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菊の法則2~血統傾向!

2008-10-21 20:09:38 | 長距離血統の法則
前回の「菊花賞過去20年血統傾向」を系統別にまとめてみました↓




これを踏まえて、過去5年の血統傾向を↓


<SS系>
・父SS系は過去20年で6-7-3だが、その大半を過去5年で稼いでいる。
・過去5年の父SS系:3-4-3
・直近2年で母父SSが2連勝!
・父、母父を合計すれば5-4-3となって、過去5年全15頭のうち、12頭がSS系を持つ馬ということになる。
・SS系二代目産駒では、ダンスインザダークが2勝2着1回、フジキセキとアドマイヤベガが2着1回ずつ。

どうやらSS系を無視した馬券は得策ではなさそうだ。

登録馬の中で父SS系は面倒くさいのでみなさまにお任せすることにして、母父SSのみをご紹介。
スマイルジャック・ヤマニンキングリー・キングスエンブレム

また、母父ダンスインザダークってのもいる↓
タガノエルシコ



<ロベルト系>
・過去20年では3-4-3のロベルト系だが、最近はとんとご無沙汰なのだが、昨年、久々にレッドランサムが3着に入った。ロベルト系復権の兆しなのか?
・内訳は、BTが2-1-1、リアルシャダイが1-3-1と、SS産駒がデビューするまでは結構活躍していた。

父BT(系)を持つ馬は↓
アミネルチャールズ・スマイルジャック・ドットコム・タガノエルシコ
母父リアルシャダイなら↓
フローテーション・フジヤマラムセス



<ネイティヴダンサー系>
・古くは91年のレオダーバンの母父で1着に入ったネイティヴだが、近年はその直系のミスプロ系が活躍している。
・父方ではキングマンボ系のエルコン1頭だが、母父で3-1-4に目が行く。
・中でも注目は1勝3着1回のミスワキと一昨年3着のウッドマン系。
・このウッドマン系は何故だか知らないけど長距離戦ではよくお目にかかるので要注意。
・ちなみに長距離戦の常連だった故・トウショウナイトの父はウッドマン系ティンバーカントリーであった。

そのウッドマン系を母父に持つ馬が2頭いる↓
ドットコム・アインラクス



<ノーザンダンサー系>


・一昔前にニジンスキー系が2勝を挙げているが、最近では昨年のリファール系ホワイトマズルが久々の勝利。このリファール系は05年1着の母父でもあり、トレンドからいけばこれか↓
ベンチャーナイン・

・その「昔の名前で出ています」のニジンスキー系は、母父では勝ち切れないイメージがあるのだが↓
ミッキーチアフル



<ナスルーラ系>


・思ったよりGS系トニービンが活躍していないが、近年では母父で2着2回↓
コパノジングー・ナリタダイコク

・爺さん孝行ができるのか?ジャンポケ産駒↓
オウケンブルースリ・サブコンシャス・ダイバーシティ

・長距離どんと来い!のレッドゴッド系も勢いが止まったようだが↓
メイショウクオリア

・そして近年3着2回のネヴァーベンド。過去には父で2着2回の実績があるのが意外だ↓
アグネススターチ・スマートギア
両馬の父はともにSS系だが、それぞれバブルガムフェロー、マーベラスサンデーと地味なSS系なので人気にはならないだろう。
が、血統傾向からは何の躊躇なく買える。
三連単のお供にいかがでしょうか?


=つづく=