上り下りしている人を見ます。
今まで他人事(ひとごと)と思って自分の事とはあまり認識していなかったなと思います。
その時になったらなかなか出来ないこともありますから私くらいの時からはこれからの生活を予想していろいろ準備するのが良いです。
トイレや浴室の手すり、は自分で付けましたけど、母に合わせて何度か高さと位置を変更しています。
トイレの手すりは前と横に設置して手でつかむとともに肘も手すりに載せられる位置になっていて肘で体重が支えられるので実に具合が良い、掴むだけに頼って体を引っ張り上げるのではなくて肘に体重がかけられます。
浴室の手すり、これもおおむね必要な箇所には設置してあり良いのですけど、最近はシャワーが多く、縦の手すりは無いより良いのですけど滑る。
シャワーを使う位置に水平の手すりを追加しようかなと思っています。
母がヘルパーさんに支えられて寝室から浴室に行くのに、一歩一歩 こわい こわい たすけて と言っていましたが家の中を歩く事にも不安を感じるようになった時どうするか、階段は今は体を支える手すりを付けることが基準法でも決められていますが、私の時代にはなかったので自分で手すりの位置にザイルを張っています。
また上にもザイルを張ってもし足を滑らせてもぶら下がるように体を支えられるようにしています。
私の家の階段は一番下が三段曲がりになっていますけど、これも曲がりの内側に結び目を付けたザイルを設置していますのでぶら下がるように降りることができます。
リタイアしたら母の部屋を片付けて下で寝るようにしたいと思っています。
母の部屋は廊下に出ると向かい側がトイレで水回りもすべて1階なので老後時代を生活するには実に具合が良いのです。
二階は物にあふれていますのでこれを片付ける。
まだ十分余裕のある時からいろいろもし動けなくなったらを想定して工夫しておかねばなりません。
老い支度 のすすめ なのです。
世話になっている信用金庫の担当者さんが私が信用金庫のマスコットのサンリオキャラクター リスル のファンだと言うので夏のキャンペーンでレジかごバッグをもらえると言うパンフレットを持ってきました。
投資信託とか外貨定期預金とかリスクのあるものとか普通の定期に一定額預かれば貰えるそうなので普通預金から定期に少し移しました。
リスクのあるものは趣味では無いのでパス。
そういえばレジカゴバック、以前持っていてどこかにあるはず?
( かもめ : やればできる子、探せばある子か )
母が無くなった時世話になった担当者で(若い女性です)親切にしていただいているのでいつもお菓子(お茶の和菓子)を用意してお茶を点ておもてなししています。
担当者は定期的に変わるのでそろそろ転勤かな~。
女の子は持ったことがありませんけど、息子にお嫁さんがいるとしたらこのくらいの年齢かななどと思ったりしています。
今の車は電子制御されていますが、昔の車はチョークレバーの操作が必要でした。
今、自分が暖機運転しなければなりません。
朝起きてすぐ活動開始、では無くて膝が痛いのでだましだまし立ち上がって慣らしていかないと歩けないのです。
まあ、車も昔の車は味があった、そんな感じで味が出てきたのかな。
手間のかかる機械は熟練する楽しさがあります。
手間のかかる体も熟練のし甲斐がある、そう思うってどうでしょう。
さて、今日もうまく運転できるかな、自分を。