学生時代、ゼミは古い街並みを今のうちに図面で残そうと言う、デザインサーヴェイでした。
私は室津と丹波篠山に参加し、室津は海の宿場町としての街並み、丹波篠山は武家屋敷でしたが、お邪魔して街並みを測量し、一軒一軒お邪魔して間取りの採取。
その頃から民家に興味があったのですけど、それは自分の設計に生かすための資料としてでした。
今、各地に民家が保存されていて時々目にする事があると思いますけど、家は住む人に合わせて変化し、良いものは長く残っていくと言うもので、住んでいてこその民家。
また、何百年物時間を生き抜いてきた民家はそれだけの価値と言うか、意味があり、どう考えても歴史にい残るわけもありません。
また、少し凝った家でもその時代の尺度として残るわけもなく、何百年も様式として存在してきた建物はそれだけですごい事なのです。
最近、深い軒と広縁の良さを改めて考えて、民家を改めて研究するのも面白いと思ったのです。
50年前、学生時代に民家関係の本を何冊も買ったなと思って探したら出てきたので民家も趣味にしようと思ったのでした。
自主的に興味を持って勉強するのは させられてする勉強 とか 必要に迫られてする勉強 より身になり、どんどん深みに入っていけます。
子供の頃を思い出してください 何々が悪いからもっと勉強しなさい などと言われた教科は嫌いになったでしょ。
大切なのは与えられたものやあるものを記憶する力より 想像力、創造力なのです。
____________________________
久しぶりに民家の技術書を買ってみましたがなんだかなつかしさと新鮮さを感じました。
しばらくは民家が楽しめます。
趣味と言うか、本業がらみではありますけど。
若い頃もっと風土に根差した住宅を設計をする機会が欲しかったな~。
また 介護経験を生かす事の出来る設計ができれば良かったのにな~。
「 今日の衝動買いのコーナー 」
愛用していたお茶が切れたのでまた300グラム缶を買って冷凍しました。