No.09「MS-06F/量産型ザクII」
H:17.5m/W:58.1t
今回は10月15日分の改訂版です。
第43回「量産型ザクII」
「量産型ザクII」は、ジオン公国軍の主力MSとして開発されており、外観はC型と
ほぼ同じ形状となっています。更にすべてのMSの基本となっていると言っても過言
ではありません。06系としては3番目に開発された機種ですが、「南極条約」により
不要となったC型からの改装機も多く、それ以前のA型、C型と較べても外装には、
ほとんど大差はないと言われています。コクピットへの搭乗方法には、サイドイン方
式が採用されており、左胸部のハッチから搭乗し、シートに座ることで自動的にコク
ピットまで移動するようになっています。この方式は正面装甲を強化できるという利
点もありますが、搭乗に多少時間がかかるという欠点もあるようです。この方式が大
きく変更されたのは、「統合整備計画」が開始されて以降だとされています。また、
当初は脱出装置が組み込まれておらず、「一年戦争」緒戦では数多くのパイロットの
命が失われていますが、高機動型であるR型から脱出装置が組み込まれて以降、F型
にも順次採用されています。
機体の生産は、ジオン本国の他に月基地グラナダ、制圧したコロニーの工業ブロック
でも行われており、時期や工廠によって幾つかのバリエーションがあったと言われて
います。また、運用に支障がなければ各部隊、個人による改修も許されており、同じ
F型であっても個体差が多くあり、その全容を把握することは難しいでしょう。この
他、S型が生産されるまでの間、中隊長用として使用される機体もあり、その際、頭
部にブレード・アンテナが設置されることもあったと言われています。
このように同機種であっても個体差があるため、パイロットによっては兵器以上の愛
着が湧き、新機種が開発されても頑なに本機に乗り続ける者も多く、その生産数と合
わせて戦後も名機と言われる程にジオン軍を象徴する機体となっています。
以上で第43回の講義を終了いたします。
次回の第44回では「グフ」についてお話しいたします。
H:17.5m/W:58.1t
今回は10月15日分の改訂版です。
第43回「量産型ザクII」
「量産型ザクII」は、ジオン公国軍の主力MSとして開発されており、外観はC型と
ほぼ同じ形状となっています。更にすべてのMSの基本となっていると言っても過言
ではありません。06系としては3番目に開発された機種ですが、「南極条約」により
不要となったC型からの改装機も多く、それ以前のA型、C型と較べても外装には、
ほとんど大差はないと言われています。コクピットへの搭乗方法には、サイドイン方
式が採用されており、左胸部のハッチから搭乗し、シートに座ることで自動的にコク
ピットまで移動するようになっています。この方式は正面装甲を強化できるという利
点もありますが、搭乗に多少時間がかかるという欠点もあるようです。この方式が大
きく変更されたのは、「統合整備計画」が開始されて以降だとされています。また、
当初は脱出装置が組み込まれておらず、「一年戦争」緒戦では数多くのパイロットの
命が失われていますが、高機動型であるR型から脱出装置が組み込まれて以降、F型
にも順次採用されています。
機体の生産は、ジオン本国の他に月基地グラナダ、制圧したコロニーの工業ブロック
でも行われており、時期や工廠によって幾つかのバリエーションがあったと言われて
います。また、運用に支障がなければ各部隊、個人による改修も許されており、同じ
F型であっても個体差が多くあり、その全容を把握することは難しいでしょう。この
他、S型が生産されるまでの間、中隊長用として使用される機体もあり、その際、頭
部にブレード・アンテナが設置されることもあったと言われています。
このように同機種であっても個体差があるため、パイロットによっては兵器以上の愛
着が湧き、新機種が開発されても頑なに本機に乗り続ける者も多く、その生産数と合
わせて戦後も名機と言われる程にジオン軍を象徴する機体となっています。
以上で第43回の講義を終了いたします。
次回の第44回では「グフ」についてお話しいたします。