トーク・アバウト・アメリカン

トークアバウトボーラ→300C→アメリカン。最近はアメリカからだいぶ外れてきています(笑)

許されざる者たち

2007-04-22 01:07:26 | カー CAR
出張先で通りがかりに見たのですが、これは酷い。こういう事をする奴は車好きにとって本当に許されざる者。

こうした事件くらいでは、まず犯人は捕まらないようですが、このような犯罪を放置(少なくとも私にはそう思える)していた為、地元で重大事件が起こってしまいました。もう先週になると思いますが、
「盗難警報機が作動し、愛車が盗まれようとしていたのに気づいた持ち主が家を飛び出し車にしがみついたところ、犯人は蛇行運転で振り落とした後、更に100mも引きずり死亡させた・・。被害者は自宅に妻と幼い子供(生後半年)を残して・・。」と言う痛ましい事件が起きてしまいました。
痛ましい事件が続発していますが、車好きとしては特にこの事件に反応してしまいました。
盗まれようとした車(大破し未遂)は「ランエボ」で、この事件の前に千葉の湾岸地域では同じ車種(ランエボ)が何台も連続で盗まれていたようです。被害者の方は「休日はよくつなぎを着て車を弄っていた」・・人事ではないです。また、盗まれても保険がおりるし、命あってのものなのでしょうが、自分も同じ現場にいたら、きっと立ちはだかった事でしょう。
あるテレビ番組で、ランクルを2回盗まれた男性が、3台目のランクルと手をテグスで結んで寝ているという話が報道されていました。「こうすれば(車が発進した時手がもげるので)警察も傷害事件で真剣に調べてくれるだろう・・」と。それが今の警察の対応の現状なのでしょう。
NYでは、ジュリアーニ市長時代に「割れ窓理論」・・わずかな犯罪も見逃さず徹底的に取り締まる(そして厳罰)方針で犯罪撲滅に臨み、落書きだらけで、ちょっと危ない乗り物であった地下鉄も、今は落書きはされてませんし、安全な乗り物になりました。また、夜の一人歩きも目抜き通りを通行している分には先ず大丈夫です。犯罪都市と悪名高かったNYも、随分変わりました。
本日は地方選挙日。国レベルでも地方レベルでも「安心、安全」に対して、具体的にどのように、何時までに・・民間企業レベルで物事を考えられる人に投票したいと思います。美しい国・・抽象的なお題目だけの人はもう沢山です。
日曜日にはそぐわない題材かと思いましたが、車好きとして見過ごせない事件でした。
被害者のご冥福と、犯人の早期逮捕、厳罰を望みます。