No.0071「MS-06F/ドズル=ザビ専用ザクII」
H:17.5m/W:58.1t
役職は重役ではなく「係長」でした。
第71回「ドズル=ザビ専用ザクII」
「ドズル=ザビ機」は、宇宙攻撃軍総司令官であるドズル=ザビ中将の専用機として
F型を原型機としたカスタム・タイプであり、基本的な性能は一般機からの変更はあ
りませんが、中将の体格に合わせたコクピット容積の拡大、徹底的なチューニング、
並びに両肩部のアーマーが4本のスパイクのついたタイプへと変更され、拳部にも3
本のスパイクが取り付けられています。この他、頭部、及び腰部の動力パイプには、
一般機とは形状の違うものが使用されていますが、本機以外に用いられている機種が
ないため、どのような効果を狙ったものであるか、残された資料から知ることは難し
いと思われます。同時に武装として特製の大型ヒートホークも用意されており、中将
はヒートホークのみを用いていたと言われています。また、機体色には、深緑で塗装
され、その上から金のエングレービングが施されており、式典用としても中将の威厳
を表すに相応しい機体だと言えるでしょう。
一般的に本機の様な高官用の機体は、ステータス・シンボルとして存在することが多
いと言われていますが、中将の場合は「ルウム戦役」の際、自ら本機に搭乗して戦場
視察との名目で、三個戦隊のMSを引き連れて実戦に参加したと報告されています。
もちろん、この行動には戦意高揚としての意味合いが強かったと思われますが、後方
で指揮を執ることを良しとせず、自らも前線に出ようとする性格が現れており、そこ
に策謀はなかったのかもも知れません。この際、中将の護衛を任されていたのが、後
に「ソロモンの白狼」と呼ばれるシン=マツナガ中尉(当時)であったことは、現在
でもよく知られています。
また、中将には本機の他にもR型が用意されていたとも言われています。
以上で第71回の講義を終了いたします。
次回の第72回では「ZZガンダム」についてお話しいたします。
H:17.5m/W:58.1t
役職は重役ではなく「係長」でした。
第71回「ドズル=ザビ専用ザクII」
「ドズル=ザビ機」は、宇宙攻撃軍総司令官であるドズル=ザビ中将の専用機として
F型を原型機としたカスタム・タイプであり、基本的な性能は一般機からの変更はあ
りませんが、中将の体格に合わせたコクピット容積の拡大、徹底的なチューニング、
並びに両肩部のアーマーが4本のスパイクのついたタイプへと変更され、拳部にも3
本のスパイクが取り付けられています。この他、頭部、及び腰部の動力パイプには、
一般機とは形状の違うものが使用されていますが、本機以外に用いられている機種が
ないため、どのような効果を狙ったものであるか、残された資料から知ることは難し
いと思われます。同時に武装として特製の大型ヒートホークも用意されており、中将
はヒートホークのみを用いていたと言われています。また、機体色には、深緑で塗装
され、その上から金のエングレービングが施されており、式典用としても中将の威厳
を表すに相応しい機体だと言えるでしょう。
一般的に本機の様な高官用の機体は、ステータス・シンボルとして存在することが多
いと言われていますが、中将の場合は「ルウム戦役」の際、自ら本機に搭乗して戦場
視察との名目で、三個戦隊のMSを引き連れて実戦に参加したと報告されています。
もちろん、この行動には戦意高揚としての意味合いが強かったと思われますが、後方
で指揮を執ることを良しとせず、自らも前線に出ようとする性格が現れており、そこ
に策謀はなかったのかもも知れません。この際、中将の護衛を任されていたのが、後
に「ソロモンの白狼」と呼ばれるシン=マツナガ中尉(当時)であったことは、現在
でもよく知られています。
また、中将には本機の他にもR型が用意されていたとも言われています。
以上で第71回の講義を終了いたします。
次回の第72回では「ZZガンダム」についてお話しいたします。