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阪大の法則1~必須血統

2010-03-16 00:00:00 | 長距離血統の法則
 オウケンブルースリも、フォゲッタブルも出走しないお陰で、なんとも小粒のメンバー構成となった今年の阪神大賞典。いっそのこと、阪神大賞典特別と銘打って、オープン特別に格下げしてもいいくらい。だからといって、血統傾向を無視するわけにはいかない。むしろ、こんな混戦模様のときこそ血統傾向を頼りにすべき。

 阪神大賞典血統傾向過去7年↓

 リピーターは、ファストタテヤマ、リンカーン、アイポッパー、そしてトウカイトリックの4頭。
 傾向的には、父SS系が3-3-5と最大勢力だが、ここ3年では2着1回、3着1回と勝ち切れていない。が、母父SSが2勝を上げており、過去7年では3-3-1。
 したがって、SS系を父にも母父にも持たないのは、トウカイトリックとアドマイヤジュピタの2頭のみとなる。その2頭の母父はいずれもロベルト系なので、過去7年で3着以内に入った馬すべては、SS系あるいはロベルト系、即ちヘイルトゥーリーズン系を父か母父に持っているのだ。つまり、阪神大賞典では、ヘイルトゥーリーズンの血が必須なのである。

 格がモノを言う別定のG2なら、ここは昨年の覇者でもある☆ アサキサキングス(ホワイトマズル×SS)が大威張り。そして、3000m超の実績ならば、☆ トウカイトリック(エルコンドルパサー×シルバーホーク)の右に出る者はいない。

 どこまで行っても、このリピーターの2頭で何もない今年の阪神大賞典でいいのではないだろうか。
 だが、この2頭にとってこんな嫌なデータもある。

【阪神大賞典~性齢別成績】

 4歳・5歳馬が中心。6歳のアサクサキングス、8歳のトウカイトリックにとっては、全くもってありがたくないデータではある。かといって、2頭以外で食指が動く馬もいないのもまた事実。2頭の一本で行くか、それとも穴馬を抜擢するのか思案のしどころ。

ちなみに、そこそこ人気になりそうなメイショウベルーガであるが、過去7年、牝馬の出走は2頭のみだが、04年シンコールビー9着、09年テイエムプリキュア9着と、いずれも着外に惨敗していることを付け加えておく。

=つづく=



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