ぶたころの愉快コレクション

近くの国営昭和記念公園の近況、アウトドア活動を中心に愉快を探していきたいと思います。

介護と住宅( & ニャンの飼い猫暮らし )の巻

2018年11月06日 05時05分05秒 | 日記



以前検査したお宅の2階のトイレですけど、手洗いの付いていないタイプのロータンクでトイレ内に手洗いもありませんでした。

トイレのそばに洗面台があるのかなと思ってみても2階にはありません。

トイレの後手を洗わないのかなと疑問でした。







流し前の水切棚は使いやすいと思うのですけど、最近のリビングキッチンは流し台はダイニング側を向いて解放されているので(対面式)水切棚は見当たりません。


私の台所は昔の物なので前は出窓、そこに水切棚をつけて調理に必要な物はすぐ取れます。

そう言えば流し前の出窓はほとんど見なくなりました。


ボールやザル、調味料、菜箸、スライサー、ピーラー、シリコンゴムヘラ、その他必要な物はすぐ目の前にあるので調理しながら片づけも楽ですし、料理が出来上がった時には片付いています。


見回しても後ろには冷蔵庫のスペースはありますけど、料理小物を収納するだけの棚類はほとんどありません。


・・・・・・・・ あまり料理しないのかな?



シンクや調理台は広めなので使いやすいと思います。

また調理台の高さが今の人の背丈に合わせて昔より高くなっています。







メーカー住宅では現場で作る浴室は皆無になり、ユニットバスになっています。


介護を考えると昔ながらの深いバスタブが浮力を利用できるし、入浴解除には使いやすいのかなと思います。

自分で立ち上がれない人をバスタブから出すのは大変です。



バスタブではありませんが床にしりもちをついた母をベッドに戻すのが一人でできませんでした。

その後、後ろから持ち上げて一緒にベッドに倒れ込んで戻したことがありますけど、私が腰を痛めてしまいました。

施設ですと色々工夫された機械もありますが、家庭での入浴介助は大変な作業です。




介護には 食事介助、入浴介助、排泄解除 と手間のかかる介助があります。


我が家は 2年間入浴介助をヘルパーさんにお任せしていました。


手すりはすでに数本私が設置していましたが入口はドアから折り戸にしました。


もともと我が家の浴室は折り戸だったのですが、壊れやすくて嫌いなので内開きのドアにしていたのですが、ヘルパーさんの介助スペースが広くなる事と、床に介護用のすのこを入れて入口の段差を無くしましたのでもし、中で倒れるとドアが開かず面倒になると思ったので替えました。


今の浴室はドアでも折り戸でも外から外す事が出来るようになっています。


手すりは今私の役に立っています。
母の介護を通じて何が必要かの勉強になり、私の老後の役に立つでしょう。





すのこの床は私の場合まだいりませんけど、あげておくのも邪魔なので使い、終わったら台はそのままですが、すのこ板(けっこう重い)だけをあげて床をかびないようにしています。

折り戸は案の定、外れやすくなりましたが、ゴムをスプリング代わりに何本かガイドの根元に巻いたら外れにくくなりました。

次回直すときにはスプリングを強いものに替えようかなと思っています。



介護を考えると性能評価では高齢者等、介護が必要な人が使用する部屋を特定寝室と言いますけど、特定寝室にトイレ、洗面所と浴室は近いほうが良いです。

トイレは後半ベッドサイドのポータブルトイレを置いて使用することになると思いますが、この時も汚物を処理するのにトイレは近いほうが良いです。


デイなどに通う事を想定すると特定寝室は1階で寝室から外まで車いすで出入りできるようにすべきです。

玄関経由で出られるか、あるいは寝室の掃出し窓からテラスへスロープで出て、テラスから外までの経路を確保出来ればベストでしょう。


車いすは段差に強いのですけど階段は駄目です。

スロープはずっと支えなければなりませんが、段ですとその都度安定するのでむしろ急で長いスロープより扱いやすいです。

一度水平にしてティッピングバーを踏んで前輪を次の段に載せて押し上げるので普通の階段ではあげることが出来ません。

段は数段あっても良いのですけど、各段に車いすが収まるだけの広さが必要です。


性能評価では玄関ドア部分(玄関の土間からポーチタイルまで)の段さまでは考えていますが、あくまでも家の中が対象なのでポーチから地面の段差は基準がありません。

たいていは数段ありますから、介護で外に出る時はここにスロープをかけることになるでしょう。

敷地に余裕があればこれを1段1段車いすが置けるだけの広さにしたら、無理やり折り返しのあるスロープにするより使いやすいです。




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住宅は着慣れた普段着であるべき( & ニャンの飼い猫暮らし )の巻

2018年11月05日 05時05分00秒 | 日記


家でスーツで過ごしている人はいるでしょうか。


外ではいろいろ取り繕って気を使っていても、自分の家では心置きなく寛ぎたいはず。



住宅展示場などで見る間取りや仕様はファッションショーのようなものでそういう住宅でくつろぐのは無理です。

奇をてらったデザインや構造にはすぐ飽きます。



住宅こそ家族の形態、好みなどを細かく採寸して完全オーダーで作りたい、あるいは借りたいものです。


家ではのんびりと寛ぎ休み、充電して外での戦いに望む。


老後、リタイアしたら着慣れた普段着を着ているように肩が凝らず、今まで馴染んできた生活を続けて行きたいと思うはずです。


慣れと言うのはあります。



赤ん坊が隙間から転げ落ちそうな階段、何度も足を踏み外した段差のある部屋、使いにくい台所や洗濯スペース、それでも住んでいるうちに慣れます。



でも出来れば高齢期つまずいたり転んだりせず、トイレや浴室を使いたい。


介助されるようになっても介助がしやすい間取りと言うものがあります。

でも、建築時の若い時には気が付きません。


子供たちは成人したり過程を持つと出て行きます。


子供部屋は大抵の住宅にありますけど、あまり細かく仕切るのはその後使いにくい場合があります。

私はあまり細かく仕切った間取りは嫌いです。


昔、住宅は出来た時が完成品ではなく、家族の変化とともに成長して行きました。

改築したり増築して対応してきましたが今は出来た時が完成品、車などの製品と同じになっています。


冷暖房効果を無視し無駄に広かったり天井が高かったり、そういう住宅が多いです。


普段着に過剰にアクセサリーを付けますか?


ただ、質(性能)は少し前より格段に上がっています。

メーカー住宅を見ていて耐震性能、劣化、設備の維持管理に関しては一昔前より優れていて、三世代程度は十分耐えるものになっています。

また玄関、浴室など段差に気を使って部屋の出入り口も躓く段差は無くなってバリアフリー化は進んでいます。


ですからこれらの性能を活かし、ある程度フレキシブルで、高齢期を見据えて設計してもらいたいなと思っています。


設計スタッフに若いスタッフだけでなく、定年退職後のある程度高齢のスタッフを活用すると良いのかも知れません。






( 追記 )


「 ニャンの飼い猫暮らし 」


最近、ニャンは寝る時いて、朝起きた時もいるので安心です。


朝は少しウロウロしてそのうち先日買ったリラックスチェアーの背もたれを折りたたんだ上に座布団を置いているのですけど、その上で寝ています。

台所での所定の位置、椅子の上の座布団の上より最近は外らのほうがお気に入りのようです。



「 夢の話 」



昨夜は長い夢を見たように思います。


眼科のある病院に行ったところから始まります。

診療時間の前に付いて眼科の位置に案内されていると、私が一番でしたが数人後から来て私を無視して前に割り込みました。


初めてなので大人しくしていたのですけど、その後もどんどん後で来た人たちが前に入りました。


私はニャンを抱いていました。

猫は駄目です と言われたりしていましたがそのまま並んでいました。

近くの人が抱っこしているニャンを撫でたりパンツを?(猫がパンツをはいているのか?)なおしてくれたりして長い時間待っていました。


どうも次が私の番ですけど、そこからずいぶん待ち、しばらくして右のほうからどうぞ、と言うので行こうと思ったら、列の途中からの人がそっちへ行き、列が私と数人後ろからそっちの方に行くのです。


あれ?と思っていたら取り残された人が こっちが前ですよ と言ってくれてやっと私の番になりました。

眼科医は溶接工のような眼鏡をかけて一斗缶に炭を起こしている所にいて、これ眼科なの? と言う感じ。


と、こんな夢でした。



年が明けたら免許の更新、右目が前より悪くなっているので心配でこういう夢を見たのでしょう。





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家は高齢期を考えて設計すべし( & ニャンの飼い猫暮らし )の巻

2018年11月04日 05時05分00秒 | 日記


多くの住宅の設計と検査をしてきて最近になって思う事があります。

若いころは気が付かないかあまり気にしていなかったことですけど、高齢になってみると最後まで過ごしたいと思う家の間取りや構造。


我が家は先輩事務所がやった建売の売れ残りを買ったのですが、建売と言うのはだれが住んでも一応住める間取りをしていました。

広くなく、一般的な間取りでとりあえず家事の動線にも問題なく、何よりいいのは買い物や病院、銀行、駅が近いことです。


最近の住宅を検査して沢山の住宅を見ていますが、使いやすさを無視した奇抜に思う間取りや外観はすぐ飽きます。



高齢期まで使える住宅とは、



生活に便利な場所にある事。


車などに乗らなくなった時、電車やバスの移動になります。

駅や停留所に近いのは助かります。



無駄に広くない事。


使う場所は決まってきます。
無駄に広くても物を雑然と増やしたり掃除をしたりするのが面倒になるだけです。



ダウンフロアとか畳スペースなど不必要な段差が無いこと。


先日リビングの一部が広い範囲でダウンフロアになっていて落ちました。
幸い倒れないで部屋の端までふらつきながらも行って体を支えることが出来ましたが転倒したら骨折になりかねません。
うっかり落ちたりするような段差は避けるべきです。



家事の動線に無理がないこと。


2階の奥に台所があるような住宅は買い物やゴミ出しにも不便で、炊事をしている時誰か来たら出て行くのにも時間がかかります。
足腰が弱って慌てて階段を下りたりするのも危険です。
これは高齢期でなくても明らかに不便だと思います。


最近は各階にトイレがあるのが普通になっていますが、高齢期に使用する部屋が1階だと(1階がおすすめ)1階だけで良いのではないかと思います。
どうせ高齢期は夫婦か独居になるのですから使用する部屋から使い勝手の良い場所に1個あれば良いのではないかと思うのです。

トイレも便器の正面が入口ですと介助されるとしてもやりにくいです。
入口が便器の前、側面だと介助も自分で使うにも使い勝手が良いと思います。


まだまだ書きたいことがあるのでちゃんとまとめて続きは明日以降に。






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歯科の定期検診は2回で終わりました( & ニャンの飼い猫暮らし )の巻

2018年11月03日 05時05分00秒 | 日記
(写真は少し前の物です、コスモスが終わり、年末モードになっていきます)


「 使えるのかな? 新しく買ったタブレット 」



本体タダで3年契約のタブレットが間もなく3年になります。

あまり活用していないので解約しようかなと思い、代わりにアマゾンのタブレットを買ってみました。

ただ、私の家はWi-Fiは設定していないのでどう使うんだ?

有線でつなげてダウンロードできれば良いのですけど、若いころと違ってすっかりこのあたりがうとくなっています。

携帯もガラ系ですし。


電子書籍をダウンロードできれば今使っている初期の電子書籍より使い勝手が良いと思うのですけど、はたして使えるのか?







「 ニャンの飼い猫暮らし 」


ニャンは私のそばで寝ている時間が多いです。


ニャンは幸せか? と言うと ニャア と言います。

何かしてほしいことある? と聞くと ニャア と言います。


時々起きてトイレでおしっこしたり、煮干しやカリカリを食べて水を飲んだりしています。


ニャンが聞きます。


ニャア (お父さんは幸せ?) うん、ニャンがいるから幸せだよ。






「 独居世帯 」


昔このあたりで一人暮らしお人は道路を挟んではす向かいに助産婦さんがいました。

ある日多くの人が来て家の中に入って行ったので、きっと孤独死されたのでしょう。

それからそこは空き家になっています。


他に一人暮らしの人はいるかなと考えるとどうも私だけみたい。


でも並びに奥さんを介護している人、おかあさんを介護している人 がいます。

もし奥さんやお母さんが無くなったら独居です。

きっと急に独居の人が増えます。


こう考えるとこれから爆発的に増える独居の問題は大きな問題です。






「 今回の歯科検診は終了 」



今回の歯科定期検診は昨日の2回目で終わりました。

次は何もなければ時代が代わってからかな。

上下の歯のクリーニングと一か所下の歯の軽い虫歯治療でした。


私、冬は唇が切れるのでその前に終わって良かったです。
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自宅で死ぬと言う事( & ニャンの飼い猫暮らし )の巻

2018年11月02日 05時05分00秒 | 日記



最後まで自宅で暮らしたいと言う人は多いと思いますが、現状は病院や施設が多いですね。


ほとんどの人がずっと自宅で暮らしたいと思うと思いますが、一方で介護の負担を家族にかけたくないというのもあると思います。


私が思うにはこれからの高齢者にその傾向は強いと思うのです。

団塊世代の暮らした時代は核家族の時代、その前の多世代家族とは違います。

私の周りを見ても子供たちが成人して家を離れ、夫婦の二人暮らしが多くなっています。

連れ合いの介護までは夫婦でやって、残りは一人。


ここで色々なケースに分かれるでしょう。



子供が実家に戻り親の面倒を見る、これは子供たちも自分の築き上げた生活があるので自分を捨てなければなりません。

団塊世代としては心苦しいところです。



親を引き取ると言う選択肢、義理の子(子供の連れ合い)がいれば子供以上にストレスを与えるでしょう。
連れ合いの親もいますしね。
親は住み慣れた環境を捨てなければなりません。



施設に入ると言うのも今までの生活を捨て新しい環境で暮らさなければなりません。


体調を崩して入院しそのまま。


病気になったら入院、良くなって退院を繰り返し、いつかは孤独死。



大抵はこの中のどれかだと思いますが、元気なうちからイメージトレーニングが必要かも。

なかなか自分が望む通りにはなりませんけど。


これから介護と看取りはすごく大きな問題になります。







終身保険を受け取っていない例が多いようですね。

私も終身保険が幾つかあるのできちんと伝えておかねば。





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