昨日の続きになりますが・・
既に日本の自動車メーカーにおいても韓国人デザイナーが活躍しています。
日産自動車では、同社テクニカルセンター内にあるデザインセンターに10数人の韓国人デザイナーが働いております。
新型エルグランドのスタディモデルと言われるコンセプトカー「フォーラム」をデザインしたのは、ペク・チョルミン氏。
市販車でも、以前とりあげましたがトヨタのFJクルーザーはキム・ジンウォン氏。
ホンダのニューシビック(欧州仕様)を手がけた、イ・ハンスン氏などが活躍しています。
ホンダのコンセプトカー、スメ[ツ4も彼のデザインですね。
アメリカのGMデザイナーの中では紅一点のカン・ミニョンさんは、コンセプトカーのハマーHXを。
もっとも、海外メーカーでは日本人デザイナーも活躍していて、マセラッティの「クワトロポルテ」や、「グランツォーリズモ」、それにフェラーリの「エンツォ・フェラーリ」や、「612スカリエッティ」は奥山清行氏、アウディ「A6」、「Q7」、「A5」は和田智氏。BMWの「Z3」、「3シリーズ(現行)」は永島譲二氏といった具合です。
また、私の乗っていた範疇の話ですが・・・以前乗っていた車・・ジウジアーロ氏のは除いても、例えばマツダRX7(FD3S)は中国系デザイナーのウーハン・チン氏の原案(カリフォルニアでデザイン)を広島の本社でまとめたものですし、クライスラー300Cは以前ご紹介のとおり、ハイチ系のアメリカ人デザイナーですから、グローバル企業においては、もはや国籍はボーダレスで、どこの国の人がデザインしたとか、開発しただのって、関係ないことなんですけどね。
ってそれを言っちゃここまで書いた意味ないですけどね(笑)