穏やかに。

わたしも 世界中 穏やかに・・。

断捨離より抜粋・・自分をもてなす

2015-04-16 18:34:45 | わたし以外の書きこ
<書籍「断捨離で日々是ご機嫌に生きる知恵」より>

寂しさを、食べる事で


まぎらわせることがあるように、


孤独感を、モノを溜め込む事によって、


埋めようとする自分がいるものです。

食べ物そのものを食べたいと


思っている訳でもなく、


そのモノを欲しいと思っている訳でもなく、


食べるという行為で、買うという行為で、


ただただ孤独感を紛らわしているだけ。

結果、食べ物はエネルギーに代わる事なく、


余分な脂肪となって身体に蓄積し、


モノは何ら役立つことなく住まいに堆積し、


さらなるストレスの元となって


自分を圧迫しつづけることになる。

これは、自分で自分をいたぶっているとの同じ。



強烈な孤独と、渇望にも似た承認の欲求。


それは、自分で自分を承認していないがためのこと。

他者からの承認があって、


初めて自分が認められたと思い込んでいる


「他人軸」の世界ですね。

たとえば、洋服をひたすら買いあさる行為。



「人から素敵にみられたい」


「流行に乗り遅れたくない」



など、購入動機はいくらでもあげる事は


できるけれど、その洋服を身に着けて


こころ浮きたつ自分がそこにいない限り、


満たされる事はないでしょう。



まずは、自分で自分を楽しませていくこと。

ご褒美よりも、まずは


自分で自分をもてなすこと。



こんな私でも、ダメな私でも、


もてなしてくれる人がいるのだと。

それは、もうひとりの自分なのだけれど、


どんな小さな経験を日々


日常で積み重ねていく事です。

誰だって、もてなされたら嬉しいはず。


誰だって、もてなされたら、自信が持てるはず。

断捨離とは、自分で自分をもてなす


「自分軸」の世界。

場を整えて、気の利いた品々、


好物の食事を、自分に提供していくこと。


まずは、自分を自分で認めていく。



そうすれば、いつの間にか、周囲にも認められ、


もてなされている私になっていることでしょう。