日大豊山水泳部 活動日誌

インターハイでの総合優勝を目指して、日々練習に励んでいます。

スポーツトレーニング理論と実践 その18 「栄養④」

2020-04-23 05:54:57 | トピックス

3番目に摂取すべき栄養は「ビタミンC」だと考えています。

食品では果物や野菜に多く含まれています。

主な働きです。

①コラーゲンをつくる

②免疫力を高める

③鉄分の吸収をたすける

④ストレスに対抗する

1日に必要な量は2000㎎(2g)で、一般の人に必要な量の4~5倍となります。

人間は体内でビタミンCを生成する能力を失っていますので、食物から摂る必要があります。

これは果物や野菜だけから摂取しようとすると相当な量をとらなければならないため、サプリメントで補う必要があります。

食事でとるのは生野菜よりも温野菜の方がたくさん食べられます。

不足すると肉体的・精神的ストレスがたまりやすくなったり、骨や関節、靭帯を痛めやすくなります。

ストレスに対抗するホルモンを作るのは「副腎」ですが、副腎から出されるホルモンをつくるときにビタミンCが必要とされます。

汗からも排出されるので厳しい練習の時期やストレスのかかる大会の時には特にたくさん摂取したほうがよいです。

風邪をひきやすい人や体調を崩した時にはさらに多くの量を摂取します。

最も吸収のよい効率的な摂取の仕方は、3時間ごとに1000㎎(1g)ずつ摂取することです。

ビタミンCは水溶性ですぐに体外に排出されるため、意識してこまめに摂るほうがよいです。

特に今は自宅待機が続いておりストレスがかかっている人がいると思いますので、多めのビタミンCの摂取をお勧めします。

ビタミンCは天然のものでも人工的なものでも効果は変わらないとされています。

サプリメントも比較的安く手に入れやすいものなので、日頃から意識して摂取することを心がけてください。

竹村知洋

 

 

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