最近と言っても、もう、ひと月ほど前に読んだ本。
タイトルに惹かれて、図書館で借りてみたのだけど、
昨年、かなり話題になっていたらしい。
それほど本を読んでもいないけど、
もしかしたら、今まで読んだ本の中でも、
ベスト3くらいに入るんじゃないのって思うくらいの衝撃作。
読み始めて数ページで、「ん、実話か?」と気付く。
臨場感と言うか、迫ってくる表現力が半端ない。
「一刻もはやく、兄を持ち運べるサイズにしてしまおう。」って、
亡くなられたお兄さんを荼毘に付してと言うことなのです。
絶縁状態だったとしても、身内の死をそんな風に表現できるってスゴイ。
恨みつらみもあったんだろうけど、むしろ、潔さや爽快感を感じてしまった。
ページ数は少ないし、行間は広いし、一気に読み終えられます。
身内と仲良しの方も、蟠りがある方も、
読んでおくといざと言う時の気持ちの整理と、
社会的な手続き諸々の参考にもなるかも。
@ふると
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