ダービー馬発進！２

強敵現る！！

あんなに強気一辺倒だった師匠ですが、すっかり弱気になってしまったようです。
なんでも、最強厩舎の秘密兵器のデビュー戦に、１歳時に１億７０００万円で落札された超良血馬が参戦するらしい。
しかも、武豊＝池江厩舎のゴールデンコンビ！
こりゃあ、師匠が戦う前から戦意喪失するのもムリはない。
でも、そんなにビビんなくても大丈夫です！
何も、値段が高けりゃ走るわけではないし、いくらゴールデンコンビといっても、そんなにしょっちゅう勝てるわけでもないですからね。

ここまで言っても、強気になれない師匠にとっておきのデータを↓
ジャングルポケット産駒の新馬戦での成績：１－３－１！
ね？何も怖がる必要はないでしょう？
出走頭数が何頭かは知りませんが、スペシャル産駒よりは多いと思われます。
なのにこの成績・・・・

見方によっては、スペシャルウイークの新馬戦での成績：０－７－２の方が良いのではないでしょうか？
勝てないまでも、お金を加えて帰ってくる確率が高いのですから。



と、ここで突然ですが、最強厩舎の秘密兵器へ奮起を促すために問題です。



【問題】
「一見、これといった特徴のない京都芝２０００ｍの血統傾向ですが、実は京都芝２０００ｍの重要な二つの傾向が隠されています。
その二つの傾向と供に、同コースにおける馬券的中のポイントとなるキーワードを答えなさい。」

傾向は二つありますので、ご注意下さい。
答えは明日までのお楽しみ♪


【ヒント】
傾向の一つは、前回のエントリーにあります。
もう一つについては、１０月１１日の１着の父に注目！

ありゃ、よく見りゃジャンポケ産駒が１勝している。
でも、これは２歳未勝利戦でのものだから、気にしない気にしない♪



＝つづく＝

ダービー馬発進！

いよいよ今週、最強厩舎の秘密兵器がヴェールを脱ぐ！
土曜日に行なわれる京都芝２０００ｍでデビューするとのこと。

なんだか馬よりも人間の方が入れ込んじゃって、足の小指を骨折したらしいですが。
馬じゃなくて良かったですね！師匠！
お大事に。

それはさておき。
そんな全治３ヶ月の師匠に水を差すようで申し訳ないのですが、これはどうしてもお伝えしておかなければならないことがありますので、ここは心を鬼にして申し上げさせて頂きます。
どうか、現実から目を逸らさずに、厳然たる事実を見つめてください。

期待の愛馬がデビューするので、浮かれているのは手に取るように分かりますが、単にデビューするだけで、勝てるとは限らない。いや、むしろ「勝てない」と断言してもいいくらいだ。

なぜなら、スペシャルウイーク産駒の新馬戦での成績は、０勝！２着７回！３着２回！だから。
日曜日の新馬戦では、１１頭中４頭も出走していながら２着、３着が精一杯だったしね。


でも、水を差すばかりじゃあアレなんで、一筋の光をなんとか見つけてみました。

ということで、京都芝２０００ｍの血統傾向↓

父ＳＳ系は０－２－１と１勝も挙げていないけど、ほら、３着にスペシャルウイークが。
そういえば、秘密兵器の厩舎は先週菊花賞を制した音無厩舎で勢いがあるし、２着に突っ込んだのはスペシャル産駒のフローテーションだったしね。
京都では相性いいのではないかと思います。
なんせ、競馬ラボ・ＢＳＬの班長サカマキが、京都芝２０００ｍの特注馬としてスペシャルウイーク産駒を挙げているくらいですから。
☆詳しくはこちら☆

でも、まあ新馬戦を勝たないとダービー馬になれないって決まりはないわけで、人が入れ込んでも仕方がないので、ここは一つ、まずは無事完走して、あわよくば・・・って感じでどうですかねえ？
あっ、もう入れ込んでしまってましたね。
こりゃまた失礼しました。
足の小指痛いですか？


＝つづく＝

スワンの法則２～フスマ

いくらスワンＳが簡単だといっても、そんなに世間は甘くはない。

ということで、突然ですがここで第二問。



【問題２】
下記の血統傾向は、スワンＳのもう一つのキーワードを表したものですが、
一体これは何を意味するのでしょうか？
その根拠について実例を挙げながら答えなさい。
（配当：１０００倍）



これは前回よりも超難問なのでちょっとヒントを。

【ヒント】
「フ・ス・マ」
ちなみに襖ではありませんので、念のため。





【正解】
色が塗ってある種牡馬には自身あるいは産駒に、府中・芝１２００ｍ・芝１６００ｍでの実績があり、そのような種牡馬は毎年必ず馬券対象になっている。
よって、スワンＳのもう一つのキーワード「フスマ」とは、「府中・スプリント・マイル実績」のことである。



【根拠】

＜フジキセキ＞
自身…９５年朝日杯１着

コイウタ…０７年ＶＭ１着
エイジアンウインズ…０８年ＶＭ１着

ファイングレイン…０６年ＮＨＫ２着、０８年高松宮１着
キンシャサノキセキ…０６年ＮＨＫ３着、０８年高松宮２着、スプリンター２着



＜コジーン＞
アドマイヤコジーン…９８年朝日杯１着、０２年安田記念１着、高松宮２着、スプリンター２着

そして、これが書ければ部分点を差し上げます↓
ローブデコルテ…０７年オークス１着



＜タイキシャトル＞
自身…９７年マイルＣＳ１着、スプリンター１着、９８年安田記念１着、マイルＣＳ１着

メイショウボーラー…９７年朝日杯３着、０４年ＮＨＫ３着、０６年スプリンター２着
また、ダートではあるが府中で行なわれた０５年根岸Ｓ１着、フェブラリーＳ１着

ウインクリューガー…０３年ＮＨＫ１着



＜ロドリゴデトリアーノ＞
スーパーホーネット…０５年朝日杯２着、０７年マイルＣＳ２着、０８年京王杯ＳＣ１着、毎日王冠１着

そして、これが書ければ更に部分点を差し上げます↓
エリモエクセル…９８年オークス１着



＜ザグレブ＞
コスモサンビーム…０３年京王杯２歳Ｓ１着、朝日杯１着、０４年ＮＨＫ２着

コスモバルク…０４年ＪＣ２着

また、ザグレブが属するヌレイエフ系では、
ブラックホーク…９９年スプリンター１着、０１年安田記念１着

同系統ストラヴィンスキーでは、
コンゴウリキシオー…０７年マイラーズＣ１着、安田記念２着



＜トニービン＞
ノースフライト…９４年安田記念、マイルＣＳ１着

エアグルーヴ…９５年阪神３歳牝馬２着、９６年チューリップ賞１着、オークス１着、９７年秋天１着、ＪＣ２着　ほか

テレグノシス…０２年ＮＨＫ１着、０３年京王杯ＳＣ１着、０４年京王杯ＳＣ２着、安田記念２着　ほか

トニービン産駒については、他にもたくさんいますが割愛させて頂きます。



＜グランドロッジ＞
シンボリグラン…０５年ＣＢＣ賞１着、０７年関屋記念２着

また、グランドロッジが属するダンチヒ系を母父に持つ馬では、

ディープスカイ（母父チーフズクラウン）…０８年ＮＨＫ１着、ダービー１着

エイジアンウインズ（母父デインヒル）…０８年ＶＭ１着

デアリングハート（母父ダンチヒ）…０６年ＮＨＫ２着、府中牝馬Ｓ１着、０７年府中牝馬Ｓ１着

ファイングレイン（母父ポリッシュプレシデント）…０６年ＮＨＫ１着、０８年高松宮１着



＜エアジハード＞
自身…９９年安田記念１着、秋天３着、マイルＣＳ１着

また、エアジハードの父サクラユタカオーを父に持つ、サクラバクシンオーは９３年、９４年スプリンターＳを連覇し、９４年マイルＣＳで２着。



＜クロフネ＞
自身…０１年ＮＨＫ１着、ＪＣＤ１着

フサイチリシャール…０５年東スポ杯２歳Ｓ１着、朝日杯１着

ブラックシェル…０８年ＮＨＫ２着、ダービー３着

スリープレスナイト…０８年スプリンター１着



以上


＝つづく＝

スワンの法則～キーワード

さあ、秋天！

と、その前に京都のスワンＳをちゃっちゃっと片付けておきましょう。
難解な問題は後回しにして、簡単なものから解いていくのが試験の常識。

というわけで、スワンＳの過去５年の血統傾向↓

一見、掴みどころのない血統傾向の一体どこが簡単なのか？



さて、ここで問題です。

【問題】
下記の血統傾向は、あることを強調したいがために色を塗り直したものです。
一体それは何を意味するのかを答えなさい。
また、その根拠について実例を挙げながら示しなさい。
（配当：１００倍）






【正解】
色が塗ってあるネイティヴダンサー系、クロフネ、ストームバード系、マヤノトップガン、フジキセキ、タイキシャトルは全てダート血統で、少なくとも１頭が毎年必ず馬券対象になっている。
よって、スワンＳではダート血統を狙えばよいことを意味する。



【根拠】
ネイティヴダンサー系、クロフネ、ストームバード系は説明不要なので省略。

＜マヤノトップガン産駒＞
メイショウトウコン…０７年平安Ｓ１着、東海Ｓ１着

＜フジキセキ産駒＞
カネヒキリ…０５年ＪＣＤ１着、フェブラリーＳ１着

＜タイキシャトル産駒＞
メイショウボーラー…０５年ガーネットＳ１着、根岸Ｓ１着、フェブラリーＳ１着

以上


＝つづく＝

今日のスペシャル！～結果

いよいよ最強厩舎の秘密兵器・２００９年ダービー馬のデビュー戦が１週間後に迫った。
デビュー勝ちを目指して調教も順調に積んでいるようだ。

だが、昨日の東京５Ｒ新馬戦（芝１８００ｍ）でスペシャルウィーク産駒はまたしても勝てずじまい・・・

これでスペシャルの新馬戦での成績は０－６－２となった。
未だ新馬勝ちした産駒は出ていない。
来年のダービー馬にとってはなんとも嫌な流れだ。

そんなダービー馬を思ってか、露払いとして本日の京都５Ｒの新馬戦にスペシャル産駒がなんと４頭も出走する。
中でもアンカツ騎乗の④ブエナビスタが人気を集めているようだが、残念ながら来ても２着まで！

ということで、まずはこちら↓

■アグネスタキオン：２－０－１

■母父グレイソブリン系が２－１－１（トニービンが２－１－０）、父で２着1回


これは楽勝♪
☆京都５Ｒ～新馬戦☆

◎　⑨ダノンイチロー…アグネスタキオン×トニービン
血統傾向そのまんまだ♪
目下、単勝１９倍。
美味しすぎますねえ。

相手はお遊びで↓
○　⑦テイエムシバスキー…テイエムオペラオー×トニービン
目下、単勝万馬券！！
⑨の単勝だけで十分なのでチャリ銭で十分。


で、押さえにスペシャル産駒を。

△　①アルティマタレント

△　②リーチザクラウン

△　④ブエナビスタ

△　⑩ヒカルアスティル

さて、この４頭はダービー馬の露払いが出来るのだろうか？
乞うご期待！

＝つづく＝

【結果】

◎　⑨ダノンイチロー…１０着（５人気）

○　⑦テイエムシバスキー…９着（１０人気）

△　①アルティマタレント…７着（７人気）

△　②リーチザクラウン…２着（２人気）

△　④ブエナビスタ…３着（１人気）

△　⑩ヒカルアスティル…８着（９人気）

１１頭中４頭も出走しておきながら、またしてもスペシャルウイーク産駒は勝てなかった…
大丈夫なのか？
最強厩舎の秘密兵器は？

＝おしまい＝

菊の法則１２～総括

ダービーが終わった時点で菊花賞◎を決めていたフローテーションが２着に入ったものの、
相手がこれじゃあ話にならない↓

①　フローテーション…２着（１５人気）　複勝８５０円
もし、暮れの中山名物・ステイヤーズＳに出てくれば、もちろん◎！
有馬でもね♪

②　メイショウクオリア…１２着（１２人気）

⑫　ヤマニンキングリー…９着（１６人気）

⑱　ダイワワイルドボア…８着（４人気）

で、血統傾向はこうなった↓

３年連続でＳＳ系は勝てずじまいで、ＳＳ第２世代が３年連続２着。
二代目では２着が精一杯なのか？



ところで、アレやコレやとコネクリ回した数々の法則でしたが、その殆どがお蔵入りとなってしまった。

お蔵入り↓

ＳＳ系の三冠ならず！
残念ながらこの法則はもう使えない。



でも、これは使えるかも↓

「ＳＳ系が皐月賞を制した年の菊花賞は、皐月賞１着と同じ系統を持つが勝つ！」
来年はこれでコネクリ回そうかな。



そして、これもＯＫ↓

特に万葉Ｓ、春天で１着の母父に入ったロベルト系が菊花賞２着の母父になったことに注目。
それと、春天1着の父⇒菊1着の母父がヴィスリージェント系なので、万葉Ｓは無視して春天⇒菊の血統リンクだけでいいのかも。
これは来年めちゃくちゃ使えそうだ♪

ということで、惨敗に終わった今年の菊花賞ですが、来年はタダ貰い！
・・・のはずなんだけどなあ。

＝おしまい＝