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女性建築士・ふるとちかこの徒然なるままに

リフォームのご相談

2022-04-28 16:13:38 | 家づくり

2014年に一度リフォームのご相談を頂いていた方からのお電話。

ご主人に視覚障害があって、ご夫婦二人暮し。

8年前、リフォームのプランをいくつか作成いたしました。

仮住まいをするのに抵抗があるので、

ちょこっと増築をして、生活空間を確保してから、暮らしながら工事を進められる計画をしたのですが、

増築したいところに埋設物があって難しい…と言う展開になり、行き詰り、保留になったのでした。

そして、今回のお電話。

もう一度相談したいとのこと。

改めてお邪魔して、色々とお話を伺う。

ご主人の体力が低下してきたことで、問題点は以前とは内容が異なり、

奥様の中で色んなことが渦巻いていらっしゃる。

訪問介護・医療などは受けていらっしゃるようだけど、解決できない日常があれこれ。

そして、はたと気づく。

「手摺を付けましょう!」

8年前、ご夫妻と私は、増築や改修の話、問題点の色々を話するばかりでした。

手摺の取付について、話した記憶がない。

なんで、それに気づかなかったろうと、とても悔やまれます。

保留になって、空白の8年間も手摺が付いていたら、悩みが減っていたかも。

抱えていらっしゃることの少しは、手摺の取付で解決できそうな予感。

こうしたことは、一刀両断に行かないのが当たり前。

お話をしっかり伺って、少しずつでも早い改善に役立ちたいばかり。

@ふると

コメント (2)
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